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モンテッソーリの知育玩具・おもちゃ一覧


モンテッソーリ教育とは、「自分でできた」を育てる教育

モンテッソーリ教育は、イタリアの女性医師マリア・モンテッソーリが発案した、自立と自律を育む教育法です。「子どもには自分を育てる力がある」という考えを出発点に、子ども自身の意志と選択を尊重しながら、集中・秩序・繰り返し・達成感という発達のサイクルを支援するのが特徴です。

私たち大人はつい、「こうやるんだよ」「間違ってるよ」と口を出したくなります。でも、モンテッソーリ教育では“教えすぎない”ことがとても重要です。子どもが自分の力で気づき、挑戦し、乗り越えた経験こそが、最大の「学び」だからです。

トイサブ!では、1,800種類以上のおもちゃの中から、お子さま一人ひとりの年齢・発達やリクエストに合わせて、おもちゃを選定してお送りしています。

トイサブ!お申込み時や、お申込み後も交換申請時などお客さまの気になるおもちゃをリクエストしていただくことが可能です。

・おもちゃのカテゴリー名(スロープトイ、ピックアップパズル等)
・おもちゃで出来ること(指遊びのできるもの、英語も日本語も流れるもの等)

上記のようなリクエストをいただくことで、専任のプランチームがリクエストを参照したおもちゃプランを作成いたします。
トイサブ!で取り扱いのないおもちゃや在庫がご用意できないもの、トイサブ!での対象月齢(年齢)に合致しないもの等、必ずしもご要望にお応えできない可能性もございますので、ご容赦いただきますようお願い申し上げます。

最終更新日:2025.03.14

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Luz Monteesori ぷくせんせいの写真
この記事を書いた人
ライター名:Luz Monteesori ぷくせんせい
保有資格:0-3歳AMI国際モンテッソーリ教員ディプロマ、3-6歳JAM日本モンテッソーリ教員ディプロマ、幼稚園教諭一種、保育士、保育技術検定1級
経歴:学生時代にオーストラリアのモンテッソーリ教育一貫校にてインターン留学をし、卒業後モンテッソーリ教育の幼稚園・保育園・インターナショナルスクールにて、担任や補佐として7年勤務。2022年に子育て支援「Luz Montessori」の事業を開始。妊娠中から6歳ごろまでの、子育て中のパパママを中心に、子育てコンサルやセミナー・イベント、モンテッソーリのお部屋「Luz 子どもの家」を行い、現在、第一子を子育て中のワンオペママ。
メッセージ:モンテッソーリ教育の視点と、子育て真っ最中の母としての実体験から、日々にそっと寄り添える”これならできそう”と思えるヒントをお届けできたら嬉しいです。

【現役モンテッソーリ教員が教える】
モンテッソーリおもちゃの魅力

子育ての「おもちゃ選び」に、迷っていませんか?

「このおもちゃ、本当にうちの子に合ってる?」
「買ってもすぐに飽きてしまう…」
「知育って言うけど、実際どう遊ばせればいいのか分からない」

こうしたお悩み、モンテッソーリ教育に関心のあるご家庭ほど、実は多く抱えています。

モンテッソーリ教具やおもちゃと一口に言っても、何をどう使えばいいのか、実際の子どもの姿とどうリンクさせれば良いのか、情報が散らばっていて迷いやすいですよね。

ここでは、現役モンテッソーリ教員としての経験をもとに、モンテッソーリ教育の本質から、おすすめのおもちゃ、家庭での使い方、そして「うまくいかなかった事例」まで、ありのままにお伝えします。

モンテッソーリ教育とは、「自分でできた」を育てる教育

モンテッソーリ教育は、イタリアの女性医師マリア・モンテッソーリが発案した、自立と自律を育む教育法です。「子どもには自分を育てる力がある」という考えを出発点に、子ども自身の意志と選択を尊重しながら、集中・秩序・繰り返し・達成感という発達のサイクルを支援するのが特徴です。

私たち大人はつい、「こうやるんだよ」「間違ってるよ」と口を出したくなります。でも、モンテッソーリ教育では”教えすぎない”ことがとても重要です。子どもが自分の力で気づき、挑戦し、乗り越えた経験こそが、最大の「学び」だからです。

知育玩具とのちがい—モンテッソーリ教具の本質

モンテッソーリ教具は、いわゆる”知育玩具”と根本的に目的が異なります。知育玩具は、音や光で注意を引き、楽しく遊ばせることで「知識を教え込む」ことを目指します。一方でモンテッソーリ教具は、子ども自身の「やってみたい!」という内発的な意欲を引き出し、自ら集中して取り組み、自己修正していく力を育てることが目的です。

色使いはシンプルで、素材は木や布などの自然素材が中心。派手な音や光はありません。その代わりに、「握る」「通す」「回す」「はめる」など、子ども自身の手を使った操作に意味があります。

この「やってみたくなる」「繰り返したくなる」設計が、子どもに深い集中と喜びを与えてくれるのです。

年齢別:おすすめモンテッソーリおもちゃと遊び方

■ 0歳:感覚器官の目覚めと手の発見

生まれて間もない赤ちゃんにとって、おもちゃは「世界との出会い」のきっかけです。0歳児に大切なのは、”見る・触れる・聴く”という基本的な感覚を育てることです。

ドリオの画像
ドリオ(0ヶ月〜5ヶ月)

木のリングが連なったおもちゃ。手で握ったり振ったりすることで、握力や手首の動きを発達させます。木の触感や音が五感をやさしく刺激します。

🎀 モンテッソーリ教員からのアドバイス

最初は親がゆっくり揺らして見せてあげてください。赤ちゃんが自ら手を伸ばすようになったら、自主性の芽生えです。

コロコロ玉落としの画像
コロコロたまおとし(0歳9ヶ月〜)

転がるボールの動きを追視することで、視覚と集中力の土台を育てます。ボールを落とす→転がるという因果関係を理解し始めるのもこの時期です。

🎀 モンテッソーリ教員からのアドバイス

1日1回、静かな環境でじっくりとやってみましょう。習慣化することで、子どもが自ら選ぶおしごとになります。

■ 1歳:手と目の協応が爆発的に伸びる時期

この時期は”やりたい!”が強くなる時期。手先の動きや空間把握力が大きく発達するタイミングです。

音いっぱい積み木
音いっぱい積み木(1歳3ヶ月〜)

中に鈴やビーズが入った積み木。持つ・振る・音を比べるといったシンプルな動作に、集中力と感覚統合の要素が詰まっています。

🎀 モンテッソーリ教員からのアドバイス

積み木を見せながら「シャカシャカ」「コトコト」と音の違いを実況中継してみてください。聴覚+言葉の発達が促されます。

ファーストシェイプパズル
ファーストシェイプパズル(1歳6ヶ月〜)

基本形を「見る→手に取る→正しい位置にはめる」ことで、目と手の協応が育ちます。形や大きさの違いに気づく感覚もこの時期に発達します。

🎀 モンテッソーリ教員からのアドバイス

「これは丸だね」「どこに入るかな?」と声をかけながらも、最後まで手は出さずに見守りましょう。

■ 2歳:道具を使いたがる”秩序の敏感期”

自分でやりたい気持ちが強まり、繰り返しの遊びに深く集中するようになります。指先の細かな動きも格段に成長する時期です。

オリジナル積み木
オリジナル積み木(2歳〜)

異なるサイズ・長さ・色を分類し、構造物を作ることで、秩序と論理性の基礎が養われます。

🎀 モンテッソーリ教員からのアドバイス

「同じ色で並べてみようか?」と提案しつつ、自由な構成遊びも大切にしてください。

ねじねじアタマのなかまたち
ねじねじアタマのなかまたち(2歳4ヶ月〜)

ネジを回すという動きは、日常生活に欠かせないスキル。「自分で組み立てる」という達成感も非常に大きいです。

🎀 モンテッソーリ教員からのアドバイス

右回し・左回しを自然に覚えるチャンスです。急かさず、静かに見守りましょう。

■ 3歳:想像の世界と論理的な思考が育ち始める

言葉の発達が進み、創造的な活動に意欲的になります。教具の選び方次第で”ひとり遊び”が深まり、集中する時間が増えます。

図形キューブつみき
図形キューブつみき(3歳6ヶ月〜)

形・色・大きさを使って自由な構成が可能。創造力と空間認識が育ち、パターンを模倣することから自発的な創造へと広がっていきます。

🎀 モンテッソーリ教員からのアドバイス

「橋をつくってみようか」「動物園みたいにしてみる?」など、生活体験とつなげることで深まりが増します。

あそび広がるソーイングセット
あそび広がるソーイングセット(3歳0ヶ月〜)

糸通しや縫い物の模倣ができるおもちゃ。集中力と手先の洗練に最適です。

🎀 モンテッソーリ教員からのアドバイス

糸が絡まっても焦らないこと。失敗から学ぶ経験こそが、モンテッソーリの核心です。

■ 4歳:知的好奇心が爆発的に広がる「なぜ?どうして?」の時期

この時期の子どもたちは、自分の体や身の回りの世界に強い興味を持ち始めます。好奇心を満たしながら、知識の”基礎”を作る教具が大切になります。

人体パズル
人体パズル(4歳6ヶ月〜)

体の内部構造をピースで理解するユニークなパズル。内臓・骨・筋肉など、複雑な構造を視覚的に理解できます。

🎀 モンテッソーリ教員からのアドバイス

「このパーツはどこにあるのかな?」「食べ物はどこを通っていく?」など、生活とつなげた問いかけが子どもを夢中にさせます。

色あわせつみきゲーム
色あわせつみきゲーム(4歳6ヶ月〜)

見本カードと同じ色・順番で積み木を再現する遊び。観察力と再現力、注意力の向上に効果的です。

🎀 モンテッソーリ教員からのアドバイス

いきなり完璧を求めず、「もう一回やってみる?」と失敗を肯定して励ます声かけを。

■ 5歳:抽象思考と論理性の準備期間

「なぜこうなるのか」「どうやってやるのか」を考えるようになり、学習の土台が築かれていきます。抽象的な概念を、具体的なものに置き換えて学べる教具がぴったりです。

木製パズル日本地図
木製パズル日本地図(5歳〜)

都道府県をパズルで遊びながら覚えることができる教材。形・配置・名前を視覚的に統合できます。

🎀 モンテッソーリ教員からのアドバイス

「旅行で行ったのはどこかな?」など、記憶と体験を結びつけると理解が加速します。

木製かずさんすう
木製かずさんすう(5歳0ヶ月〜)

ビーズや棒を使って数の構造や計算の基礎を学ぶ教具。視覚的に数をとらえられるので、算数嫌いになりにくい土台ができます。

🎀 モンテッソーリ教員からのアドバイス

指先で「数える→移す→見る」を繰り返すことで、”数字が生きている感覚”が育ちます。

モンテッソーリ教員からママへ~ご家庭でできるワンポイントアドバイス~

ご家庭でできるモンテッソーリ教育のちょっとした工夫

モンテッソーリ教育は、決して特別な教室や高価な教具がなければできないものではありません。家庭でも、小さな工夫をすることで十分に実践できます。

● 環境を整える

  • 棚に教具を1つずつトレーで並べる
  • 一度に出すのは2〜3種類まで
  • 子どもが自分で出して片付けられるようにする

● 声かけを意識する

  • 「教える」よりも「見せる」
  • 「すごいね」より「自分でできたね」
  • 間違っても「やり直そう」ではなく「どうしたらうまくいくかな?」

これだけで、子どもは”自分で考える力”を身につけていきます。

モンテッソーリ教育現場での「うまくいった工夫」と「失敗例」

私がこれまで教室や家庭支援の現場で体験してきた中で、特に印象的だった事例をいくつかご紹介します。

✔ 成功例:「やる気スイッチ」は大人が押すものではない

ある2歳児に「ねじねじアタマのなかまたち」と似たおもちゃを用意したところ、最初は見向きもしませんでした。でも大人がただ黙って遊ぶ様子を見せ続けていたら、3日後に突然「やってみる」と手を伸ばし、30分間集中して取り組んだのです。

▶学び:子どもには「やりたくなる瞬間」があり、それを待つ”余白”が必要。

✖ 失敗例:教具のレベルが合っていなかった

3歳児に色合わせのカードゲームを渡したものの、パターンが複雑すぎて途中で投げ出してしまいました。大人からすると”できそう”に見えても、実際の発達段階には合っていなかったのです。

▶学び:対象年齢や子どもの年齢で判断するのではなく、「今のその子」にとっての最適を見極めることが大切。

「1日5分」から始める家庭でのモンテッソーリ実践

忙しい毎日でも、モンテッソーリ教育は取り入れられます。大切なのは”短くても濃い時間”。

  • 毎日決まった時間におもちゃ棚を開ける
  • 「自分で選んで、自分で片付ける」体験をつくる
  • 見守るだけの”静かな時間”を5分だけ設ける

ほんの少しの意識で、親子の関係も、おうちの空気も、ゆっくりと変わっていきます。

子どもの”できた!”を一緒に楽しむ——これが最強のモチベーション

子どもがモンテッソーリ教具で「できた!」と感じた瞬間は、大人が手伝ったときよりも、何倍もの喜びがあります。

そのときは、ただ「すごいね!」と言うのではなく、

「さっきまでできなかったのに、自分でやってみたらできたね」
「こうやって回したんだね。自分で考えたんだね」

という”実況中継”が、子ども自身の学びを深めてくれます。

モンテッソーリ教育の真髄は、子どもを信じて見守り、できた瞬間を一緒に喜ぶことにあるのです。

遊びこそ、最初で最高の学び

「子どもが遊んでいるだけに見える」

——それが、モンテッソーリ教育の最高の褒め言葉かもしれません。

遊びに夢中になる時間こそ、子どもが自分自身を育てている時間。大人が”教える”のではなく、”信じて待つ”。この姿勢こそが、どんな育児書よりも子どもを伸ばします。

モンテッソーリ教育を実践したい方へ

お子さまの発達段階に合わせた
モンテッソーリ教具をお探しの方は
ぜひトイサブをご検討ください。

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