トップ トップ よみもの よみもの サインイン サインイン お申込み
【保育士監修】おもちゃで2歳児の発達を最大限に促す!効果的な選び方と使い方完全ガイド

【保育士監修】おもちゃで2歳児の発達を最大限に促す!効果的な選び方と使い方完全ガイド

2025/10/28

「このおもちゃ、うちの子の成長に本当に役立っているのかな?」そんな疑問を感じたことはありませんか?

2歳は言葉も運動能力もぐんぐん伸びる、とっても大切な時期。せっかくおもちゃを選ぶなら、子どもの発達を最大限に引き出せる知育玩具を選びたいですよね。

実は、おもちゃは「ただ与えればいい」というものではないんです。発達段階に合った知育玩具を選び、ママやパパが適切に関わることで、子どもの能力は驚くほど伸びていきます。保育園の現場でも、同じおもちゃでも遊び方や大人の声かけ次第で、子どもの成長が大きく変わる様子を何度も目にしてきました。

この記事では、保育士監修のもと、2歳児の発達を効果的に促すための「知育玩具の選び方」と「使い方」を徹底解説します。おもちゃを通して子どもの可能性を最大限に引き出したい方は、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

全員プレゼント知育おもちゃのハンドブック

○○○○の写真

この記事を書いた人
ライター名:仲村あや
保有資格:保幼稚園教諭2種免許・保育士資格
メッセージ:保育現場で多くの親子と関わってきた経験と、現在進行形の子育て体験から、パパとママがもっと子育てを楽しめるような情報をお届けします。
大変な毎日だからこそ、ちょっとした工夫やサービスの活用で心に余裕を作り、お子さんとの時間をより豊かに過ごしていただけるよう応援しています!

目次

2歳児の発達段階を理解しよう:何ができる時期?

身体機能の発達:手先が器用に、全身運動も活発に

言語能力の爆発的成長:2語文から会話へ

認知能力と社会性の芽生え

発達を最大限に促す知育玩具の選び方5つのポイント

ポイント1:伸ばしたい能力を明確にして選ぶ

ポイント2:発達段階に「ちょうど合った」難易度を選ぶ

ポイント3:遊び方が多様で長く使えるものを選ぶ

ポイント4:親子で一緒に遊べるものを選ぶ

ポイント5:おもちゃは与えすぎない・適正量を守る

発達を促す効果的な知育玩具の「使い方」は親の関わりが鍵!

使い方1:実況中継のように言葉をかけながら遊ぶ

使い方2:子どもの気持ちを代弁して安心感を与える

使い方3:「できた!」を認めて成功体験を積み重ねる

使い方4:子どもの「自己流」を尊重し、見守る

使い方5:遊びの環境を整え、集中できる空間を作る

伸ばしたい能力別のおすすめ知育玩具と発達を伸ばす遊び方

手先の巧緻性を伸ばす知育玩具:ファンラーニング ひもとおし「どうぶつのパレード」

論理的思考力を育てる知育玩具:ボーネルンド「マグ・フォーマー ベーシックセット30ピース」

言語能力を育てる知育玩具:くもん出版「くもんの はじめてのことばえほん」

社会性・想像力を伸ばす知育玩具:ボーネルンド「ダントーイ キッチンセンター」

2歳児の月齢別の発達を促す知育玩具の選び方

2歳0ヶ月〜2歳5ヶ月:基礎を固める時期

2歳6ヶ月〜2歳11ヶ月:応用力を伸ばす時期

よくある質問(Q&A):2歳のおもちゃと発達について

Q1:おもちゃで遊ばないときはどうすればいい?

Q2:正しい遊び方をしないときは教えるべき?

Q3:おもちゃはどのくらいの頻度で買い替えるべき?

Q4:おもちゃの片付けができないときはどうする?

トイサブ!で成長に合わせた知育玩具選びを

2歳児の発達段階を理解しよう:何ができる時期?

知育玩具で発達を促すには、まず2歳児の発達段階を正しく理解することが大切です。2歳という時期は「イヤイヤ期」真っ盛りですが、同時に心も体も急成長を遂げる重要な時期でもあります。

身体機能の発達:手先が器用に、全身運動も活発に

2歳になると、歩行が安定して走ったりジャンプしたりと、全身を使った運動ができるようになります。階段の上り下りやボール投げなど、1歳の頃にはできなかった動作が次々とできるようになるのもこの時期の特徴です。

特に注目したいのが手先の巧緻性の発達です。2歳前半では手のひら全体でつかんでいたものが、2歳後半には親指・人差し指・中指の3本指を使った「つまむ」動作ができるようになります。

シールをはがして貼る、ねじを回す、ハサミで紙を切るといった細かい動作が可能になり、遊びの幅が一気に広がりますよ。

保育園でも、2歳児クラスになると子どもたちの動きが一気にダイナミックになります。

追いかけっこを楽しんだり、音楽に合わせて体を動かしたりする姿が見られるようになります。こうした全身運動を通して、バランス感覚や筋力、身体のコントロール能力が養われていくんですよ。

言語能力の爆発的成長:2語文から会話へ

2歳は「言葉の爆発期」とも呼ばれ、語彙が急激に増える時期です。200語から300語程度の言葉を理解し、「ママ、行く」「ワンワン、いた」といった2語文を話すようになります。

2歳後半には3語文を話す子どもも出てきて、自分の気持ちや欲求を言葉で伝えられるようになります。

「これなあに?」と質問することが増えるのも、この時期の大きな特徴。身の回りのものに興味を示し、名前を知りたがります。大人の話す言葉の理解も進み、簡単な指示に従えるようになります。

言語能力を育むには、ママやパパが積極的に言葉をかけることがとても大切です。

おもちゃで遊ぶ際にも、「これは赤い車だね」「ボールを転がそうか」と実況中継のように語りかけることで、子どもの語彙は自然に増えていきますよ。

認知能力と社会性の芽生え

2歳になると、目の前にないものを想像する力が育ち、ごっこ遊びができるようになります。

人形を使って「ごはん食べさせる」真似をしたり、お母さんやお店屋さんの真似をしたり。これは想像力・創造力が豊かになり、物を象徴としてみることができるようになった証です。

自我が芽生え「自分で!」という気持ちが強くなるのもこの時期。服を着たり、靴をはいたり、スプーンで食事をしたりと、生活に必要な基本的な動作を自分でやりたがります。

思い通りにならないとかんしゃくを起こす「イヤイヤ期」も、脳の前頭前野部分が未発達なことが原因で、自我の芽生えと脳の発達がアンバランスな時期に起こる一時的なものなんです。

保育士として感じるのは、このイヤイヤ期こそが子どもが自分という存在を確かめ、他者との違いを学ぶ大切な成長過程だということ。

お友だちの存在を少しずつ意識するようになり、簡単なルールのある遊びも理解できるようになります。他者との関わりを通して社会性が育っていく大切な時期です。

発達を最大限に促す知育玩具の選び方5つのポイント

おもちゃを選ぶ際、「何となく良さそう」で選んでいませんか?発達を効果的に促すには、明確な基準を持って知育玩具を選ぶことが大切です。

ポイント1:伸ばしたい能力を明確にして選ぶ

知育玩具を選ぶ前に、「今、どの能力を伸ばしたいか」を明確にしましょう。2歳児が発達させる能力は多岐にわたります。手先の巧緻性、言語能力、論理的思考力、社会性、創造力など、それぞれの能力に適したおもちゃがあります。

手先の器用さを伸ばしたいなら、パズル・ビーズの紐通し・ペグさし・積み木などがおすすめです。これらは指先を使う細かい動作を繰り返すことで、手指の器用さを養います。

言語能力を育てたい場合は、ことばずかんや絵本、音の出るおもちゃが効果的。物の名前を覚えたり、ママとの会話を促したりすることで、語彙が自然に増えていきます。

論理的思考力を育むには、積み木・ブロック・パズルなどが最適です。「どこにどのピースをはめるか」「どう組み立てれば崩れないか」と試行錯誤することで、問題解決力が身につきます。

保育園でたくさんの子どもを見てきましたが、同じ積み木でもその子によって遊び方が違います。高く積み上げる子、横に長く並べる子、形を作る子。それぞれが自分なりの目標を持って取り組むことで、異なる能力が伸びていくんです。

ポイント2:発達段階に「ちょうど合った」難易度を選ぶ

知育玩具の難易度選びは非常に重要です。簡単すぎると子どもはすぐ飽きてしまい、難しすぎると挫折感を味わい興味を失ってしまいます。

「ちょっと頑張ればできる」レベルのおもちゃを選ぶのがコツ。心理学では「発達の最近接領域」と呼ばれる概念があり、「今できることと、サポートがあればできること」の間の領域が最も成長を促すとされています。

具体的には、2歳前半なら3〜5ピースのはめこみパズル、2歳後半なら5〜10ピースのジグソーパズルが適切です。積み木なら、2歳前半は5〜6個を積む、2歳後半は10個以上積むことに挑戦できます。

対象年齢はあくまで目安。その子の発達ペースに合わせて、少し簡単かな?と思うくらいから始めて、「できた!」という成功体験を積み重ねることが大切です。

成功体験は自己肯定感を育み、次の挑戦への意欲につながりますよ。

ポイント3:遊び方が多様で長く使えるものを選ぶ

発達を促す知育玩具選びで重要なのが、自由度の高さです。答えが一つに決まっているおもちゃよりも、いろいろな遊び方ができるおもちゃの方が、子どもの創造力や想像力を育みます。

積み木やブロックは、その代表例です!縦に高く積む、横に長くつなげる、家や車を作る、色をそろえて並べるなど、その子の発想次第で無限に遊び方が広がります。

同じおもちゃでも、2歳前半と後半では遊び方が変わり、3歳・4歳になってもまだ新しい発見がありますよ。

おままごとセットやごっこ遊びのおもちゃも、自由度が高い知育玩具です。料理を作る真似から始まり、お店屋さんごっこ、家族ごっこへと発展していきます。ストーリーを自分で考えながら遊ぶことで、想像力・言語能力・社会性が同時に育ちます。

保育士として感じるのは、「正しい遊び方」を教えすぎない方が子どもの発達にはプラスだということ。

ミニカーを一列に並べる、音が出るボタンだけを押し続けるなど、ママから見ると「変な遊び方」でも、それはその子が自分なりに工夫して遊んでいる証拠。自己流の遊びこそが脳を発達させるんですよ。

ポイント4:親子で一緒に遊べるものを選ぶ

知育玩具の効果を最大限引き出すには、ママやパパの関わりが不可欠です。親が一緒に遊ぶことで、子どもの学習効果は大きく高まります。

親子で共同で遊べる知育玩具を選びましょう。パズルを一緒に完成させる、積み木で協力して大きな作品を作る、ごっこ遊びで役割を分担するなど、共同作業を通して子どもは達成感を味わい、親子の絆も深まります。

心理学や発達心理学の研究によれば、親が積極的に知育遊びに関わることが、子どもの学習や社会的スキルの発達にプラスの影響を与えることが明らかになっています。

親と一緒に遊ぶことで、子どもは「見守られている」という安心感を得て、より挑戦的な遊びに取り組めるようになります。

一人遊びも大切ですが、2歳の段階ではママやパパと一緒に遊ぶ時間を十分に確保することが、発達を促す上で重要なポイントになります。

ポイント5:おもちゃは与えすぎない・適正量を守る

意外に思われるかもしれませんが、おもちゃは少ない方が発達に良いという研究結果があります。

2017年にアメリカのトレド大学で行われた研究では、36人の1歳半〜2歳半の幼児を2つのグループに分け、4個のおもちゃがある部屋と16個のおもちゃがある部屋で遊ばせました。

結果、4個の部屋の方がいろいろな方法でより深く想像力を働かせて遊んでいたことが分かりました。16個の部屋では、おもちゃを頻繁に取り替える傾向があったそうです。

おもちゃを与えすぎると、このような影響があると言われています。

  • 想像力が育ちにくくなる:おもちゃが少ないと、一つのおもちゃでいろいろな遊び方を工夫するようになります
  • 集中力が下がりやすくなる:たくさんおもちゃがあると、すぐ次のおもちゃに気を取られ、一つの遊びに没頭しなくなります
  • 物を大事にしなくなる:いつでも買ってもらえると、一つ一つのおもちゃへの愛着が育ちにくくなります

保育園でも、おもちゃの数を減らして環境を整えることで、子どもたちの遊びの質が向上することを実感しています。

発達を促す効果的な知育玩具の「使い方」は親の関わりが鍵!

知育玩具を選んだら、次は「どう使うか」が重要です。同じおもちゃでも、使い方次第で発達への効果は大きく変わりますよ。

使い方1:実況中継のように言葉をかけながら遊ぶ

言語能力を伸ばすために最も効果的なのが、遊びながら実況中継のように語りかけることです。

「赤いブロックだね」「上に積んでみよう」「わあ、高く積めたね!」と、子どもの行動を言葉で表現してあげましょう。これにより、物の名前や動作を表す言葉を自然に覚えていきます。

音が出るおもちゃを使う場合は、「これは何の音かな?」と問いかけたり、「ワンワンって鳴いたね。犬さんだね」と音と物を結びつける言葉をかけてあげると効果的です。

保育園でも、言葉かけを意識的に行うことで、子どもたちの語彙が目に見えて増えていきます。

「これは○○だよ」と教えるだけでなく、「○○ちゃんは△△してるんだね」と行動を代弁することで、子どもは「自分のしていることには言葉がある」と理解していきます。

使い方2:子どもの気持ちを代弁して安心感を与える

2歳はイヤイヤ期真っ盛りで、思い通りにならないとかんしゃくを起こすこともあります。おもちゃで遊んでいるときも、うまくできずにイライラすることがあります。

そんなときは、子どもの気持ちを代弁してあげましょう。「パズルが入らなくて悔しかったんだね」「もっと遊びたかったんだね」と気持ちを言葉にすることで、子どもは「分かってもらえた」と安心します。

発達障害の子どもへの対応でも、気持ちを代弁することは非常に効果的だとされています。「欲しい気持ちをわかってもらえた」と感じることで、落ち着きやすくなります。

いきなり「ダメ!」と禁止するのではなく、まず気持ちを受け止めてから、「こうしてみようか」と提案する方が、受け入れやすくなりますよ。

使い方3:「できた!」を認めて成功体験を積み重ねる

発達を促す上で最も大切なのが、「できた!」という成功体験です。

パズルのピースが一つはまった、積み木を3個積めた、ボールを箱に入れられた。どんな小さなことでも、「できたね!」「すごい!」と認めてあげましょう。

成功体験は自己肯定感を育み、「もっとやってみよう」という意欲につながります。逆に、「もっと高く積まなきゃダメ」「違う、そうじゃない」と否定的な言葉をかけると、子どもは挑戦する意欲を失ってしまいます。

保育園では、子どもが何かに挑戦しているときは、結果よりもプロセスを褒めるようにしています。「一生懸命頑張ったね」「いろいろ試してみたね」と努力を認めることで、子どもは「失敗しても大丈夫」と思えるようになります。

使い方4:子どもの「自己流」を尊重し、見守る

知育玩具には「正しい遊び方」がありますが、子どもの自己流の遊び方を否定しないことが大切です。

ミニカーを一列に並べる、積み木を横にずらっと並べる、パズルのピースを色別に分けるだけ。ママから見ると「ちゃんと遊んでない」と思うかもしれませんが、これはその子なりのルールで遊んでいる証拠です。

2歳は「秩序の敏感期」にあり、物を並べたり分類したりすることで、自分なりの秩序を理解しようとしています。こうした遊びを通して、論理的思考の基礎が育っているんです。

自己流な遊びの方が脳が発達するという研究結果もあります。遊びの邪魔をせず、「面白いことを考えたね!」と子どもの発想を楽しむ姿勢が大切。

ただし、危険な遊び方をしている場合は、「こうすると安全だよ」と教えてあげる必要があります。

使い方5:遊びの環境を整え、集中できる空間を作る

子どもが集中して遊べる環境を整えることも、発達を促す上で重要です。

テレビやスマホなど、気が散るものは消しましょう。静かな環境で、子どもが遊びに没頭できる時間を作ることが大切です。

おもちゃは出しっぱなしにせず、遊ぶときだけ出すようにしましょう。たくさんのおもちゃが目に入ると、子どもは何で遊ぶか迷ってしまい、集中力が続きません。

保育園でも、遊びのコーナーを分けたり、おもちゃの種類を限定したりすることで、子どもたちが落ち着いて遊べる環境を作っています。

遊びが終わったら一緒に片付ける習慣をつけることも大切。「お片付けの歌」を歌いながら片付けると、子どもも楽しく片付けられます。

伸ばしたい能力別のおすすめ知育玩具と発達を伸ばす遊び方

ここからは、伸ばしたい能力別におすすめの知育玩具を、保育士の視点から具体的にご紹介します。

手先の巧緻性を伸ばす知育玩具:ファンラーニング ひもとおし「どうぶつのパレード」

メーカー: ボーネルンド
価格: ¥3,960(税込)

ライオン、ゾウ、キリンなど、かわいい動物たちに紐を通して遊ぶ知育玩具です。

動物ごとに穴の長さが違うので、簡単なものから少し難しいものまで、お子さんのペースで挑戦できます。大きめサイズで握りやすく、2歳のお子さんでも扱いやすい設計。紐通しの動作が手先の器用さをぐんぐん育てます。

発達を促す遊び方

最初は穴が短い動物から始めてみましょう。「ライオンさんに紐を通してあげようか」「わあ、反対側から出てきたね!」と声をかけながら、一緒に挑戦してみてください。慣れないうちはママが手を添えてサポートしてあげると安心です。

付属の木製スティックを紐の先につけると、さらに通しやすくなりますよ。慣れてきたら、「次はゾウさん!」と自由に通していったり、パネルを裏返して出てきた動物を順番に通していく遊びにも発展できます。

ひもとおしは手指の巧緻性を養うのに最適な知育玩具です。3本指でしっかりつまむ、紐を穴に通す、引っ張るという一連の動作を繰り返すことで、将来のボタンかけや靴ひも結びなどの生活動作の基礎が自然と育ちます。

「できた!」という達成感を味わうたびに、「もっとやりたい!」という意欲がわいてきます。集中して取り組む経験は、お子さんの自信にもつながりますよ。

論理的思考力を育てる知育玩具:ボーネルンド「マグ・フォーマー ベーシックセット30ピース」

メーカー: ボーネルンド
価格: ¥16,500(税込)

磁石でくっつくカラフルなパーツを組み合わせて遊ぶ知育玩具。「ベーシックセット 30ピース」は、正方形と三角形のパーツがバランスよく入っており、平面から立体作品まで幅広く楽しめます。

パーツ同士が近づくと自然にくっつくため、直感的に楽しめます。磁石の力で簡単に組み立てられるため、成功体験を積みやすく、自己肯定感を育めます。

発達を促す遊び方

最初は平面で形を作ることから始めましょう。「四角を4つつなげると、大きな四角になるね」と、形の概念を伝えます。

慣れてきたら、立体に挑戦。「ここに三角をつけると、お家の屋根になるよ」と声をかけながら、一緒に作品を作ります。磁石の力で簡単に立体が作れるので、子どもは「できた!」という成功体験を積みやすく、自信につながります。

色を使った遊びもおすすめ。「赤いブロックだけで作ってみよう」「虹色の順番に並べてみよう」と提案することで、色の認識力も育ちます。

保育園では、このような磁石のブロックは子どもたちに大人気。自分の作品が壊れにくいので、達成感を味わいやすく、「もっと作りたい!」という意欲が続きます。

言語能力を育てる知育玩具:くもん出版「くもんの はじめてのことばえほん」

メーカー: くもん出版
価格: ¥4,620(税込)

音声ペンでタッチするだけで、日本語と英語の両方が聞けることばえほんです。「たべもの」「のりもの」「どうぶつ」など、2歳児に身近なテーマがたっぷり。

大きなイラストと分かりやすい構成で、お子さんが自分から「これ何?」と興味を持ちやすい設計になっています。単語468語、フレーズ108、英語の歌6曲と内容も充実。1.5歳から長く使える知育玩具として、多くのご家庭で活用されています。

発達を促す遊び方

最初はお子さんが興味を持ったページから始めましょう。「これは何かな?」と一緒にペンでタッチして、音声を聞いてみてください。

ママも一緒にページをめくって、「りんごだね!○○ちゃんもりんご好きだよね」と、お子さんの生活と結びつける言葉をかけることで、語彙がより定着します。ペンから聞こえる音声を真似することで、正しい発音も自然と身につきますよ。

慣れてきたら、「バナナはどこかな?」とクイズ形式で遊ぶのも効果的。えほんには「ことばクイズ」も収録されているので、親子で一緒に楽しめます。正解したら「見つけられたね!」と褒めてあげることで、お子さんは意欲的に取り組めます。

物の名前だけでなく、形容詞や動詞、あいさつや会話表現も充実しているので、2歳後半からの語彙の爆発的な増加をしっかりサポートしてくれます。単語からチャンツ・うた・クイズへ、そして文や会話へとステップアップできる構成なので、成長に合わせて長く使えるのも魅力です。

社会性・想像力を伸ばす知育玩具:ボーネルンド「ダントーイ キッチンセンター」

メーカー: ボーネルンド(BorneLund)
価格: ¥17,050(税込)

ボーネルンドのロングセラー商品であるシンプルなつくりのキッチンセンターです。世界中の子ども部屋にあうようにとデザインされて、身近な人の真似をするようになる1・2歳頃の子どもにとって本物に近い感覚で遊べる子どもの等身大サイズです。

お料理に必要なお鍋、フライパン、調味料入れなど、すべてセットになっています。女の子はもちろん男の子にも大人気です。

発達を促す遊び方

最初はママと一緒に「お料理ごっこ」から始めてみてください。「今日は何を作ろうか?」「カレーを作ろうね」と会話しながら、料理を作る真似をします。

「ジュージュー焼けてるね」「美味しそう!」と声をかけることで、言語能力も同時に育ちます。

慣れてきたら、「お店屋さんごっこ」や「家族ごっこ」に発展させましょう。

子どもが「店員さん」役、ママが「お客さん」役になって、「いらっしゃいませ」「これください」とやりとりすることで、社会性やコミュニケーション能力が育ちます。役割を交代することで、相手の立場を理解する力も養われます。

保育園でも、おままごとは社会性と想像力を育むのに最も効果的な遊びの一つです。

ストーリーを自分で考え、役割を演じることで、創造力が豊かになります。お友達と一緒に遊ぶようになると、順番を守る、譲り合う、協力するといった社会性も自然に身についていきます。

2歳児の月齢別の発達を促す知育玩具の選び方

2歳といっても、2歳0ヶ月と2歳11ヶ月では発達段階が大きく異なります。月齢に合わせた最適な知育玩具を選ぶことで、発達をより効果的に促せます。

2歳0ヶ月〜2歳5ヶ月:基礎を固める時期

この時期は手先の基本的な動きを習得する時期です。大きめのパーツの知育玩具から始めましょう。

おすすめ知育玩具

  • 3〜5ピースのはめこみパズル
  • 大きめのブロック(デュプロなど)
  • 型はめパズル
  • 大きめの積み木(5〜6個を積む)
  • シンプルなおままごとセット

発達を促すポイント

「できた!」という成功体験を積み重ねることが最優先です。簡単すぎるかな?と思うくらいのレベルから始めて、自信をつけさせましょう。

2歳6ヶ月〜2歳11ヶ月:応用力を伸ばす時期

手先がより器用になり、複雑な動作ができるようになる時期です。少し難易度の高い知育玩具に挑戦しましょう。

おすすめ知育玩具

  • 5〜10ピースのジグソーパズル
  • ビーズの紐通し
  • ペグさし(小さめサイズ)
  • 積み木(10個以上を積む)
  • コロコロコースター
  • ことばずかん
  • ごっこ遊び用の人形・道具

発達を促すポイント

自分で考えて試行錯誤する機会を増やしましょう。すぐに答えを教えず、「どうしたらうまくいくかな?」と問いかけることで、問題解決力が育ちます。

よくある質問(Q&A):2歳のおもちゃと発達について

Q1:おもちゃで遊ばないときはどうすればいい?

おもちゃに興味を示さない場合、いくつかの理由が考えられます。

まず、おもちゃが多すぎて選べない可能性があります。おもちゃの数を減らし、3〜5種類程度に絞ってみましょう。子どもが自分で選べる環境を整えることが大切です。

次に、難易度が合っていない可能性があります。簡単すぎても難しすぎても、子どもは興味を失います。発達段階に合った知育玩具を選び直してみましょう。

また、ママが一緒に遊んでいないことも理由の一つ。2歳の段階では、親と一緒に遊ぶことで安心感を得て、おもちゃへの興味が高まります。「これで遊ぼう」と誘いかけ、最初は一緒に遊んであげましょう。

保育園では、子どもが興味を示さないおもちゃは一旦しまい、しばらくしてから再度出すと、新鮮さを感じて遊び始めることがよくありますよ。

Q2:正しい遊び方をしないときは教えるべき?

結論から言うと、正しい遊び方を無理に教える必要はありません

子どもが自己流で遊んでいるとき、それは子どもなりに工夫して遊んでいる証拠です。ミニカーを一列に並べる、積み木を横に並べるだけ、音が出るボタンだけを押し続けるなど、ママから見ると「ちゃんと遊んでない」と思う行動も、子どもにとっては意味のある遊びなんです。

2歳は「秩序の敏感期」にあり、物を並べたり分類したりすることで、自分なりのルールや秩序を理解しようとしています。こうした遊びを通して、論理的思考の基礎が育っているんですよ。

自己流な遊びの方が脳が発達するという研究結果もあります。遊びの邪魔をせず、「面白いことを考えたね!」と子どもの発想を楽しむ姿勢が大切です。

ただし、危険な遊び方をしている場合は、「こうすると安全だよ」と教えてあげる必要があります。

Q3:おもちゃはどのくらいの頻度で買い替えるべき?

おもちゃを頻繁に買い替える必要はありません。むしろ、同じおもちゃで長く遊ぶ方が発達には良いとされています。

トレド大学の研究でも、おもちゃの数が少ない方が、一つのおもちゃでいろいろな遊び方を工夫するようになり、想像力が育つことが分かっています。

積み木やブロック、パズルなどは、成長に合わせて難易度を上げられるので、長期間使えます。2歳で購入した知育玩具を、3歳・4歳になっても別の遊び方で楽しめます。

新しいおもちゃを買うより、今ある知育玩具の遊び方を工夫することをおすすめします。ママが「こんな遊び方もあるよ」と提案することで、子どもは新しい発見をして、また夢中になって遊べますよ。

おもちゃが増えすぎたら、一部を一時的にしまい、定期的にローテーションすることで、新鮮さを保てます。

Q4:おもちゃの片付けができないときはどうする?

2歳児が自分で片付けるのは、まだ難しい時期です。しかし、片付けの習慣づけを始める良いタイミングでもあります。

まず、片付けやすい環境を整えることが大切。おもちゃの定位置を決め、子どもの目線の高さに収納場所を作りましょう。「これはここ」と分かりやすくすることで、子どもは片付けやすくなります。

片付けを遊びの延長として楽しくする工夫も効果的です。「お片付けの歌」を歌いながら片付けたり、「どっちが早く片付けられるかな?」と競争したりすると、子どもは喜んで片付けます。

保育園では、週に一度はおもちゃと収納ボックスを一緒に拭き掃除する時間を設けています。物を大切にする心を育むとともに、清潔に保つ習慣が身につきます。

最初から完璧を求めず、「一緒に片付けよう」とママも手伝いながら、少しずつ習慣化していきましょう。

トイサブ!で成長に合わせた知育玩具選びを

ここまで、2歳児の発達を促す知育玩具の選び方と使い方をご紹介してきました。「発達段階に合ったおもちゃを選ぶ」「ママが一緒に遊ぶ」「おもちゃは適正量に」など、意識すべきポイントがたくさんありましたね。

でも、実際に毎月成長する子どもに最適な知育玩具を自分で選び続けるのは、正直大変ですよね。「今、どの能力を伸ばすべき?」「このおもちゃは発達段階に合ってる?」と悩むこともあるでしょう。

そこでおすすめなのがトイサブ!なんです。

なぜトイサブ!が選ばれるのか?

プロが月齢に合わせて厳選

モンテッソーリ教育を含む、様々な保育の知見を持った専門家が、子どもの知育にフォーカスした世界のこだわりのおもちゃをセレクト。月齢とともに興味に変わる幼児期。あなたのお子様の成長を応援する、成長過程にぴったりの知育玩具をお届けします。

成長に合わせて交換できる

トイサブ!は、2ヶ月ごとに新しいおもちゃと交換。成長に合わせて交換できるので、月齢に合わせたおもちゃで遊ぶことができ、年齢ごとに買い替えたりする必要がありません。

収納問題も解決

使わなくなったおもちゃは返却可能。ついつい増えてしまうおもちゃの収納場所に困ることもありません。

購入前のお試しにも最適

気に入ったおもちゃは特別価格で購入可能。「このおもちゃ、欲しいけど気に入ってくれるかな?」と迷っているおもちゃのお試しとしても利用できます。

プロが選んだ安全で発達に適したおもちゃで、お子さんの成長をサポートしてみませんか。

「毎月どんなおもちゃが届くかな」という期待感と、子どもがそのおもちゃで成長していく様子を見守る喜びは、子育てをより充実したものにしてくれます。

初月990円(税込)からスタートできます。今すぐ、お子さんの成長に最適なおもちゃ体験を始めてみてください。

詳しくはこちら→トイサブ!公式サイト

【合わせて読みたい】
2歳の子どもにはどんな発達が見られる?年齢に適した遊び・おもちゃも
2歳の車おもちゃ・のりもの完全ガイド〜人気おすすめランキング&選び方
2歳におすすめの公文おもちゃ完全ガイド!発達に合わせた知育玩具ランキング

トイサブ!タイムス

子どもと一緒に、わくわくする時間を。
育児に寄り添うWebメディア

子どもの成長ってわくわくする。
大変なことや不安なことはたくさんあるけれど
楽しくて、短くて、大切な時間を
私たちトイサブ!と一緒に過ごしませんか。

トイサブ!タイムス
一人ひとりに合った知育おもちゃが届く
定額制知育サービス「トイサブ!」が運営する
Webメディアサイトです。