小学校への入学前後の6歳は、知能の土台が整う時期です。
思考力や集中力を使った遊びにも取り組めるようになり、「頭が良くなるおもちゃを与えたい」と考えるママやパパもいるでしょう。
子どもに学びを強制するのではなく、興味や好奇心を引き出すおもちゃを選ぶことが、成長の重要なポイントです。
この記事では、6歳の子どもが夢中になる「買ってよかったおもちゃ」を紹介します。男の子、女の子が長く遊べる知育玩具やスポーツトイを厳選したので、参考にしてみてください。
6歳のおもちゃを選ぶポイントは?
6歳のおもちゃを選ぶポイントは、次の4つです。
- 知的探求心や探究心を高めるおもちゃ
- 大人も楽しめるボードゲーム
- 外で遊びたくなるおもちゃ
- 小学校の授業が楽しくなるおもちゃ
まずは選ぶポイントを確認して、おもちゃ選びの参考にしてみてください。
知的探求心や探究心を高めるおもちゃ
6歳の子どもの能力を引き出すのは、知的好奇心や探究心を高めるおもちゃです。
知能が発達する年齢とはいえ、まだまだ知らない世界がたくさんあり、不思議や疑問を解消しようとします。
「自分で考えてやってみる」ことは、大人になってから「挑戦できる力」や「諦めない力」につながります。
ママやパパが促すのではなく、子どもが自分から興味を持って遊んでみたいと思えるおもちゃを選びましょう。
大人も楽しめるボードゲーム
幼少期はママやパパが「遊んであげる」が多いですが、6歳になると「一緒に遊べる」が増えてきます。
大人も遊べるボードゲームのおもちゃを選ぶと、親子で盛り上がること間違いなし。
6歳児は勝ち負けへのこだわりも出てくるため、勝ちたい気持ちが上達を後押しすることもあるでしょう。
また、大人も一緒に遊びを楽しむことで親子のコミュニケーションも増え、自己肯定感が生まれやすいと言われています。
親目線だけでなく、友達のような対等な関係性で話をする機会が増えると、コミュニケーション不足に悩みにくいのもメリットです。
外で遊びたくなるおもちゃ
小学校に通い始めると、外遊びより家にいることが好きになる子どももいます。
休みの日は自宅で過ごすのも良いですが、テレビやネットゲームの時間が増えるなら、外に出かけることも促したくなるでしょう。
室内ではできないスポーツトイやラジコンカーなどのおもちゃで、外遊びの意欲をかき立てるのがおすすめです。
体を動かすことで運動神経が向上するだけでなく、ストレス発散にもなります。
小学校の授業が楽しくなるおもちゃ
幼少期は知識より体験が重要とも言われており、「夢中になって考えている時間」や「知的好奇心を満たす遊び」が後々の学力の礎となります。
ただ、6歳は小学校入学を前後の年齢のため、学校の学習を先取りしたいと考えるママやパパもいるでしょう。
頭が良くなるおもちゃを探すなら、小学校の授業が楽しくなる観点で選ぶのがおすすめです。
例えば、立体的なパズルやブロックは算数の空間図形をイメージしやすくなります。また、都道府県や国名を使ったおももちゃは社会の時間に「知っている!」が増えるでしょう。
暗記を目的とするより、子どもが夢中になる中で覚えた知識は大きくなっても活かされます。
買ってよかったおもちゃ6歳おすすめ
6歳に買ってよかったおもちゃ10個を厳選しました。男の子、女の子のそれぞれに人気なおもちゃもセレクトしています。
- レゴ(LEGO) シティ 消防指令トラック 60374
- アイヒホーン クリエイティブセット 170ピース
- キュボロ(CUBORO)
- コーディング・アート
- 【アポロのピクチュアパズル】 にほんの47とどうふけん 47ピース
- ブロックス
- 人生ゲーム
- ラブあみ マスコットメーカー
- DEERC ラジコンカー DE42
- ENJOY FAMILY マジックナイン
レゴ (LEGO) シティ ポリスステーション 60316
レゴシティは世界的に有名なLEGOブロックのシリーズで、対象年齢は6歳からです。今まで大きいサイズのレゴデュプロで遊んでいた子も、レゴに移行にぴったりの年齢です。
レゴシティには消防車・飛行機・ポリス・病院など、街ではたらく乗り物や建物があります。ミニフィギュアが付いているので、組み立てた後はごっこ遊びも楽しめます。
シリーズの「ポリスステーション」は、3階建ての警察署にパトロールカー、ヘリコプター、ゴミ収集車も付属。男の子はもちろん、女の子にも人気のおもちゃです。
- 6歳頃から遊べるLEGOのシリーズ
- 街で活躍する乗り物や建物が、細かい部分まで再現されている
- ギミックや動くパーツで楽しくごっこ遊びができる
アイヒホーン クリエイティブセット 170ピース
アイヒホーン クリエイティブセットは、木製ブロックとネジやワッシャー、プラスチックパーツを組み合わせて作品が作れます。有名おもちゃブランドのボーネルンドでも取り扱いがあり、6歳頃からがおすすめの年齢です。
170ピースが入っていて、イメージをもとに組み合わせたり、説明書に書かれたクレーンや乗り物をつくったりと、遊びの幅は無限大。創造力を高められるでしょう。
最初は工具の使い方に慣れるために、自由に組み立ててみるのがおすすめです。ドライバーやナット、ワッシャーが付いているため、工具への理解も進みます。
- ピースの数が多くいろいろな作品が作れる
- 説明書どおりに作ることも、アイデアを広げることもできる
- 工具の使い方が覚えられる
キュボロ(CUBORO)
キュボロは1辺5cmの積み木を組み立てて、ビー玉の通り道を作るおもちゃです。線路のような平面のコースをつくるなら3~4歳から遊べますが、6歳になると立体的な組み立ても可能に。
どこに穴や溝があいていて、どの部分につながるのか…と、思考力・空間認識力・集中力が養われるおもちゃです。最初はシンプルな道でも、だんだん大人顔負けのコースをつくる子どももいます。
キュボロには「スタンダード16」「スタンダード32」「スタンダード50」があり、違いは積み木の数です。気に入ったら買い足しもできるため、予算に合わせて選びましょう。
- 思考力・空間認識力・集中力を高められる
- シンプルなおもちゃのため長く使える
- 藤井聡太棋士が幼少期に遊んでいたことで話題に
コーディング・アート
コーディング・アートは、プログラミング的思考が養われるおもちゃです。イタリアのケルチェッティ社のおもちゃで、ボーネルンドでも取り扱いがあります。
下絵カードのイラストを完成させるために、はたらきが違う4種類のボタンを操ります。シンプルながらコーディングが学べるため、プログラミングの入門としておすすめです。
最初は完成させることを目標、慣れてきたら早くできるように筋道を立てて考えることで思考力が高まるでしょう。自分で下絵カードを作製し、ピクセル画をつくることもできます。
- プログラミング的思考が養われる
- シンプルなルールで分かりやすい
- 安全性はもちろん高品質で長く使用できる
【アポロのピクチュアパズル】 にほんの47とどうふけん 47ピース
6歳になると帰省や旅行などで、他府県に行ったことがある子どもも多くなります。「〇〇県は遠い?どこにある?」との疑問を持つ子にぴったりなのが、地図が学べるパズルのおもちゃです。
「【アポロのピクチュアパズル】 にほんの47とどうふけん 47ピース」は、名前のとおり47都道府県のピースをはめていくパズルです。地方ごとにピースの色が分かれているので初めてでも挑戦しやすく、慣れてくると色でどの地方か判断できます。
都道府県ごとに特産品のイラストが書かれているので、「みかんは愛媛県」「なまはげは秋田県」のようにイメージをしながら記憶できるでしょう。
- 都道府県の名前や大きさ、特産品が自然と覚えられる
- 帰省や旅行のときに子どもの移動距離の疑問が解決する
- 一般的なパズルと雰囲気が違うため興味を持ちやすい
ブロックス
ブロックスは、世界50カ国以上で人気の陣取りゲームです。対象年齢は7歳以上ですが、6歳も大人がサポートすると遊べる子が増えてきます。
ルールはピースの角がつながるように、順番に1つずつ置いていきます。他のプレイヤーより早く陣地を広げて、手持ちのピースをたくさん置いた人が勝ちです。
1回のプレイは20~30分とやや長めであるものの、夢中になれるボードゲームで思考力や集中力が身に着きます。
- シンプルながら奥が深く長く遊べる
- 2~4人でプレイできて家族で楽しめる
- 思考力や集中力を高められる
人生ゲーム
すごろく形式のボードゲームの中で、圧倒的な知名度と人気を誇るのが人生ゲームです。大人と一緒であれば6歳頃から楽しめます。
ルールは、結婚・出産・職業・お宝などのライフイベントを経て、億万長者を目指します。山あり谷ありでストーリー性があるため、子どもも大人も夢中になれるでしょう。
株や保険、約束手形など6歳には馴染みがない内容も出てくるものの、ママやパパがサポートすると「嬉しいもの」「悲しいもの」のような区別は可能です。年齢が上がることに、複雑なルールへの理解が深まります。
- 人生のライフイベントをボードゲームで体感できる
- 4桁以上の数字の数え方や計算が覚えられる
- ルーレットの出目の運の要素が強いため、家族で盛り上がれる
ラブあみ マスコットメーカー
ラブあみは対象年齢6歳以上のメイキングトイで、ニットの小物が簡単に編めます。
「ラブあみ マスコットメーカー」は、手のひらサイズのあみぐるみやニット小物向けの大きさです。取扱説明書には、すぐできあがる簡単な作例や、流行のモチーフ編みなどが掲載されているので、参考に作ってみましょう。
付属の毛糸だけでなく、市販の素材を使って遊ぶことも可能。手芸屋などで気に入った色や手触りの素材で作品が作れます。
- 可愛いマスコットやシュシュなどが作れる
- 毛糸以外の素材も使用できるため、通年使える
- 編み物や手芸の入り口にぴったり
DEERC ラジコンカー DE42
DEERCはラジコンのブランドで、本格的なラジコンカーが楽しめます。6歳であれば、野原や砂利でも走行でき、操作性が簡単なおもちゃがおすすめです。
「DEERC ラジコンカー DE42」はさまざまな地形に対応し、障害物を突破できます。6歳も目で追いやすいスピード(10km/h)で操縦しやすいでしょう。
DEERC社は性能の高さも人気です。ラジコンの走行が可能な公園を見つければ、外遊びに出かけるのが楽しみになります。
- ラジコンブランドの性能の高さ
- 子どもも扱いやすく入門にぴったり
- パパも操縦したくなるかっこよさ
ENJOY FAMILY マジックナイン
ENJOY FAMILY マジックナインは、野球のピッチングの練習ができるスポーツトイです。まだ球威がない6歳であれば、最初は室内で的当てのように楽しむこともできます。
ストラックアウトはバッティングセンターでも見かけるようになりましたが、自宅の庭や広場で練習できると上達が早いでしょう。
ピンクと黄緑の2色のボールがあるため、親子や兄弟で競い合うことも。お値段は1万円以下とコスパの良さも人気です。
- ストラックアウトを自宅で楽しめる
- ピッチングのコントロールが身に着く
- マジックテープで球拾いの手間が少ない
まとめ|6歳で買ってよかったおもちゃのおすすめ
子どもが探究心を持って遊べるおもちゃは、「6歳で買ってよかった!」と人気があります。
また、外遊びが楽しくなるおもちゃも誕生日やクリスマスプレゼントに人気です。
一番は子どもの「やってみたい」を引き出すこと。今までにない体験ができるおもちゃや、子どもの関心が高いジャンルを選ぶのがおすすめです。
子どもが楽しめるのはもちろん、これからの学習や挑戦する力をおもちゃで養いましょう。