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牛乳パックで作る!1歳の手作りおもちゃ実践ガイド

牛乳パックで作る!1歳の手作りおもちゃ実践ガイド

2025/07/19

1歳を超えると、子どもは一気に活動的になります。毎日公園で遊べればいいけれど、それではママが疲れてしまいますよね。

気分転換に、ちょっと変わった遊びも取り入れたいと考えているなら、牛乳パックを利用しておもちゃを作ってみるのはいかがでしょうか。ハサミやテープを使った工作の過程も、子どもにはとても刺激的ですよ。

本記事では、1歳児に牛乳パックおもちゃがオススメな理由やリメイクおもちゃのアイデア、お片付けのポイントなどをご紹介します。

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牛乳パックで作る!1歳の手作りおもちゃ実践ガイド

手軽に用意できる牛乳パック。おもちゃとして使うのであれば、耐久性や安全性などは気になるところです。ここでは、牛乳パックの特性と安全性、手作りがおすすめな理由について紹介します。

牛乳パックの特性と安全性

牛乳パックは紙製ですが、内側はポリエチレンで加工されているため、水ぬれに強い素材です。そのため丈夫で扱いやすく、適度な厚みがあり、形を保持しやすいのでおもちゃ素材としてさまざまな加工も簡単にできます。

耐久性・衛生面は?

牛乳パックはプラスチック製品よりは耐久性に劣りますが、1歳児が楽しむ短時間遊ぶためのおもちゃとしての強度は十分。作成前に水で洗い、しっかりと乾かしておけば、においや衛生面も問題なく使用できます。

加工のしやすさと1歳児ママのメリット

牛乳パックは軽くて扱いやすい上に画用紙よりも強度があり、段ボールほどの厚みがないためはさみやカッターでも簡単に加工できる点が魅力です。角を丸めたり接着部分をしっかりテープなどで処理したり工夫すれば、ケガを気にせず遊ばせられますね。

表面に画用紙を貼れば絵の具やクレヨンで色づけできるので、1歳児と一緒に製作も楽しめますよ。親子のふれあいや遊びのバリエーションが広がるメリットが満載です。

なぜ手作りがいい?

おもちゃを増やしたいけれど「子どもが気に入って遊んでくれるか不安だ」と考えているママは多いのではないでしょうか。まだ言語が発達途中の1歳児が乱暴に扱って壊れてしまうのも心配の一つです。だからこそ手作りのおもちゃがおすすめ。

市販のおもちゃと手作りおもちゃの比較

ママが手作りしたおもちゃは、子どもの発達段階に合わせて作られた世界で1つだけの宝物。材料費のみでコストパフォーマンスも良く、手作りならではの温かみがあるのもメリットです。創作する過程は子どもの好奇心や創造力を刺激するため、知育効果も高まります。

牛乳パックの手作りおもちゃ市販おもちゃ
知育効果◎親子の会話や創造性を刺激〇標準的
温もり◎手作りならではのあたたかみ△画一的な製品感
コスト◎工作の材料費のみ△高価格帯も多い

環境にもやさしい!

万が一壊れてしまった場合に気軽に修復したり、別のおもちゃに変えられるのも牛乳パックのおもちゃの嬉しいポイントです。捨ててしまえばごみですが、リユースすれば環境に優しい選択が可能。小さなうちから「ものを大切にする心」を育てるきっかけにもなりますよ。

【定番】1歳向け牛乳パックおもちゃアイデア集

牛乳パックを使った1歳向けの定番おもちゃをご紹介します。どれも牛乳パックとそろえやすい材料で作られているので、気軽に取り組んでみてください。

1.いないいないばあパネル

【引用】https://youtu.be/fyBn3Vs9FHE?si=xFDrxkeeZoUdVWbs

準備するもの

・牛乳パック2本
・色画用紙
・両面テープ
・セロハンテープ
・ハサミ
・マジック

作り方とポイント

①牛乳パックの注ぎ口部分の角に切りこみを入れ、閉じて筒状にする。
②同じものをもう1本作る。
③画用紙が4等分になるように折り目をつける。
④両面テープを使って牛乳パックに画用紙を貼る。裏面も同様。
⑤紙に顔や手を書き、切り取ったら用紙に貼る。
⑥裏面用にもう1枚作り、貼ったら完成。

【ポイント】
1歳を過ぎると、興味関心の方向性が少しずつ出てきます。電車が好きなら電車の絵を、動物が好きなら動物の絵を描くなど、子どもに合わせて内容を変えてみましょう。

2.パクパクパペット

【引用】https://youtu.be/w1yHXh2HhWI?si=nxQOwydAVXRMssWP

準備するもの

・牛乳パック1本
・ボールペン
・マジック
・定規
・両面テープ
・ハサミ

作り方・ポイント

①牛乳パックの底から5cmのところにボールペンで強めに線を引く。
②パックの口を開き、線を引いたところまではさみで切る。対角線上の角も同様に。
③牛乳パックをつぶして①で引いた線の部分で折り返し、折り目をつける。
④閉じた底の部分に指を入れて再度四角になるよう開き、しっかりと折り目をつける。
⑤パクパクする部分が口になるように、牛乳パックにマジックで好きな絵を描いて完成。

【ポイント】
絵を描くのが苦手なママは、印刷したイラストをのりで貼るのもおすすめです。塗り絵を子どもに色付けしてもらって貼るのも楽しいですよ。

3.パタパタ変わり絵

【引用】https://youtu.be/Goy3UfBpzEA?si=tD0RRhNeEVl35XHJ

準備するもの

・開いた牛乳パック2枚
・ハサミ
・マジック

作り方・ポイント

①開いた牛乳パックの底と注ぎ口部分をカットし、長方形に整える。もう一枚も同様に。
②牛乳パックの1枚を半分に折り、折り目から切り込みを2 カ所入れる。
③もう1枚は半分に切り、それぞれ2つ折りにしておく。
④②に③をそれぞれ差し込む。
⑤一度折り畳み、真ん中部分を開く。中央に絵を描く。
⑥外側を引っ張り、開いたところに違う絵を描いたら完成。

【ポイント】
④で差し込む際は、折り目が中央側に向くようにしましょう。ストーリーのある絵を描くと紙芝居や仕掛け絵本のようになり、長く楽しめます。

4.絵合わせキューブパズル

【引用】https://youtu.be/YouV1qTgWE0?si=XvhbrkYcNdZrxTHp

準備するもの

・牛乳パック3本
・ゴム(20cm)1本
・絵を描いた画用紙(7cm×21cm)4枚
・ハサミ
・キリ
・両面テープ

作り方・ポイント

①牛乳パックの底部分を利用し、7cm四方の立方体を3個作る。
②それぞれの側面に2カ所穴をあけ、ゴムを通して連結する。
③絵を描いた画用紙を7cm×7cmになるように3等分し、キューブに貼りつける。
④残りの絵も貼りつけたら完成。

【ポイント】
パズルがゴムでつながっているため、ピースを無くす心配がありません。動物ならキリンやラッコなど、食べ物ならおだんごやとうもろこしが縦長で描きやすいですよ。

5.万華鏡

【引用】https://youtu.be/LR2wjf8cNW8?si=28UjI9sRTHVomiEV

準備するもの

・牛乳パック1本
・銀紙(アルミホイルでもOK)1-2枚
・画用紙(19cm×35cm)1枚
・ハサミ
・セロハンテープ
・マジック

作り方・ポイント

①牛乳パックの口の先端をカットする。
②口を四角錐になるように折り、テープでとめる。
③四角錐の先端に銀紙を貼る。
④画用紙にカラフルな模様をペンで描く。
⑤牛乳パックに巻いて、外側をテープでとめたら完成。

【ポイント】
画用紙に模様を描く工程は、1歳児でも楽しめます。キレイに塗れなくても、さまざまな色を使うだけで銀紙に映ると驚くほど見ごたえのある模様になりますよ。

【応用】1歳向け牛乳パックおもちゃアイデア集

定番のおもちゃに慣れてきたら、一歩進んで手の込んだおもちゃにもチャレンジしてみましょう。1歳ごろの子どもは、気に入ったおもちゃの動きをじっと観察します。その姿もとってもかわいいですよ。

自動で動く!牛乳パック船

【引用】https://youtu.be/qoq52xodfls

必要なもの

・牛乳パック1本
・ヨーグルトやゼリーなどのカップ1個
・ストロー1本
・ハサミ
・キリ
・耐水性の高い接着剤

作り方・ポイント

①牛乳パックを縦半分に切り、底部分にストローを通す穴をあける。
②カップの底から1.5cmのところにも穴をあける。
③牛乳パックの穴とカップの穴がつながるように接着剤で固定する。
④ストローの先をななめに切り、カップと牛乳パックの穴にとおす。
⑤接着剤でストロー、カップ、牛乳パックを固定したら完成。

遊ぶ際は、舟を水面におきカップに水を注ぎましょう。ストローを通った水が推進力となり舟が進みます。

水遊びデビューの楽しみと注意点

1歳ごろの子どもは、小さな洗面器やビニールプールでも十分に水遊びを楽しめます。お風呂とは違う冷たい水がとても良い刺激になるでしょう。

ただし、水遊びには危険がつきものです。水を入れすぎない、保護者が目を離さない、日陰でおこなうなどの注意点を守り、楽しく遊びましょう。

見て楽しい、回して楽しい!コマ

【引用】https://youtu.be/w0NZxWjbBoo?si=OK6QHD7SuekFDQdk

必要なもの

・牛乳パック1本
・ボタン1個
・ペットボトルキャップ1個
・ハサミ
・セロハンテープ
・マジック

作り方・ポイント

①牛乳パックを口から底に向かって開く。
②羽になる部分を、短く角が丸くなるように切りそろえる。
③マジックで全体に模様を描く。
④牛乳パックの真ん中に、持ち手となるペットボトルキャップをセロハンテープでつける。
⑤裏返して、底部分にボタンをつけたら完成。

遊びながら身につくこと

コマを回すときには手首や指先のコントロール力が必要です。また、ぐるぐると回る模様を目で追う集中力なども遊びの中で自然と育まれていきます。

簡単に音が出る!カスタネット

【引用】https://youtu.be/O-4QmhVr698?si=VYSOkD69QZ_tSa77

必要なもの

・開いた牛乳パック1枚
・ペットボトルキャップ2個
・ハサミ

作り方・ポイント

①牛乳パックの側面1枚分だけを切り出し、半分に切る。
②2枚の牛乳パック中央に、ペットボトルキャップをそれぞれ固定する。
③ペットボトルキャップ同士が向かい合うように重ね合わせ、両端を固定したら完成。

音あそびのコツ

音の出るおもちゃで遊ぶ際は、ママがお手本となって音楽に合わせて歌ったり音を出したりしてみましょう。音楽とリズムを合わせる動きが脳の活性化につながり、運動能力やリズム感の発達が促進されます。一緒に体を動かすのも楽しいですよ。

不規則な動きが楽しい!ヨーヨー

【引用】https://youtu.be/31TYV7FcmH8?si=vnEIbrL3fndqfe_S

必要なもの

・牛乳パック1本
・輪ゴム3本
・セロハンテープ
・キリ
・ハサミ

作り方・ポイント

①牛乳パックを口から底に向かって開き、注ぎ口の部分を切り落とす。
②底に目打ちで2つの穴を開け、1本目の輪ゴムの両端を穴に通す。
③牛乳パックをひっくり返し、穴から出てきた輪ゴムの輪に2本目の輪ゴムを通す。
④2本目の輪ゴムの片方を引っ張りゴム同士をつなげる。
⑤2本目の輪ゴムに3本目の輪ゴムを通し④と同様につなげる。
⑥牛乳パックの先端同士をつなげ、丸くなるように成形すれば完成。

家族みんなで盛り上がるコツ

牛乳パックの長さを短くすれば小さなヨーヨーが出来上がります。それぞれの手のサイズに合わせたヨーヨーを作ってみましょう。たくさんのヨーヨーが出来上がったら、家族みんなでヨーヨー釣りをして遊ぶのも盛り上がりますよ。

牛乳パックおもちゃの基本の作り方フローチャート

牛乳パックおもちゃの基本の作り方

牛乳パックでおもちゃを作る際に必要な道具と追加の材料リストや安全・簡単な作り方について紹介します。

準備編:必要な道具と材料リスト

牛乳パックの洗い方・乾かし方

牛乳パックを洗う際は、おもちゃにした後にカビやにおいが発生しないようしっかりと洗いましょう。しかし、特別な洗剤などは必要ありません。以下の手順で十分に洗えば、問題なく使用できます。

①注ぎ口を開く。
②ぬるま湯を使い、水が透明になるまでしっかりとすすぐ。
③水気をよく切ってから、風通しのよい場所で自然乾燥させる。

注意が必要なポイントまとめ

パックの底や角に牛乳が残っていると、雑菌やにおいの原因になるため丁寧に洗うよう心がけましょう。牛乳は乾くとパックに残りやすいため、牛乳を飲み終わったら、すぐに洗って開いて乾かすのもポイントです。

必要に応じた追加材料

牛乳パックのおもちゃは、ハサミやカッター、テープ・のり、マジックペンなど基本の道具があれば十分に作れます。さらに百円ショップなどでそろう以下のような材料があれば、より簡単にカラフルなおもちゃが作れるのでおすすめです。

・シール(丸シール、キャラクターシール)
・リメイクシート
・マスキングテープ

作成手順:安全・簡単な作り方ガイド

牛乳パックおもちゃの基本の作り方
【画像引用】https://www.meg-snow.com/fun/make/craft/craft22.html

まずは作りたいおもちゃを決めましょう。必要な個数の牛乳パックが集まったら、必要なパーツを切り出し、テープやのりなどで工作をはじめます。最後にかわいくデコレーションすれば完成です。とがっている部分は丸めて、安全性を高めるのも忘れずに。

うまく作れない時のリカバリー方法

牛乳パックおもちゃの基本の作り方

曲がってしまったりサイズがうまく合わなかったりしても、簡単にリカバリーできるところが手作りおもちゃの良いところです。サイズが合わなかったらテープで補強したり、余ったパックの切れ端を活用したりして、お気に入りの1品に仕上げましょう。

完成後のチェックリスト

完成後は以下のチェックリストをもとに、安全に遊べるかを確認してから子どもに渡してあげると安心です。

安全面(角の丸め、誤飲防止など)チェック

□とがった部分はないか
□小さいパーツは取れないか

見た目&遊びやすさチェック

□子どもが興味を示すデザインになっているか
□手に持ちやすいサイズか

作成中・遊び中の注意点

小さな子どもがいる家庭で特に気を付けたいのは、誤飲事故です。おもちゃを制作中は、小さな部品やセロハンテープの切れ端などを子どもが口に入れてしまわないよう十分に注意しましょう。

また、遊んでいる最中にも思いがけずおもちゃが破損する可能性があります。使用中はなるべく大人がそばで見守れるようにしましょう。

実際に牛乳パックおもちゃを作ってみた!筆者の「成功・失敗エピソード」

実際に牛乳パックおもちゃを作ってみた!筆者の「成功・失敗エピソード」

筆者も現在4歳になる息子のために、たくさんおもちゃを作ってきました。牛乳パックで絵合わせパズルを作った際は、測り間違えて画用紙と牛乳パックのサイズが合わなかったり、作った割にあまり遊んでくれなかったりとさまざまな失敗も…。

しかしその後、我が子には作ったコマがとてもハマり、毎日のように遊び続けてくれました。自分が手作りしたおもちゃを気に入ってくれるのは、とても嬉しいものです。最初のおもちゃが上手く作れなかった場合は、別のおもちゃにチャレンジするのも一つの方法ですよ。

牛乳パックおもちゃの遊び方とお片付けのポイント

牛乳パックおもちゃの遊び方とお片付けのポイント

1歳児とおもちゃで遊ぶ時のポイント

1歳になると自己主張が増えてきます。まずはママがお手本として遊び方を見せてあげましょう。赤ちゃんの頃に比べておもちゃの好き嫌いがはっきりしてくるので、興味が出てくるまであたたかく見守ってあげることが大切です。

遊んだ後のお片付けのポイント

おもちゃで遊んだ後はしっかりとお片付け。専用の箱を用意し、定位置を教えてあげましょう。最初はまだお片付けを理解できないかもしれませんが、ママが毎回同じ場所に戻してあげれば、少しずつお片付けのルールを理解していきます。

1歳のおもちゃ作りが難しいときは「トイサブ!」がおすすめ!

チャレンジしてみたけど、牛乳パックでのおもちゃ作りはやっぱり難しい…。そんなときには「トイサブ!」でおもちゃのレンタルがおすすめです。

「トイサブ!」では、専門家が厳選した知育おもちゃが届くので、「何を選べばいいか分からない」「遊ぶか心配」という悩みも解決できます。1歳、2歳…と発達に応じておもちゃが変わるので、常にぴったりなおもちゃで遊ばせてあげられるのも嬉しいですね。

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□知育に関心の高いご家庭に!
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いつでも返却できるので、おもちゃがたまって部屋が散らかる心配がありません。整理された空間で、お子様が集中して遊べる環境を維持できます。

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