こどもちゃれんじはベネッセが提供する幼児通信教育教材で、しまじろうたちと楽しく学習ができると人気です。
年長にはタブレットの「じゃんぷタッチ」とエデュトイ・紙教材の「こどもちゃれんじじゃんぷ」があり、2つの学習スタイルから子どもに合う方を選べます。
この記事では、こどもちゃれんじ年長の口コミや、実際にじゃんぷタッチを受講した体験談、それぞれの学習スタイルのメリットとデメリットを解説します。
こどもちゃれんじは年長の途中から始めても理解できるように作られているので、小学校の入学に向けて今からスタートしましょう。
こどもちゃれんじ年長の基本情報
サービス名 | こどもちゃれんじ |
---|---|
運営元 | ベネッセコーポレーション |
学習スタイル | じゃんぷタッチ:タブレットなど こどもちゃれんじじゃんぷ:エデュトイ・紙教材など |
こどもちゃれんじは、ベネッセコーポレーションが運営する幼児通信教育です。
ベネッセは幼児~高校生向けに通信教育を提供しており、こどもちゃれんじの対象年齢は0~6歳。
<じゃんぷ>が年長向けのプログラムで、2種類の学習スタイルから選べます。
じゃんぷタッチは専用タブレットを中心に学習を進め、小学校入学に必要な知識を身につけます。
教材の内容は次のとおりです。
動画コンテンツ | 毎月 |
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紙ワーク | 年3回程度 |
エデュトイ | 年5回程度 |
じゃんぷタッチはタブレット学習がメインのため、動画コンテンツを毎月ダウンロードできます。
読み書き計算などの知育だけでなく、科学・表現・社会性・ルール・英語なども学べるのが特徴です。
じゃんぷタッチのメリットは、子どもが自分一人で学習を進められること。
動画コンテンツだけでなく、紙ワークやエデュトイが届く月もあります。
タブレットで理解を進めて紙ワークで思考力を伸ばし、エデュトイで学習のやる気を後押しできるでしょう。
こどもちゃれんじ年長のイマイチな口コミ
こどもちゃれんじは評判の良い幼児教育教材ですが、年長を受講した人の中にはイマイチな口コミもありました。
「じゃんぷタッチ」と「こどもちゃれんじじゃんぷ」、それぞれの口コミを確認しておきましょう。
じゃんぷタッチは簡単すぎる
タブレット教材のじゃんぷタッチには「簡単すぎる」という口コミがありました。
こどもちゃれんじのタブレット内の動画コンテンツは、子どもが一人でも進められるように、丁寧に解説されています。
イントロのアニメーションを見て、解説を交えつつ問題を進めていくため、計算ドリルのように自分のペースで問題をどんどん解きたい子には物足りなく感じるかもしれません。
無学年式の通信教材などで小学校の内容に取り組んだことがあるなら、「知育」の問題は復習の位置づけになるでしょう。
一方で、じゃんぷタッチには「科学」「表現」「社会性」「プログラミング」「英語」など多様な問題があるため、学びの幅を広げられるメリットがあります。
こどもちゃれんじじゃんぷは教えるのが大変
こどもちゃれんじじゃんぷは紙教材のため、採点や解説など学習のサポートを親が担う必要があります。
子どもの勉強を見る余裕がある人には紙教材も良いですが、忙しいと苦労することがあるでしょう。
こどもちゃれんじの年長にはタブレットと紙教材の2種類があるため、子どもに合っていて保護者も無理なくサポートできる方を選ぶことをおすすめします。
こどもちゃれんじ年長の良い口コミ
こどもちゃれんじ年長には、良い口コミがたくさんありました。
「じゃんぷタッチ」と「こどもちゃれんじじゃんぷ」、それぞれの良い口コミを見ていきましょう。
じゃんぷタッチは教え方が上手い
じゃんぷタッチには「分かりやすい」との口コミが非常に多いです。
段階的な説明のため年長児も一つ一つが理解しやすく、分かることで勉強が楽しくなるでしょう。
間違った問題はヒントを見ながら取り組むこともでき、着実に理解を深められます。
じゃんぷタッチは子どもが夢中になる
年長さんにとって、学習を習慣化するのは難しいことです。
紙教材だと興味を示さない子でも「じゃんぷタッチは喜んでくれる」との口コミがあります。
大人が触っているスマホやタブレットに興味を持つ年齢のため、自分専用タブレットで学習できるのは嬉しいことでしょう。
学習習慣を身につける第一歩としてじゃんぷタッチは活躍します。
こどもちゃれんじじゃんぷは問題が良い
こどもちゃれんじ年長は「もじ」や「かず」の基本だけでなく、小学校の理科・社会につながる問題も入っています。
紙教材のこどもちゃれんじじゃんぷは、実際にエデュトイや紙教材のシールで体験できるため、学びが記憶に残りやすいです。
幼児期に取り組んだ経験が、今後の学習の基盤となるでしょう。
こどもちゃれんじ年長の「じゃんぷタッチ」を受講してみたレビュー
こどもちゃれんじ年長の「じゃんぷタッチ」を、実際に受講した感想を紹介します。
じゃんぷタッチが届いた中身
じゃんぷタッチのメインは専用タブレットです。
- タブレット
- タッチペン
- タブレットカバー
- 充電アダプター
タブレット関連の機器はそれぞれ袋や箱に入っており、簡単に装着できます。
初期設定の方法は「じゃんぷタッチ さいしょに読む本」に書いてあり、まずはタブレットを充電をしておきましょう。
他にも、付属教材の「コントローラー」と「デジタルスタンプ」が入っていました。
エデュトイなどの付属教材は始める月によって内容が異なります。
ペーパー類は大人向けの読み物だけでなく、年長さんの学習意欲を後押しするシートなども入っています。
こどもちゃれんじは続けやすい仕組みが整っているため、三日坊主になりがちな子にもおすすめです。
じゃんぷタッチの初期設定
じゃんぷタッチの初期設定は、大きく次の流れです。
- タブレットを充電
- Wi-Fiを設定
- 会員番号とパスワードを入力
- 保護者の情報を入力
- 子どもの情報を入力
じゃんぷタッチは初期設定時に、データの受信などを含めて30分ほど時間がかかりました。(通信環境によって差があると思います)
途中で切れてしまわないよう、充電は満タンにしてから設定を始めましょう。
じゃんぷタッチは設定時やデータ読み込み時にWi-Fi接続で、メインで学習する場所のWi-Fiを繋いでおきます。
Wi-Fiに接続できたら会員番号とパスワードを入力し、データの読み込みが始まります。
保護者の氏名や学習の進捗を受け取るメールアドレスなどを入力したら、子どもにバトンタッチ。
ニックネームなどと決めて登録すると、初期設定は完了です。
じゃんぷタッチの取り組み方
じゃんぷタッチの進め方は、冊子の「1日の取り組みの流れ」に書かれています。
「今日のレッスン」をタッチして、おすすめ順に取り組むので迷わなくてOK。
紙ワークのように好きなページからできるのではなく、説いて基本的に前から順番に進む流れです。
好きな問題だけを解いてしまう心配はありません。
11月号にはデジタルスタンプが入っていて、1日1回タブレット上でスタンプを押せます。
スタンプが貯まっていくので、継続して取り組むきっかけになるでしょう。
学習アラームも設定できるため、学習習慣を身に着けるのにぴったりです。
曜日別に設定できるので、習い事の日は外したり、土日は昼の時間に設定っしたりと便利に使えます。
じゃんぷタッチに年長児が挑戦
じゃんぷタッチは子どもが興味を示しやすいよう、しまじろうを始めとしたキャラクターのアニメーションが入ります。
30秒~1分の短いアニメーションがちょうどよい印象です。
我が家は11月号から始めましたが、学年の途中からでも問題なく取り組めます。
じゃんぷタッチは専用タブレットとタッチペンの操作性が良く、ストレスなく進められます。
映像が綺麗で、文字ははっきりとした平仮名で書かれていて読みやすいです。
数の問題も、順を追って考えられるようにできているため理解しやすかったです。
親が隣に付いて教えなくても、年長児が一人で進められていました。
じゃんぷタッチはタッチペンもスムーズで、文字が書きにくいとは感じませんでした。
間違えたときに【全部消す】を押すとすぐに消せるため、消しゴムの練習にはなりませんが、問題に集中できるのもよかったです。
「あかペンせんせい」に回答を提出できる部分があり、年少児も真剣に取り組んでいました。
添削してもらえる問題は少ないですが、月に一度でも先生に観てもらえるのはモチベーションにつながります。
じゃんぷタッチの難易度と効果
じゃんぷタッチは小学校入学に向け「もじやかず」の基本を中心に、幅広いジャンルの問題に当たれるようにできています。
じゃんぷタッチの「知育」の問題の難易度は、学年別の幼児通信教育教材の中では標準的。
説明が丁寧なので、小学校入学準備できっちり基礎力を付けたい子どもにぴったりです。
ただ、じゃんぷタッチには「科学」「表現」「社会性」「プログラミング」「英語」などの内容も取り上げられています。
音楽のリズムに合わせて太鼓をたたく、りぼん結びのどこを引っ張るとほどけるか、など紙ワークでは会得しにくい内容が満載。
「もじ」と「かず」にも応用問題も準備されているのでボリュームは多く、1週間で終わってしまうことは少ないです。
紙のワークが続かない子でもアニメやゲームが好きなら、きっとじゃんぷタッチで夢中になって学習できるでしょう。
こどもちゃれんじ年長の料金
こどもちゃれんじ年長の料金は、次のとおりです。
学習スタイル | 12か月分一括払い | 毎月払い |
---|---|---|
じゃんぷタッチ | 3,230円 | 3,990円 |
こどもちゃれんじじゃんぷ | 2,730円 | 3,290円 |
こどもちゃれんじ年長の料金は1ヶ月あたり3,000円前後です。
12か月分一括払いを選ぶと、じゃんぷタッチは3,230円、こどもちゃれんじじゃんぷは2,730円と、紙教材の方がやや値段は安めです。
じゃんぷタッチは専用タブレットの料金が受講費に含まれており、別途購入の必要はありません。
受講6か月未満でじゃんぷタッチを退会した場合には、専用タブレットの代金8,300円が請求されるため、まずは半年を目指して取り組みましょう。
こどもちゃれんじ年長「じゃんぷタッチ」と「紙教材」のメリットとデメリット
こどもちゃれんじ年長には、タブレットの「じゃんぷタッチ」と、エデュトイ・紙教材の「こどもちゃれんじじゃんぷ」があり、どちらを選ぶか迷っている人も多いでしょう。
それぞれのメリットとデメリットをまとめます。
じゃんぷタッチ(タブレット)
じゃんぷタッチのメリットは、説明が分かりやすく一人でも学習を進められることです。
親が勉強を見る時間がなくても、子どもが自分から学べて理解できる仕組みが整っています。
小学校入学以降もタブレット学習の「チャレンジタッチ」の利用を検討するなら、じゃんぷタッチで操作に慣れておくとスムーズでしょう。
説明が丁寧である反面、すでにひらがなやカタカナ、10までの足し算や時計をマスターしている子には、ややスピードがゆっくりと感じるかもしれません。
また、学習に長時間取り組む場合は視力低下が気になるため、30分ごとに休憩を入れることをおすすめします。
こどもちゃれんじじゃんぷ(エデュトイ・紙教材)
こどもちゃれんじじゃんぷは、エデュトイと紙教材を中心とした学習で、一人ひとりに合ったペースで進められます。
良く理解できている部分は解説は短めに、分からない部分は繰り返し説明をして理解を定着できます。
ただ、年長児が自分で理解できない部分など、ある程度は親が教える必要があるため、時間に余裕がないと負担に感じることもあるでしょう。
親が子どもに寄り添って勉強を教えたいのであれば、こどもちゃれんじじゃんぷがおすすめです。
こどもちゃれんじ年長のよくある質問
こどもちゃれんじ年長のよくある質問に答えます。
こどもちゃれんじは年長からでも始められる?
こどもちゃれんじは年長から始められます。
物語のように前月から続いていないので、学年の途中からでも違和感なく取り組めるでしょう。
じゃんぷタッチは退会後はどうなる?
じゃんぷタッチは、退会した月号から利用できなくなります。
受講6か月未満で退会した場合には、専用タブレットの代金8,300円が請求されます。
6か月以上継続した場合は、タブレット代の請求はなく返却も不要です。
こどもちゃれんじ年長についてまとめ
こどもちゃれんじ年長についてまとめました。
- こどもちゃれんじ年長は小学校入学に向けて幅広い学習ができる教材
- じゃんぷタッチは分かりやすい動画の説明で、子どもが一人で進められる
- こどもちゃれんじじゃんぷはエデュトイと紙教材で、手を動かして体験学習ができる
こどもちゃれんじは、年長児が身につけたい内容がギュッと詰まった教材です。
子どもや家庭に合う学習スタイルを選んで、小学校の入学準備を始めましょう。