「4歳からプログラミング?」と聞いて驚かれるかもしれませんが、実は今の時代、プログラミングおもちゃは難しいパソコン操作ではなく、ブロックやパズルで遊ぶような感覚で楽しめるものばかり。
お子さまが「これをこうしたらどうなるかな?」と目を輝かせながら試行錯誤する姿は、まさに未来を生きる力を育んでいる瞬間です。
2020年から小学校でも必修化されたプログラミング教育。
その土台となる論理的思考力や問題解決能力を、4歳から遊びを通じて自然に身につけられるプログラミングおもちゃの魅力と選び方をご紹介します。
プログラミングおもちゃで4歳の子どもに必要な能力を育てよう

「プログラミング」と聞くと難しそうですが、4歳向けのおもちゃはパソコンを使わずに、「考える力」を育める楽しいツールとなっています。「こうしたらどうなる?」と遊びながら試すうちに、これからの時代に大切な「論理的思考力」や「問題解決能力」が自然に身につけられるでしょう。
2020年4月からは小学校でもプログラミング教育が必修となっているため、4歳のうちにおもちゃを使って慣れておくことは重要です。
論理的思考と問題解決の基礎が育つ
プログラミングおもちゃは、4歳のこどもが「論理的思考」に触れるきっかけを与えてくれます。「前に3つ進んで右に曲がる」など、自分の指示通りにおもちゃが動く様子を観察することで、「どうすればゴールできるのか」といった課題に対して、筋道を立てて考える力が育ちます。
これはお出かけのときに、「靴を履いて、帽子をかぶって、ドアを開ける」といった形で段取りを考えるのと、同じ思考プロセスです。「こうしたいから、こうする」と、自分の考えを言葉で説明する力にもつながっていきます。うまくいかないときも「次はこうしよう」と試行錯誤するようになり、自分で問題を解決する力や挑戦する心が育まれます。
タブレット・スマホ不要!デバイスなしで学習できる理由
スクリーンタイムが気になるママも多いですが、4歳向けのおもちゃはデバイスを使わない「アンプラグドタイプ」が主流です。タブレットに依存することなくプログラミングを学べる点は、ママ・パパにとって安心材料になりますね。
例えばアンプラグドタイプのおもちゃは、手で触れるカードやブロック、本体のボタンなどを使って直接命令をプログラミングするものがあります。デジタルの画面がなくても、基本的な考え方が体感で学べる点が魅力です。
こどもが自分の手で触って動かす体験は記憶に残りやすく、プログラミングに対する基本的なことを理解するための手助けになります。本格的なデジタルに慣れるのは、もう少し先でも大丈夫。4歳という時期は、手触り感のあるおもちゃでじっくり遊ぶ時間を大切にしましょう。

【種類別】プログラミングおもちゃのタイプと特徴

プログラミングおもちゃには、ロボットやブロックなどいろいろな種類があります。魅力的なおもちゃばかりなので、「うちの子にはどれが合うのかな?」と迷ってしまいますよね。
4歳のこどもの興味を惹くのにぴったりのものが見つかるように、おもちゃのタイプ別にそれぞれの特徴を分かりやすくご紹介します。
ロボット型:動きで学ぶプログラミング
動物や乗り物のかたちのロボットを、自分でプログラミングして動かすタイプのおもちゃです。本体のボタンや専用カードで命令すると、指示通りに動いてくれるため、それを見てこどもは大きな達成感を感じます。
自分の命令で目の前のおもちゃが動くという、視覚的な分かりやすさがロボット型のプログラミングおもちゃの魅力です。自分で作った物語の主人公のように動かすこともできるので、こどもの想像力が豊かになりますね。乗り物やロボット、ごっこ遊びが好きなこどもには、特にぴったりのおもちゃです。
ブロック・パズル型:論理的思考を養う
機能を持つブロックを組み合わせたり、パズルのピースをはめたりして、プログラミングの考え方を学ぶタイプのおもちゃです。例えばゴールまでの道をブロックで組み立てるおもちゃなら、順序立てて考える力が身につきます。
「こっちのブロックじゃないな」と自然と試行錯誤するうちに、空間認識能力も養われるでしょう。正解に向かって黙々と作業する過程を経験するうちに、遊びのなかで集中力も鍛えられます。
電子回路型:STEM教育の第一歩
電気の仕組みについて学べる、他と比べて少しステップアップしたタイプのおもちゃです。パーツを正しくつなぐと「明かりがつく」「音が鳴る」といった結果が生まれ、科学やものづくりの楽しさに触れるきっかけになります。パーツは安全に作られているので、4歳のこどもでも安心して電気の不思議な性質を学べるでしょう。
科学(Science)技術(Technology)工学(Engineering)数学(Mathematics)の4つの分野を統合的に勉強する、「STEM教育」の第一歩としてもおすすめです。
ゲーム型:楽しみながら学ぶ
すごろくやカードゲームなど、身近な遊びのルールにプログラミングの要素が取り入れられているおもちゃです。「みんなで遊べる」のが大きな魅力で、ルールを守りながらゴールを目指すうちに、自然と論理的な思考と周囲に配慮する力が身につきます。「次はどうする?」などと、自然な形で会話が生まれるのも嬉しいポイント。お友達や家族と順番を守って遊ぶことで、協調性や社会性も育まれるでしょう。

4歳向けプログラミングおもちゃBEST5
1位:ロジカルルートパズル

特徴:パズルを解いてボールを転がそう!ボールが正しくゴールするように転がる道を考えるパズルです。ボールの動き方は2種類しかないためとてもシンプルですが、組み合わせ次第で様々なボールの動き方になります。パズルとボール転がし両方の楽しさを感じながら論理的思考力、問題解決力、集中力を養います。
価格:4400円(税込み)
参考:トイサブ!
2位:Race to the Treasure!

特徴:鬼より早く宝物を手に入れられるかを競う協力型ボードゲーム。カードを引く毎にプレイヤー全員で意見を出し合い、協力しながら戦略を考え、ゲームを進めていきましょう。ゲームを通して問題解決力や自分の意見をみんなに伝えるコミュニケーション能力等を楽しく育むことができます。
価格:2970円(税込み)
参考:トイサブ!
3位:4歳からのプログラミング教材『マタタ プロセット』!

特徴:マタタ(Matata)は、4歳からプログラミングが学べる手のひらサイズのロボットです。
ロボットを動かすためのコマンドは、カラフルなブロックの形をしており、想像力を働かせつつブロックを組み合わせるだけで、だれでも簡単にロボットをコントロールするプログラムを作ることができます。
プログラミング言語を知る必要なく、基本的なプログラミングスキルや、それに必要な論理的思考=「プログラミング的思考力」を楽しく養うことができます。
価格:38,280円 (税込)
参考:公文
4位:プログラミングロボ キンダーボット

特徴:キンダーボットは、お子さまが簡単にコードを入力して、ロボットの動きをコントロールすることができる、初めてのプログラミングにおすすめの知育玩具です。方向の前、後、右、左のコードを10種類入力して、キンダーボットを自由に動かせることができます。
価格:11,000円(税込み)
参考:マテル
5位:GEOFIX(ジオフィクス) 入門セット スタンダードカラー 40ピース

特徴:図形と立体に強くなるロングセラーの脳トレ3Dパズル。オーストラリアで算数の教材として生まれた知育玩具。4つの図形は自由で無限の組み立てができ、構成力、集中力、創造力が身につきます。「グッド・トイ」認定に続き、「キッズデザイン賞」を受賞しており玩具として高い評価を得ています。
価格:3,300円(税込)
参考:株式会社ジオジャパン

ママの不安を解決!プログラミングおもちゃQ&A

「対象年齢4歳って本当に理解できる?」
はい、ご安心ください。対象年齢4歳のおもちゃは、文字が分からなくても、色や形で直感的に遊べるように作られています。
「矢印の方向に進む」というように、見ただけで意味がわかるものがほとんどです。こどもたちは大人が思う以上に遊びの天才。まずはママが楽しそうに遊んで見せてあげれば、すぐに夢中になって自分なりのルールで楽しみ始めますよ。
「プログラミング知識ゼロの親でも大丈夫?」
もちろんです!4歳向けのおもちゃは、専門知識がなくても親子で楽しめるよう設計されています。
「どうなるかな?」と一緒に楽しみながら、多くのことを発見できるのがプログラミングおもちゃの魅力です。ママやパパが先生になるのではなく、「すごいね!」とこどもをたくさん褒めてあげる「応援団」でいることが重要です。
「本当に将来の学習に役立つの?」
はい、役立ちます。プログラミングおもちゃで育まれるのは、手順を考える「計画性」や、失敗を恐れずに挑戦する「試行錯誤の力」、物事を順序立てて考える「論理的思考力」です。
例えば物事を順序立てて考える力は、算数の文章問題を解いたり、理科の実験をしたりするときの基礎になります。遊びのなかで身につけた「考えるのが楽しい」という気持ちは、将来の勉強を支える基礎になるでしょう。
こちらの動画では、文部科学省の担当者が小学校でのプログラミング教育について解説しており、記事の内容と合わせてご覧いただくと、より理解が深まります。
【文部科学省】小学校のプログラミング教育に関するオンライン研修会の様子

プロのおもちゃプランナーが選ぶ!知育おもちゃのサブスクなら「トイサブ!」

「うちの子にぴったりなプログラミングおもちゃが欲しい」「プログラミングおもちゃ以外の知育玩具も試してみたい」そう思っている方も多いと思います。
累計5万世帯が利用している、知育玩具のサブスクリプションサービス「トイサブ!」は、お子さまの年齢に応じたぴったりなおもちゃが届きます。
「トイサブ!」が選ばれる理由3選!
1.知育のプロであるおもちゃプランナーがおもちゃを厳選
お子様の発達・興味関心に合わせ、最適な知育おもちゃを個別に選定してお届けします。おもちゃは2ヶ月に1回交換できる、成長に応じたおもちゃが届くことで継続的な知育できます。
2.国内外の1,800種類以上の中からおもちゃが選ばれる
取り扱っているおもちゃは「安全性」「知育性」「デザイン性」を重視しており、日本だけでなく海外の製品も多数取り揃えています。
3.レンタルなのでおもちゃが増えない
子どもの成長過程とともに、使わなくなったおもちゃは返却できるため、おもちゃが家に溜まることはありません。収納問題も解決し、お部屋もスッキリします。
詳しくはこちら→ トイサブ!公式サイト
【合わせて読みたい】
・4歳児にはどんな発達が見られる?年齢に適した遊びやおもちゃもご紹介
・ブロック遊びの知育効果|年齢別の遊び方とおすすめのおもちゃ10選
・知育パズルに効果はある?年齢別に遊び方のポイントも説明!
・子どもの知育にパズルは効果あり?年齢別おすすめ知育パズルを紹介
