100均アイテムで簡単に作れる手作りおもちゃ。
育休中や赤ちゃんのお昼寝時間を活用して、喜んでもらえるおもちゃを作りたいですよね。
でも「不器用だから難しそう」「発達に効果があるか不安」と迷っているママも多いのでは?
今回は保育士が0歳の手作りおもちゃを徹底解説。発達段階別のおすすめおもちゃも紹介します!

ライター名:みさき先生
保有資格:保育士資格、幼稚園教諭二種免許状
経歴:保育士歴6年。0歳児から5歳児まで幅広い年齢の保育を経験しました。
メッセージ:「私自身の保育経験を活かして、子育てに本当に役立つ情報だけを厳選してお届けします!パパママから寄せられた悩みに寄り添いながら、毎日の子育てを楽しめるようにサポートしていきたいです!」
目次
保育士が実感!手作りおもちゃの3つの教育効果
個々の発達に合わせたカスタマイズが可能
0歳は発達が著しく個人差も大きい時期。
手作りおもちゃなら、発達に合わせて調整しながら作れるので0歳児にぴったりです。
つかむ、握る、引っ張る、押す、落とす、入れるなど、手指の発達を促す動作を楽しめるおもちゃを作ってみましょう。
五感への的確な刺激で脳の発達を促進
0歳はまだ言葉の理解が難しいため、五感を育むことで脳の発達を促せます。
カラフルな色使いや、柔らかい・ざらざらなど異なる質感のおもちゃで五感を刺激しましょう。
音の違いを楽しめるおもちゃも聴覚の発達に効果的。「かしゃかしゃ」など音を言葉にして伝えると、言葉の発達もスムーズになります。

保育士が重視する安全管理のポイント
誤飲防止の徹底
0歳は口におもちゃを入れやすいため、誤飲に要注意です。
赤ちゃんの口の最大口径は約39mm、喉の奥までは約51mm。このサイズ以下のおもちゃは危険なので避けましょう。
手作りの際は、紐やリボン、ペットボトルのふた、ボタンなどの部品をしっかり固定することが大切です。
材質の安全性確認
おもちゃの切り口や角でケガをしないよう、丸く加工したりテープで保護しましょう。
塗料や接着剤は、食品用や子ども向けの安全基準を満たしたものを選んでください。
衛生管理の徹底
0歳はおもちゃを口に入れやすいので、清潔を保つことが大切です。
布製は週1回洗濯、木製は水拭きと乾拭きで清潔に。紙やダンボール製は汚れたら交換しましょう。
日光に当てて乾燥・殺菌するのも効果的です。

保育士推奨の手作りおもちゃ10選~100均材料で作ろう~
新生児〜3ヶ月:視覚・聴覚の発達を促すおもちゃ
ダンボール&毛糸のモビール
【特徴】
ダンボールを星や動物の形に切って、カラフルな毛糸をぐるぐる巻きつけたり、穴を開けて毛糸を通したりして作る、温かみのある手作りモビールです。
毛糸の柔らかな質感とふわふわした見た目が優しい雰囲気を作り出して、ダンボールの軽さで風に揺れやすく、赤ちゃんの目に負担をかけない自然な動きを楽しめます。
家にある材料で作れるのに、毛糸の色や巻き方で全く違う表情になるので、赤ちゃんの反応を見ながら好きな色や形をカスタマイズできる愛情たっぷりのおもちゃです。
【材料】
・ダンボール
・毛糸1束
・鉛筆
・ハサミ
・ボンド
【作り方】
1.ダンボールに絵を描いてハサミで切り抜く
2.ボンドを塗って糸を隙間なく巻きつける
3.最後に毛糸を一巻きして、巻いた糸の輪に糸の端を通す
参考:Youtube
球体型モビール
【特徴】
厚紙や折り紙で作った円をいくつか組み合わせて球体にして、天井から吊るすモビールで、ゆらゆら回転する動きが赤ちゃんの視線を優しく引きつけてくれます。
ねんね期の赤ちゃんにとって、ゆっくり動く球体を目で追うことは追視の練習になり、風で自然に回転する予測できない動きが好奇心と集中力を育ててくれるのでおすすめです。
【材料】
・厚手の紙(色画用紙や色上質紙など)
・円を描く道具(コップ、コンパス、テープの芯など)
・筆記具
・のり
・ハサミ
【作り方】
1.画用紙に円を描いてハサミで切り抜いたものを8枚用意
同じ大きさで。
2.切った画用紙8枚をそれぞれ半分に折る
3.のりをつけて貼り合わせる(1枚目と8枚目はまだくっつけない)
4.紐を適当な長さに切って端に結び目を作る
5.1枚目と8枚目の間に紐を挟んで糊付けする
6.同じ手順で違う大きさの球体を3つほど作る
7.紐の端に輪っかを作れば完成
参考:Youtube
キャンディガラガラ
【特徴】
透明な容器(小さめのペットボトルや筒状の容器)の両端をカラフルなセロハンや布でキャンディのように包んで、中にビーズや鈴を入れて作るかわいい手作りガラガラです。
振ると優しい音が鳴るだけでなく、キャンディみたいな見た目が赤ちゃんの視覚を引きつけて、両端の布やリボンの感触も楽しめるので、聴覚・視覚・触覚をまとめて刺激してくれます。
軽くて握りやすいサイズに作れば、赤ちゃんが自分で持って振る練習にもなり、見た目もかわいいので、プレゼントにもピッタリのアイテムです!
【材料】
・縦18センチ×横17センチの布
・綿
・鈴
・針と糸
【作り方】
1.布の両端にミシンをジグザグにかける
2.両端を1センチ内側に折り、アイロンをかけミシンで縫う
3.裏返して縦に半分に折り、上のふちから1センチ下をミシンで縫う
4.内側を外に裏返し、両端から3センチのところに印をつけて手縫いする。※縫い始めは中から針を通す
5.端まで縫ったら糸を引っ張り、縫った周りを糸で3回ほど巻く
6.中に針を入れ、中で玉結びをしたら綿と鈴を入れて、もう片方も同じように縫う
参考:Youtube
生後3〜6ヶ月:握る・振るの動作を育むおもちゃ
フローティングボトル
【特徴】
ペットボトルに水と油(ベビーオイルなど)、ラメやビーズ、小さなおもちゃを入れて作る、ゆらゆらと中身が動く様子を楽しむ手作りおもちゃです。
振ったり傾けたりすると、キラキラしたものがゆっくり浮いたり沈んだりする動きが赤ちゃんの視線を釘付けにして、じーっと観察することで集中力と追視の力を育ててくれます。
水と油が混ざらない不思議さや、光に当たってキラキラ輝く美しさが赤ちゃんの好奇心を刺激して、泣いている時の気分転換や、寝る前の落ち着きタイムにも活躍する癒し系おもちゃです。
【材料】
・ペットボトル
・ビーズやスパンコール
・洗濯のり
・水
・ビニールテープ
・割りばし
・ハサミ
【作り方】
1.素材をペットボトルに入れる
2.水をペットボトルの半分くらいまで入れる
3.洗濯のりを入れ、泡立てないようにゆっくり割りばしで混ぜる
4.キャップを閉めてビニールテープで固定する
参考:Youtube
シャカシャカハンカチ

【特徴】
レジ袋みたいな「シャカシャカ」という音が鳴る布のおもちゃで、この音が不思議と赤ちゃんの泣き止みスイッチになることが多いんです。
お口に入れても安全な素材で、お洗濯もできるから、なんでもカミカミしたい時期の赤ちゃんにも安心して持たせられます。
おむつ替えやお出かけの時など、ママの「ちょっと待っててね」の強い味方になってくれる、育児の必須アイテムですよ。
【材料】
・布
・ビニール袋
・タグ
・紐
・針と糸
【作り方】
1.布を15㎝ほどに切り、一回り小さくビニール袋を切り取る
2.内側になる方に、タグや紐を周りに付けて縫い合わせる
3.中表に外側を縫ったら表に返し、残りを縫い合わせて完成
参考:たまごだるま
マラカス

【特徴】
空のペットボトルにビーズやお米、小豆などを入れて作る手作りおもちゃで、振ると優しいシャラシャラ音が鳴り、赤ちゃんが夢中になってくれます。
中身が見えるから「音と動きの関係」がわかりやすく、追視の練習にもなるし、転がして遊べばハイハイを促す効果もありおすすめです。
家にあるもので簡単に作れて、中身を変えれば音も変わるので、赤ちゃんの反応を見ながらカスタマイズできる手軽な知育玩具なのでぜひ作ってみてください。
【材料】
・ペットボトル(小さめのもの)
・中に入れるもの(米、豆、ビーズなど)
・ビニールテープ
・装飾用品(シール、ペンなど)
【作り方】
1.ペットボトルの中に好きな素材を入れる
2.キャップを閉めてビニールテープを巻きつける
3.ペットボトルの周りに好きな装飾を付けて完成
参考:たまごだるま
生後6〜12ヶ月:探索欲を満たす知育おもちゃ
ポットン落とし

【特徴】
ぽっとん落としは、赤ちゃんの「なんで?」「どうなるの?」という探求欲をしっかり満たしてくれる遊びです。
「入れたものが消えた!でも音がした」「箱を開けたらまた出てきた!」という不思議な体験や、穴の形と物の形を観察して「これは入るかな?」と試行錯誤する過程が、赤ちゃんの科学者みたいな探求心を刺激します。
何度も繰り返し遊ぶのは「もう一回確かめたい」という探求欲の表れで、因果関係を理解したり、予測を立てたりする力が自然と育っていくんですよ。
【材料】
・タッパー(大きめのもの)
・ネームタグ
・ビニールテープ
・シール
・カッター
【作り方】
1.タッパーに落とすものより少し大きめの穴を開ける
2.穴の縁をビニールテープやシールで保護して完成
参考:たまごだるま
ビジーボード

【特徴】
スイッチやボタン、鍵、ファスナーなど、赤ちゃんが触りたくてたまらない「大人の道具」を一枚の板に安全に取り付けた知育玩具で、いたずら欲求を思う存分満たしてくれます。
カチカチ、くるくる、ガチャガチャと色んな仕掛けを触って動かすことで、指先の器用さはもちろん、「押したらどうなる?」「回したら?」という原因と結果の理解が深まります。
市販品もありますが、100均のアイテムを板に固定して手作りもでき、赤ちゃんが普段興味を示すものを集めてカスタマイズできるので、長い期間飽きずに遊んでくれる万能おもちゃですよ。
【材料】
・ボード
・呼び出しベル
・手鏡
・キッチンタイマー
・ビーズ
・リボン
・キーホルダー
・ミニポーチ
・結束バンド
・両面テープ
・ゴム
【作り方】
1.ボードに結束バンドでベル、キッチンタイマー、キーホルダーを固定する。
2.鏡は両面テープで貼りつけ、ビーズはゴムに通して結ぶ。
3.しっかりと固定できる場所に結束バンドを結んで完成
参考:たまごだるま
牛乳パックいないいないばあ

【特徴】
牛乳パックを切り開いて、扉のように開閉できる仕掛けを作り、中にお気に入りのキャラクターや動物の絵を貼って「いないいないばあ」遊びができる手作りおもちゃです。
扉を開ける時の「ばあ!」の瞬間が赤ちゃんの期待感とワクワクを引き出して、「次は何が出てくるかな?」という予測する力や、自分で扉を開け閉めすることで手指の発達も促します。
牛乳パックとシール、テープがあれば簡単に作れて、中の絵を変えたり、複数作って並べたりとアレンジも自在で、赤ちゃんの反応を見ながら成長に合わせて遊び方を変えられるので0歳におすすめのおもちゃです。
【材料】
・牛乳パック2本
・画用紙
・ハサミ
・のり
・テープ
【作り方】
1.牛乳パックの注ぎ口部分を切り落とし、2本をテープで固定する
2.画用紙を牛乳パック全体にのりで貼りつける
3.閉じた状態と開いた状態の両方に好きな絵を描いて完成
参考:たまごだるま
ガムテ芯のコロコロおもちゃ
【特徴】
使い終わったガムテープの芯に鈴やビーズを入れて両端を塞いだり、カラフルなテープでデコレーションしたりして作る、転がすと音が鳴る手作りおもちゃです。
赤ちゃんが押すとコロコロ転がっていくのを目で追いかけたり、ハイハイで追いかけたりすることで、追視の練習や運動発達を自然に促してくれます。
丈夫で軽いから赤ちゃんが投げても安全で、中に入れるものを変えれば音も変わるので、シャラシャラ、カラカラと違う音を楽しみながら、聴覚の刺激にもなる一石二鳥のおもちゃです。
【材料】
・ガムテープの芯
・透明なヨーグルトの蓋
・カラー布ガムテープ
・中に入れるもの(鈴、ビーズ、デコレーションボールなど)
・画用紙
・透明テープ
・両面テープ
・ボンド
・ハサミ
【作り方】
1.ガムテープの芯の内側を画用紙などでデコレーションする
2.ヨーグルトの蓋を芯の直径に合わせてカットし、ボンドで貼りつける
3.中に好きな飾りを入れて反対側にも蓋を貼りつける
4.外側にカラーガムテープを貼って完成
参考:Youtube

保育現場で使用する材料の選び方
保育士が推奨する材料
手作りおもちゃの材料は、口に入れても安全で肌に優しく、加工しやすい素材を選びましょう。
推奨する材料:
- 牛乳パック、ダンボール、お菓子の空き箱 丈夫で加工しやすく、様々な形に活用可能
- ペットボトル、たまごのパック ガラガラやビーズを入れたフローティングボトルに
- 布やフェルト 安全で手触りがよく、色柄豊富で視覚的にも楽しめる
- 鈴、ビーズ 触覚や聴覚を刺激する音の要素に
- 綿 布のおもちゃに入れて柔らかく握りやすく
- ラップやトイレットペーパーの芯 転がるおもちゃや筒状おもちゃの芯に
避けるべき材料
0歳はおもちゃを口に入れやすいため、危険な材料は避けましょう。
- ボタン、ビーズ、ペットボトルキャップなど誤飲リスクの高い小さな素材
※容器の中に入れて使用する場合はOK - 割れやすいプラスチックやガラス
- 化学薬品を含む塗料や接着剤

保育士からの実践アドバイス
遊び方の工夫
0〜3ヶ月は視界がぼんやりで、目で追う力も未熟です。おもちゃは動かしすぎず、じっくり見せるのがポイントになります。慣れてきたら少しずつ動かして目や首を動かす練習をしてみましょう。
3〜6ヶ月は首座りやお座りで視界が広がります。抱っこや膝に乗せると景色が変わって喜びます。
9〜12ヶ月は指差しで気持ちを伝えるように。大人が言葉にして声かけすると言葉の発達を促せます。
発達に応じた調整
発達に合わせて作り変えたり、機能を追加できるのが手作りおもちゃの魅力です。
ただし、発達にこだわりすぎず、子どもの興味に合ったものを楽しむことが大切になります。親子でおもちゃ遊びを存分に楽しみましょう。
安全な環境づくり
誤飲を防ぐためには、小さい物は手の届かないところに保管したり、机やテーブルの角にガードをつける、床にプレイマットを敷くなどの工夫が必要です。
コード類に興味を示す赤ちゃんも多いので、カバーなどで保護しましょう。

0歳の手作りおもちゃのよくある質問:保育士がお答えします
Q: おもちゃを舐めてしまうのですが大丈夫ですか?
0歳児がおもちゃを舐めるのは、感触や味を確かめて学んでいる証拠なので問題ありません。
ただし、誤飲や衛生面のリスクがあるため、安全なおもちゃ選びと見守り、衛生管理が大切です。
Q: 市販のおもちゃと手作りおもちゃ、どちらが良いですか?
手作りと市販、どちらもメリット・デメリットがあるので、状況に合わせて使い分けがおすすめです。手作りおもちゃは、発達に合わせて作れてコストも抑えられる反面、耐久性が劣り製作に時間がかかります。
市販おもちゃは、安全性が高く手軽に入手でき、デザインや機能も豊富です。ただし高価で、成長とともにすぐ飽きる可能性もあります。
Q: 子どもが興味を示さない場合はどうすれば?
手作りおもちゃに興味を示さない時は、見えやすい位置に置いたり、大人が楽しそうに遊ぶ姿を見せてみましょう。
それでも興味を示さなければ、無理強いは禁物。時間をおいて再挑戦するか、別のおもちゃで気分転換させましょう。

保育現場での成功事例
乳酸菌飲料の小さなペットボトルで作ったフローティングボトルは子ども達に大好評です。
0歳児でも持ちやすいサイズ感で、中のビーズを眺めたり、ボトルを転がしたりとさまざまな遊び方ができます。
また年齢の大きな子どもでも、ままごとに活用して楽しむ子が多く、全年齢が遊べる万能手作りおもちゃです。

0歳の知育には「トイサブ!」がおすすめ
おもちゃ選びのプロが、お子さまの月齢にぴったりの知育おもちゃを選んでお届けする定額制サービスです。
ママにおすすめしたい3つの理由
おもちゃ選びの悩みから解放
「どんなおもちゃが知育に良いの?」「買ってもすぐ飽きちゃうかも…」そんな不安はもう不要。専門家がお子さまの成長と個性に合わせて、ひとりひとりに最適なおもちゃを選んでくれます。
成長に合わせていつもぴったり
お洋服と同じように、おもちゃも成長に合わせて変えていくのが理想的。その時期のお子さまが一番楽しく遊べて、自然と学べるおもちゃが定期的に届きます。
お財布にも収納にもやさしい
使わないおもちゃは返却OK。お気に入りは続けて借りたり、特別価格で買い取ることも可能です。おもちゃが増えすぎて収納に困ることもなく、すべて消毒済みで安心してお使いいただけます。
詳しくは公式サイトへ:トイサブ!
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