「寝返りはできたのに、うつぶせから戻れなくて泣いてる…」。そんな場面にドキッとした経験、ありませんか?
寝返りがえりとは、うつぶせから仰向けに自力で戻る動きのこと。首がすわり、全身の筋力が育ってきた赤ちゃんが次に身につけていく、大切な発達のステップです。
この記事では、保育士監修のもと、寝返りがえりができる月齢の目安・できないときの考え方・安全に促す練習法・おもちゃの選び方まで、ママがスッと読めるようにまとめました。SIDS(乳幼児突然死症候群)や窒息リスクへの対策も、公的機関の情報をベースに整理しています。
毎日のお世話で大忙しのなか、「これで大丈夫」と思える安心材料になれば、うれしいです。
ライター名:仲村あや
保有資格:幼稚園教諭2種免許・保育士資格
メッセージ:保育現場で多くの親子と関わってきた経験と、現在進行形の子育て体験から、ママやパパがもっと子育てを楽しめるような情報をお届けします。
大変な毎日だからこそ、ちょっとした工夫やサービスの活用で心に余裕を作り、お子さまとの時間をより豊かに過ごしていただけるよう応援しています!
目次
寝返りがえりとは?寝返りとの違い

寝返りがえりは、うつぶせの姿勢から自分の力で仰向けに戻る動きを指します。一般的な「寝返り」が仰向けからうつぶせへ向かう動きであるのに対し、その逆方向の動作が寝返りがえりです。
順序としては、寝返り→寝返りがえりの順で習得していくお子さまが多くみられます。
ただし個人差は大きく、なかには寝返りがえりを先にマスターするお子さまも。順番が前後すること自体は珍しくありません。
寝返りがえりが育つ背景には、次のような運動発達があります。
- 首がすわり、頭をしっかり支えられる
- 肩甲骨まわりや体幹の筋力が育ち、体をひねれる
- 腕で床を押し返し、上半身を起こせる
- うつぶせの姿勢に慣れ、視界を楽しめる
つまり寝返りがえりは、単なる「技」ではなく、全身の筋力と協調運動が育ってきたサインでもあります。
お子さまが少しずつその準備を進めている、と前向きに受け止めてあげたい動きです。

寝返りがえりはいつからできる?生後6〜8か月が目安

寝返りがえりができるようになる月齢は、生後6〜8か月ごろが一般的な目安とされています。
発達のおおまかな流れは、次のとおりです。
| 月齢の目安 | 発達の主なポイント |
|---|---|
| 生後3〜4か月 | 首がすわり、うつぶせで頭をあげられるようになる |
| 生後5〜6か月 | 寝返り(仰向け→うつぶせ)を始めるお子さまが増える |
| 生後6〜8か月 | 寝返りがえり(うつぶせ→仰向け)ができるようになる |
| 生後7〜9か月 | お座りが安定し、ずりばい・ハイハイへ進む |
あくまで目安であり、2〜3ヶ月のズレはごく自然な個人差の範囲です。首すわりから寝返り、そしてハイハイまでの「つなぎ」として寝返りがえりが現れるイメージでとらえると、焦りが和らぎます。
一方で、寝返りができているのに1〜2ヶ月経っても寝返りがえりの気配がない、うつぶせから戻れず泣いてしまう場面が続く――
そんなときには、次の章で紹介する視点を持ちながら、必要に応じてかかりつけ医に相談する安心感を持っておきたいですね。

寝返りがえりができない・遅いときに考えたいこと

「もう8か月なのに寝返りがえりができない」「周りの子は戻れているのに…」と感じると、つい不安になりますよね。けれど、発達のスピードは子どもによって大きく異なります。
寝返りがえりが遅くみえる背景には、次のような要素が考えられます。
- 体格ががっしりめで、ひねる動作に筋力が必要
- 慎重な性格で、うつぶせを嫌がる
- 抱っこの時間が長く、床で体を動かす機会が少ない
- 衣服が厚く、体が動かしにくい
- 寝返りがえり自体に興味が向いていない
これらは「問題」ではなく、その子のペースを作っている要素と捉えるのがポイント。
衣服を薄手にする、床で過ごす時間を少しだけ増やす、といった小さな工夫で動きが変わることもあります。
ただし、次のようなサインが続く場合は、小児科で一度相談しておくと安心です。
- 首すわりがまだ不安定
- 左右どちらか一方にだけ顔を向ける
- 体の反り返りや筋肉のこわばりが強い
- おもちゃに手を伸ばす動きがほとんど見られない
日本小児科学会などの専門機関も、乳幼児健診の活用をすすめています。気になる点はメモして持参すると、医師と具体的に相談しやすくなります。

寝返りがえりを促す練習方法とおもちゃの選び方

寝返りがえりは「特訓」で身につけるものではなく、日常の遊びのなかで自然に引き出すのが基本。
焦らず、お子さまが機嫌のよい時間に少しずつ促してみましょう。
毎日の生活で取り入れたい3つの工夫
1. タミータイム(うつぶせ遊び)を習慣にする
授乳やおむつ替えの合間に、うつぶせで遊ぶ時間を作ります。最初は1〜2分から始め、慣れてきたら5〜10分へ。首・肩・体幹の筋力が育ち、寝返りがえりの土台になります。必ず起きている時間に、目を離さず行うことが大切です。
2. おもちゃで視線を誘導する
うつぶせの横〜やや上に好きなおもちゃを置き、少し離れた位置から「こっちだよ」と声をかけます。顔を向ける、手を伸ばす、体をひねる――この流れが寝返りがえりの前段階です。
3. 床に広めのスペースを確保する
ベビーベッドの上よりも、硬めのマットやプレイマットを敷いた床のほうが体を動かしやすく、安全性も高まります。クッションやぬいぐるみは一度片づけ、すっきりした空間に。
おもちゃ選びのポイント
寝返りがえりを促しやすいおもちゃには、共通する特徴があります。
- 軽くて持ちやすい:つかんだまま体をひねっても負担が少ない
- 音が出る/光る:視線と興味を引き、体の向きが変わるきっかけに
- 顔が映るミラー:うつぶせの時間が楽しくなる
- 転がるボール:追いかけようとして自然に体をひねる
- 布絵本やプレイジム:仰向け・うつぶせ両方で遊べる
一方で、重すぎるおもちゃ・小さな部品が外れるおもちゃ・長い紐が付いたおもちゃは、この時期には向きません。対象月齢の表示を必ず確認しましょう。
「試してみたけれど反応がイマイチだった…」というのも赤ちゃんあるある。いくつかのタイプを比べながら、その子に合った一品を見つけていく感覚が、遊びの質を高めてくれますよ。

寝返りがえりの安全対策(SIDS・窒息防止)

寝返りがえりができるようになる時期は、睡眠時のリスク管理がとくに大切になるタイミング。こども家庭庁や厚生労働省も、SIDS(乳幼児突然死症候群)予防のポイントを広く呼びかけています。
睡眠時に守りたい基本ルール
- 寝かせるときは仰向けを徹底する
- 硬めのマットレスを使い、沈み込みを防ぐ
- 枕・ぬいぐるみ・厚手の毛布をベッドに置かない
- 掛け物は顔にかからない軽さにする
- 受動喫煙を避け、できるだけ母乳育児を継続する(SIDSリスク低減の根拠あり)
- 1歳までは同室別寝具で見守る
寝返りがえりができるようになる前の時期は、うつぶせのまま戻れず口や鼻がふさがるリスクが大きくなります。夜間の見守りカメラや、添い寝用のベビーコットを活用する家庭も増えています。
昼間の活動で気をつけたいこと
- ソファやベッドなど、落下の恐れがある場所に一人で寝かせない
- コインや小さなおもちゃを床に落としたままにしない
- ビニール袋・薄いブランケットはすぐに片づける
- ペットやきょうだいと同じ空間にいるときは、大人が必ず視野に入れる
消費者庁は、0歳児の事故原因として「窒息・転落」が特に多いと注意喚起しています。寝返りがえりができる=行動範囲が一気に広がる時期と心得て、環境の見直しをこまめに行いたいですね。

トイサブ!でタミータイムを充実させる

「月齢に合ったおもちゃを買い足したいけれど、すぐ遊ばなくなりそう」「どんな知育玩具が寝返りがえりに良いのか、正直わからない」。
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トイサブ!が寝返りがえり期に向いている理由
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- 2ヶ月ごとの交換サイクルで、発達スピードの変化に追随できる
- うつぶせ遊び用プレイジム・ミラー・布絵本など、タミータイム向けアイテムも充実
- 破損の弁償は基本的に不要、よだれや噛みあとも原則OK
- 月額3,674円(税込)〜で、17,000円相当以上のおもちゃが届く
寝返りがえりの前後は、「仰向けで遊べるおもちゃ」と「うつぶせで遊べるおもちゃ」の両方が必要になる、ちょっと特別な時期。買いそろえると負担が大きい一方、あっという間に卒業してしまうのも悩ましいところです。
「買って失敗した…」が積み重なる前に、サブスクで試してから選ぶという選択肢を知っておくと、気持ちにも収納にも余裕が生まれます。
月齢に合ったおもちゃが、おもちゃプランナーの手で選ばれて届く。 合わなければ次の便で交換もOK。 寝返りがえりの時期こそ、トイサブ!を試してみませんか。
寝返りがえりに関するよくある質問5つ【保育士が回答】

Q1. 寝返りがえりだけできて、寝返りができません。おかしい?
いえ、逆転することはよくあります。うつぶせからの方が視界が広く、好奇心が刺激されやすい子では、寝返りがえりを先に覚えるケースも。どちらも自分で動ける力が育っているサインです。
Q2. 寝返り防止クッションは使ったほうがいいですか?
必要かどうかは状況によります。睡眠中の使用は、かえって窒息リスクを高める可能性が指摘されており、こども家庭庁も「寝かせるときは仰向け・柔らかい物を避ける」ことを推奨しています。日中の短時間や見守りのある場面での使用に留めるのが安心です。
Q3. 8か月を過ぎても寝返りがえりができません。練習させたほうが?
無理な練習は必要ありません。うつぶせ遊びの時間を少し増やし、好きなおもちゃで体をひねる機会を作ってみてください。それでも様子が気になる場合は、乳幼児健診やかかりつけの小児科で相談すると、より具体的なアドバイスがもらえます。
Q4. 夜、寝ている間にうつぶせになってしまいます。戻したほうがいい?
自分で寝返りがえりができるようになるまでは、気づいたときに仰向けに戻してあげると安心です。自力で戻れるようになれば、毎回戻す必要はありません。寝具のまわりに柔らかいものを置かない・掛け物を軽くするといった環境づくりが基本になります。
Q5. 寝返りがえりのあと、次はどんな発達が見られますか?
腕で床を押して上半身を起こす→ずりばい→ハイハイ→お座り、という流れが続きます。うつぶせで自由に動ける時間は、ハイハイへの大切な準備期間。おもちゃを少し離れた場所に置いて、動きたい気持ちをそっと引き出してあげましょう。

寝返りがえりはいつから?【まとめ】月齢の目安と安全な促し方

寝返りがえりは、生後6〜8か月ごろを目安に、うつぶせから仰向けに戻る赤ちゃんの大きな一歩です。
- 首すわりから寝返り、そして寝返りがえりへ――筋力と好奇心が育つプロセス
- 個人差は2〜3ヶ月あって当たり前。周りと比べず、その子のペースを大切に
- タミータイム・おもちゃを使った声かけで、遊びの中から自然に促す
- 仰向け寝・硬めのマットレス・やわらかい物を避けるなど、SIDS・窒息対策を徹底
- 気になるサインがあれば、乳幼児健診やかかりつけ医へ
そして、寝返りがえりの時期はおもちゃ選びがもっとも悩ましい時期でもあります。仰向けでもうつぶせでも楽しめるアイテムを、そのときだけ試せる――。
トイサブ!のような知育玩具サブスクは、そんな「今だけ」にやさしいサービスです。
小さな体で一生懸命ひねって戻る姿は、見ていて本当に愛おしいもの。
安全な環境を整えながら、今日も「できた!」の瞬間を一緒に喜んであげられますように。
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参考文献
- こども家庭庁「赤ちゃんの安全な睡眠環境について(乳幼児突然死症候群:SIDS)」 https://www.cfa.go.jp/policies/boshihoken/kenkou/sids (2026年4月確認)
- 厚生労働省「11月は『乳幼児突然死症候群(SIDS)対策強化月間』です」 https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000140459.html (2026年4月確認)
- 日本小児科学会「乳幼児健診・子どもの事故予防に関する見解」 https://www.jpeds.or.jp/modules/guidelines/index.php?content_id=160 (2026年4月確認)
- 消費者庁「子ども安全メール 乳幼児の窒息・誤嚥に注意」 https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/child/project_001/mail/20231102/ (2026年4月確認)
