「いつになったら、朝までぐっすり寝てくれるの?」——夜中に何度も起きる赤ちゃんのお世話をしていると、ふと涙が出そうになる夜がありますよね。
赤ちゃんが夜通し寝られるようになる時期は、平均すると生後6か月ごろが目安です。ただし個人差がとても大きく「うちの子だけ遅いの?」と不安になる必要はまったくありません。
この記事では、保育士監修のもと、月齢別の睡眠発達の特徴・夜通し寝るために整えたい生活リズム・家庭でできる工夫をやさしくまとめました。
「なぜ夜中に起きるのか」の理由と対処法もセットでお伝えするので、今夜から実践できるヒントがきっと見つかりますよ。
ライター名:仲村あや
保有資格:幼稚園教諭2種免許・保育士資格
メッセージ:保育現場で多くの親子と関わってきた経験と、現在進行形の子育て体験から、ママやパパがもっと子育てを楽しめるような情報をお届けします。
大変な毎日だからこそ、ちょっとした工夫やサービスの活用で心に余裕を作り、お子さまとの時間をより豊かに過ごしていただけるよう応援しています!
目次
「夜通し寝る」の定義と平均的な月齢|保育士監修の目安データ

「夜通し寝る」という言葉は、人によってとらえ方が違います。一般的に睡眠研究の世界では、「夜間に連続5〜6時間以上眠る」または「23時から翌朝5時まで起きずに眠る」ことを指します。大人の感覚でいう「朝までぐっすり」とは、やや異なる点を覚えておいてくださいね。
小児睡眠に関する研究・解説データをまとめると、夜通し寝られるようになる目安は以下のとおりです。
- 生後3〜4か月:夜間に5〜6時間連続で眠れるお子さまが出てくる
- 生後6か月:約3割が夜通し寝(23時〜5時)できるように
- 生後1歳:約5割
- 生後2歳:約7割
つまり、1歳を迎えても夜間に起きるお子さまは珍しくありません。
夜通し寝るまでの道のりは、個人差が大きいもの。筆者は、保育士をしていたので寝かしつけには自信がありましたが、息子は2歳頃まで夜泣きがありました。個人の差を大きく実感したことの一つです。
「よそのお子さまと比べない」ことが、ママやパパの心を守る第一歩ですね。
参考文献
- 日本小児科学会「こどもの救急(ONLINE-QQ)」(2026年4月確認)
- 厚生労働省「健やか親子21」 (2026年4月確認)

赤ちゃんの月齢別・睡眠発達のしくみと特徴【0か月〜2歳まで解説】

赤ちゃんの睡眠は、月齢とともに「細切れ」→「まとまる」→「昼夜のリズム」へと発達していきます。「今うちの子はどの段階?」がひと目でわかるよう、月齢別に整理しました。
生後0〜1か月
総睡眠時間は16〜18時間ですが、20分〜数時間の短いサイクルを繰り返します。
昼夜の区別がまだなく、3〜4時間ごとの授乳が必要な時期。夜間の連続睡眠が5時間未満のお子さまがほとんどです。
生後2〜3か月
体内時計(サーカディアンリズム)が少しずつ動き始めます。
夜にまとまって3〜4時間眠れるお子さまが増えてきますが、「昼夜逆転」が起きやすい時期でもあります。朝の光を浴びる・昼は明るく夜は暗く過ごすという基本リズムが大切です。
生後4〜5か月
睡眠サイクルが整い始め、夜に4〜6時間連続で眠れる日が増えます。
胃の容量が大きくなり、夜間授乳の回数が自然と減っていくお子さまも。一方で「4か月の睡眠退行」と呼ばれる一時的な夜泣きの増加も見られます。
生後6〜7か月
夜通し寝が可能になるお子さまが約3割に増加。ただし離乳食が始まったり、歯が生え始めたり、後追いが出てきたりと、睡眠を妨げる要因も増える時期です。
一時的な「逆戻り」は、育ちの途中でよくある現象なので心配しすぎなくて大丈夫ですよ。
生後8〜11か月
夜間睡眠が8時間以上続くお子さまが増え、昼寝が2回に定着します。ハイハイやつかまり立ちで運動量が増えると、疲れてぐっすり眠れる日も出てきます。
1歳前後
約半数が夜通し寝られるように。昼寝は1日1回にまとまり、夜の睡眠時間が10〜12時間で安定してきます。
1歳半〜2歳
睡眠が大人に近づき、夜間覚醒が減少。2歳ごろには約7割が夜通し寝るようになります。
参考文献
- 厚生労働省「未就学児の睡眠指針」(2026年4月確認)
- 日本小児科学会(2026年4月確認)

赤ちゃんが夜通し寝るために整えたい5つの生活リズム|今日からできるコツ

夜通し寝るためには、「眠るための環境」だけでなく、起きている時間の過ごし方がとても重要です。今日からできる5つのリズムをご紹介します。
1. 朝は同じ時間に光を浴びる
体内時計は朝の光でリセットされます。生後1か月ごろから、カーテンを開けて朝日を部屋に入れるだけでも効果的。7時前後を目安に、毎朝同じ時間に起こすことで、夜の眠気も安定してきます。
2. 昼は明るく、夜は暗く過ごす
日中はリビングで生活音とともに過ごし、夕方以降は照明をやわらかくしていきましょう。寝室はできるだけ暗めが理想ですが、お子さまの様子が確認できる程度の薄明りはOK。
授乳ライトやフットライトを活用すると、夜間のおむつ替えや授乳のときも余計な刺激を与えずに済みます。
3. 入浴・授乳・就寝のルーティンを固定する
「お風呂→授乳→絵本→消灯」のような入眠の流れ(ベッドタイムルーティン)を3〜4か月ごろから始めると、お子さまに「眠る合図」が伝わりやすくなります。毎日同じ順番・同じ時間で続けることがポイントです。
4. 昼寝は早め・長すぎないように
昼寝が遅くなりすぎたり、長時間になりすぎたりすると、夜の入眠が遅れます。月齢別の目安は以下のとおりです。
- 3か月:4回×30〜60分程度
- 6か月:2〜3回×60〜90分程度
- 1歳:1回×1.5〜2時間程度
5. 寝室の温度・湿度を快適に
室温20〜22℃、湿度50〜60%が一般的な目安です。暑すぎても寒すぎても夜泣きの原因に。
スリーパーや腹巻きで「お腹だけ温かく」を意識すると、朝まで快適に眠りやすくなります。
参考文献
- 東京都福祉保健局「子どもの睡眠」(2026年4月確認)
- 消費者庁「子どもの事故防止ハンドブック」 (2026年4月確認)

赤ちゃんが夜中に起きる理由と、家庭でできる対処法

「生活リズムを整えているのに、何度も起きてしまう」——そんな夜は、月齢ごとに理由が異なります。よくある原因と対処法を整理しました。
新生児〜3か月:空腹・不快・反射
授乳間隔、おむつ、温度調整の3点を順にチェック。この時期は「泣いたら抱っこ・授乳」でOK。甘やかしではなく、愛着形成の大切な時間です。
4〜6か月:睡眠退行・環境変化
一時的に夜中に何度も起きる「4か月の睡眠退行」が代表的。数週間で落ち着くので、リズムを崩さず続けましょう。寝返り練習で興奮して寝つきが悪くなるお子さまもいます。
6〜9か月:歯ぐずり・後追い・分離不安
歯が生える違和感や、ママやパパの姿が見えない不安で起きることが多い時期です。抱っこして安心させたあと、暗い寝室で静かに寝かしつける——を根気強く繰り返しましょう。
9か月以降:発達の刺激・夢
脳が育つと、夜間に夢を見るような動きをすることも。起きても目が半分閉じているようなら、声かけせずに様子を見るだけで再び眠りにつくケースがあります。
ひとりで抱え込まないで
夜泣きが長引いて心が限界になりそうなときは、まずママやパパで交代制にするのがおすすめです。いつもより激しい夜泣きで原因がわからない場合は、#8000(小児救急電話相談)に電話で相談することも検討してみてください。
また、自治体の子育て支援センターやかかりつけの小児科への相談もできます。「そんなことで…」と思わず、頼れる窓口を知っておくことが、親子の睡眠を守る第一歩ですよ。
参考文献
- 厚生労働省「子ども医療電話相談事業(#8000)」(2026年4月確認)
- 日本小児科学会「こどもの救急(ONLINE-QQ)」(2026年4月確認)

遊び・刺激が赤ちゃんの睡眠リズムを整える理由|月齢別おすすめの遊び方

赤ちゃんの睡眠は、起きている時間の充実度で大きく変わります。ポイントは「月齢に合った刺激」。強すぎても疲れて寝つけず、弱すぎても疲れきらず夜中に目覚めてしまいます。
2〜4か月:視覚・聴覚の刺激で覚醒時間を整える
白黒モビールやガラガラなど、赤ちゃんが目で追える刺激を短時間(1〜2分)与える遊びがおすすめ。機嫌の良い時間が延びると、昼寝と夜の睡眠のメリハリが出てきます。
5〜7か月:手足を動かす遊びで疲れをつくる
足で蹴るプレイジム、握って振るラトルなど、全身を動かすおもちゃが有効です。昼寝までに10〜15分、夜の就寝前までに合計30分程度の活動時間があると、深い眠りにつながります。
8か月以降:ハイハイ・つかまり立ちを促す遊び
ボール、押し車、ハイハイを誘うトンネルなど、体幹を使う遊びで体力を消耗。十分なエネルギー消費は、夜通し寝るための強い味方です。
【0歳のお子さま向け】
五感を刺激する音や光、色彩豊かなおもちゃが最適。握る・振る・見るといった感覚遊びが中心です。
→ 0歳ごろの知育玩具・おもちゃ一覧はこちら

トイサブ!が月齢に合った遊びで睡眠を支える理由

「どのおもちゃが今の月齢に合うの?」「短期間しか遊ばないのに買うのはもったいない」
——そんな悩みに応えるのが、0〜6歳の発達段階に合わせて知育玩具を定期的に届けてくれるおもちゃサブスク「トイサブ!」です。
睡眠リズムづくりに役立つ3つの特長
①月齢に合ったおもちゃで「起きている時間」が充実する
眠気は日中の活動量と刺激量で決まります。適切な難易度のおもちゃで遊ぶと、お子さまが集中して疲れやすくなり、夜の深い眠りにつながります。
②おもちゃプランナーが一人ひとりに合わせて選定
1,800種類以上の知育おもちゃの中から、お子さまの発達・興味関心に合わせて個別にプランニング。ママやパパが「どれを選ぶか」で悩む時間をぐっと減らせます。
③2ヶ月ごとに入れ替わるから飽きない
0歳児の発達はあっという間。「つかまり立ちしたら押し車」「手先が器用になったら型はめ」と、成長に合わせて新しい刺激が届きます。
夜の眠りは、昼間の遊びの質で決まります。おもちゃを「昼間の成長を支える道具」として選ぶ——その視点が、結果的に朝までぐっすり眠れる日を近づけてくれるはずですよ。

保育士監修|赤ちゃんの夜通し寝に関するよくある質問5選

Q1. 生後6か月でまだ夜中に3回起きます。発達が遅い?
問題ないことがほとんどです。6か月時点で夜通し寝る子は約3割で、7割は夜間に1〜3回起きます。離乳食開始、歯ぐずり、後追いなど、この時期は眠りを妨げる要因が多い時期。リズムを崩さず続けていれば、自然に整っていきますよ。
Q2. ネントレ(ねんねトレーニング)はいつからできますか?
一般的に月齢4か月以降、体力や脳の発達が進んでから始める方法が多いですが、家庭の方針や赤ちゃんの気質によって合う・合わないが分かれます。いきなり「泣かせっぱなし」にするのではなく、まずは生活リズム・入眠儀式の固定から始めるのが安全といえます。
Q3. 夜間授乳はいつまで必要ですか?
体重が順調に増え、離乳食が軌道に乗れば、生後9か月〜1歳ごろから夜間授乳がなくなるお子さまが増えます。ただし、甘えたい気持ちで夜中に欲しがるお子さまもいるため、無理にやめる必要はありません。
Q4. 添い寝・別室、どちらが夜通し寝につながりますか?
研究結果は分かれており、家庭の文化・住環境・安全基準によります。日本では添い寝が主流ですが、どちらを選ぶにしても「窒息リスク対策(柔らかすぎる寝具を避ける、うつぶせ寝を避ける)」が最優先です。
Q5. ぐずりがひどい夜、どうすれば乗り切れますか?
抱っこして小さく揺れる、ホワイトノイズ(※連続した雑音で赤ちゃんが落ち着く音)を流す、一度明るい部屋に連れ出して気分を変えるなどが有効です。
「寝かせなければ」と向き合いすぎると、ママやパパも疲れてしまいますよね。実はママやパパがリラックスすることも、赤ちゃんの寝かしつけには大切なことのひとつ。思い切って明るい部屋でお気に入りの映画を観ながら抱っこしていたら、いつの間にか赤ちゃんも眠っていた——そんなことはよくある話です。
長引く夜泣きでどうしても限界なときは、ママやパパで交代制にして「ひとりで抱え込まない」ことが何より大切です。
参考文献
- 日本小児科学会「こどもの救急(ONLINE-QQ)」 (2026年4月確認)
- 厚生労働省「未就学児の睡眠指針」 (2026年4月確認)

赤ちゃんが夜通し寝るのはいつから?【まとめ】月齢別の睡眠発達とリズムづくりの総まとめ

赤ちゃんが夜通し寝るようになる時期は、平均で生後6か月ごろですが、個人差は非常に大きいもの。
1歳で半数、2歳で7割——この数字が示すように、「まだ夜中に起きる」ことは決して異常ではありません。
大切なのは、次の3つを組み合わせること。
- 朝の光・昼の活動・夜の暗さという基本リズムを整える
- 発達に合った遊びで、起きている時間を充実させる
- 夜泣きが続くときは、ひとりで抱え込まず公的な相談窓口や家族を頼る
おもちゃは、お子さまの昼間の成長を支える大切なパートナーです。発達に合った刺激を届けることで、深い眠りへと自然につながっていきます。
今夜も、お子さまとママやパパに、やさしい眠りが訪れますように。
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