「最近、ソファや椅子につかまって立つようになった」
「家具に手をかけながら、少しずつ横に動いている気がする」
——そんなお子さまのちょっとした変化に、目を細めているママやパパは多いはずです。
一方で、「うちの子、まだつたい歩きしないけど大丈夫かな」「お友だちはもう歩いているみたい」と、不安を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
つたい歩きは、つかまり立ちから一人歩きへとつながる、赤ちゃんの大きな成長ステップ。
月齢の幅は広く、個人差も大きい時期だからこそ、「目安」と「促し方」を知っておくと、ぐっと安心できます。
この記事では、保育士監修のもと、つたい歩きが始まる月齢の目安・発達のサイン・遊びでの促し方・おすすめのおもちゃ・安全対策、そして「ちょっと遅いかも」と感じたときの相談タイミングまで、まるごとお伝えします。
ライター名:仲村あや
保有資格:幼稚園教諭2種免許・保育士資格
メッセージ:保育現場で多くの親子と関わってきた経験と、現在進行形の子育て体験から、ママやパパがもっと子育てを楽しめるような情報をお届けします。
大変な毎日だからこそ、ちょっとした工夫やサービスの活用で心に余裕を作り、お子さまとの時間をより豊かに過ごしていただけるよう応援しています!
目次
つたい歩きとは?ハイハイ・つかまり立ち・一人歩きとの関係

つたい歩きとは、赤ちゃんが家具やテーブルなどにつかまりながら、横方向に少しずつ足を動かして歩く動作のこと。
一般的に「つかまり立ち」のあと、「一人歩き」の前に見られる発達のステップです。
おおまかな順番は、次のようなイメージです。
- ずりばい・ハイハイ(6〜10か月ごろ)
- つかまり立ち(7〜10か月ごろ)
- つたい歩き(8〜12か月ごろ)
- 数歩の一人歩き(10〜15か月ごろ)
- 安定した歩行(1歳〜1歳半ごろ)
つたい歩きは、足の力・体幹・バランス感覚・空間認識など、たくさんの能力が連動して育っていく時期。

赤ちゃん自身が「歩きたい!」「もっと遠くへ行きたい!」という意欲を発揮し始めるサインでもあります。
つたい歩きが始まる月齢の目安と個人差【保育士監修】

母子健康手帳や日本小児科学会の発達目安では、つたい歩きの開始は生後8か月〜1歳ごろが一般的とされています。
早いお子さまでは生後7〜8か月、ゆっくりのお子さまでは1歳前後になることも多く、個人差が大きいのが特長です。
保育士の観点からも、「○か月までにできるべき」という基準よりも、「ハイハイ→つかまり立ち→つたい歩き→一人歩き」という流れの中で、そのお子さまなりに進んでいるかが大切です。
つたい歩きが始まる前後で、こんな変化が見られたらサインかもしれません。
- ソファやテーブルにつかまって立っていられる時間が長くなった
- 立った姿勢から、片手をはなしてバランスを取ろうとする
- 家具沿いに「片足を一歩」横へ動かそうとする
- ハイハイのスピードが速くなり、行動範囲が広がった
- 「ママやパパに近づきたい」「あのおもちゃを取りに行きたい」など、意欲的な様子が増えた

つたい歩きを促す遊びと声かけのコツ5選

「うちの子のペースを尊重したい。でも、できれば楽しく後押ししたい」というママやパパに向けて、家庭でできる遊びの工夫をご紹介します。
1. お気に入りのおもちゃを少し離れた場所に置く
つかまり立ちしているローテーブルの少し横に、好きなおもちゃを置いてみましょう。
「あれを取りたい」という気持ちが、横に一歩動くきっかけになります。
2. 両手をつないで一緒に歩く
ママやパパが向き合って両手をつなぎ、ゆっくり後ろに下がりながら歩いてみる遊びです。
安定感があり、お子さまも楽しく足の運びを覚えられます。
3. ローテーブルの上に「指先遊び」スポットを作る
立って手を使う体験は、つたい歩きの原動力。ローテーブルの上にボタンを押すと音が鳴るおもちゃ、シールブック、指先で動かす知育ボードなどを置いてあげましょう。
4. 音楽に合わせて足踏みあそび
赤ちゃんはリズムが大好き。簡単な手遊び歌や童謡をかけながら、つかまった姿勢でリズムよく揺れたり足踏みしたりすると、楽しい気持ちで運動量が自然に増えます。
5. 「すごいね!」「あと一歩だね!」の声かけ
転んだり座り込んだりしてもOK。「自分でやってみたら、うれしいことが起きた」という体験を重ねていくことが、次のチャレンジにつながります。

つたい歩き期におすすめのおもちゃ5選

つたい歩き期は、立ったまま遊べるおもちゃ・押して進めるおもちゃ・引っ張って歩けるおもちゃが大活躍します。
- 手押し車(ウォーカー):押して進む楽しさを味わえる定番アイテム。前輪のブレーキ機能やスピード調整があると安心です。
- ローテーブル型のアクティビティセンター:立った姿勢でボタンや回転パーツに触れられ、立っていることそのものが楽しくなります。
- 指先で押すと音や光が出るおもちゃ:「もう一回押したい」気持ちを引き出して、立ち時間を伸ばしてくれます。
- プルトイ(引っ張るおもちゃ):少し歩けるようになってきた頃に。後ろを振り返って引っ張る動作で、体幹とバランスが育ちます。
- 柔らかいボール:転がるものを目で追い、足を動かして取りに行く動きが、自然なつたい歩きの練習になります。
おもちゃ選びで大切なのは、「サイズ感」「重さ」「素材」がお子さまに合っているかどうかです。
重すぎる手押し車は前のめりに転んでしまったり、軽すぎると押した瞬間に進みすぎたりすることも。
実際にレンタルや店頭で試してから選ぶと、失敗が少なくなります。
【0歳のお子さま向け】五感を刺激する音や光、色彩豊かなおもちゃが最適。握る・振る・見るといった感覚遊びが中心です。
→ 0歳ごろの知育玩具・おもちゃ一覧はこちら
【1歳のお子さま向け】つかむ・押す・引っ張るなど、手指を使った遊びが中心。五感を刺激するおもちゃが最適です。
→ 1歳ごろの知育玩具・おもちゃ一覧はこちら

5. 「うちの子、ちょっと遅いかも」と感じたときの考え方

つたい歩きの開始時期は本当に幅が広く、ハイハイの期間が長いお子さまもいれば、ハイハイをほとんどしないでつかまり立ちに進むお子さまもいます。
「○か月までにつたい歩きを始めるべき」という絶対的な基準はありません。
ただし、以下のようなサインがあるときは、健診のタイミングや小児科で相談すると安心です。
- 1歳3〜4か月を過ぎてもつかまり立ちができない
- 足を地面につけて踏ん張ろうとしない
- 左右の脚の動きが極端に違う
- 立っているとき、いつも片足だけに体重をかける
- 1歳半を過ぎても一人歩きができず、つたい歩きもしない
健診のときに必ず聞いてもらえる項目でもあるので、メモを取っておくと相談しやすくなります。
「気にしすぎ」と思わず、保健師さんやかかりつけ医に気軽に話してみてください。

つたい歩き期の安全対策チェックリスト

行動範囲がぐっと広がるこの時期、実は「あっという間」という表現がぴったりなくらい、動きが速くなります。
実際にこの記事を書いた筆者も、息子が生後9か月ごろからつたい歩きを始めてびっくり。
最初はおぼつかない感じだったのに、気づいたらほんの少し目を離したすきに、家具や壁を伝って自分のすぐ後ろまで来ていたことが何度もありました。
「え、いつの間に!?」という体験、同じく経験したことがあるママやパパも多いのではないでしょうか。
だからこそ、家事などでちょっとでも目を離すときは、ベビーゲートやベビーサークルをフル活用したり、家中を自由に動き回れないよう家具の配置を見直したりすることが大切です。
一度すべての部屋をハイハイ目線でチェックしてみましょう。
- 家具の角にコーナーガードをつける
- テレビ台や本棚など、転倒する可能性があるものは固定する
- 階段・玄関・キッチンの入口にベビーゲートを設置
- フローリングに滑り止めマットやジョイントマットを敷く
- 電気コード・延長コードをお子さまの手の届かない位置に配置
- 引き出しやキャビネットにロックを取り付ける
- 観葉植物・小物・薬・電池を高い位置に避難
- お風呂・トイレのドアは必ず閉める
- 抱っこやソファの上での昼寝中、一人にしない
消費者庁や子ども家庭庁も、つかまり立ち・つたい歩き期の家庭内事故予防について、家具転倒・誤飲・転落の3点を重点的に呼びかけています。
一度の見直しで防げる事故も多いので、家族で声をかけ合って整えましょう。

トイサブ!が「つたい歩き期」のおうち遊びに選ばれる理由

つたい歩き期はおもちゃ選びが特に難しい時期。
ねんね期や寝返り期に買ったおもちゃはサイズが合わなくなり、かといって歩行期に欲しい大型おもちゃは「短期間しか使わないし、置き場所も困る」というのが本音ではないでしょうか。
そんな悩みに応えるのが、知育おもちゃの定額制サービス「トイサブ!」です。
- 生後3か月〜満6歳まで対応:月齢ごとに最適なおもちゃをプランナーが選定します。
- 2ヶ月ごとに次のセットへ入れ替え:飽きが来た頃に新しい刺激へ自動アップデート。
- 収納スペース不要・原則弁償不要:噛んだりよだれがついても安心です。
たとえば手押し車は、お子さまの一人歩きが安定する1歳半〜2歳ごろには使わなくなりがち。
定額制サービスなら「使う時期だけお迎えして、卒業したら返す」が自然にできます。お部屋がおもちゃで埋もれることもなく、買う・しまう・処分する負担からも解放されます。
おうちのおもちゃは「成長に合っているか」で選ぶのが一番。つたい歩き期から一人歩きへの流れを、ぴったりのおもちゃで楽しく見守ってあげましょう。
🧸 知育おもちゃの定額制サービス「トイサブ!」
つたい歩き期にぴったりのおもちゃをプランナーが個別セレクト。大型おもちゃも気軽に試せます。詳細は公式サイトをご確認ください。

つたい歩きはいつから?保育士監修・ママやパパが気になる疑問Q&A5選

Q1. つたい歩きはいつから始まりますか?
A. 一般的には生後8か月〜1歳ごろが目安です。早いお子さまでは生後7〜8か月、ゆっくりのお子さまでは1歳前後と個人差が大きい発達ステップです。
Q2. つかまり立ちはするけど、つたい歩きをしない場合は?
A. つかまり立ちで体重移動の練習をしている時期かもしれません。家具に沿っておもちゃを置く、両手をつないで横に動く遊びを取り入れて、ゆっくり様子を見ましょう。
Q3. つたい歩きを早く始めさせたほうがいいですか?
A. 早く始めることが必ずしも良いわけではありません。ハイハイをたっぷりすることで体幹や手の力が育ち、その後の歩行や姿勢にもよい影響があるとされています。月齢の数字よりも、本人の意欲とペースを大切に。
Q4. つたい歩きのときに靴は必要ですか?
A. 室内では基本的に裸足や滑り止め付き靴下でOKです。足裏の感覚をしっかり使うほうが、バランス感覚や足の発達によいとされています。屋外で歩くようになってからファーストシューズを準備しましょう。
Q5. つたい歩き期の遊び道具はどう選べばいいですか?
A. 「立ったまま遊べる」「押す・引く・触る」など、立位での動きを引き出すおもちゃがおすすめです。短期間でサイズアウトする大型おもちゃは、トイサブ!のような知育おもちゃの定額制サービスで試すと、購入失敗のリスクを減らせます。

つたい歩きはいつから?【まとめ】月齢の目安・促し方・おもちゃ選び

つたい歩きは、ハイハイ・つかまり立ちで育てた力を、一人歩きへとつなげる大切な発達ステップです。
- 月齢の目安は生後8か月〜1歳ごろ。個人差が大きいので焦らないで
- お気に入りおもちゃを少し離した場所に置く・両手つなぎ歩きなど、日常の遊びで自然に促せる
- 手押し車やアクティビティセンター、プルトイがおすすめ
- 1歳半でつたい歩きも一人歩きもしないときは、健診や小児科でいつでも相談を
- 短期間使う大型おもちゃは、トイサブ!の定額制サービスで賢く取り入れるのがおすすめ
「あと一歩」がついに「一歩」になる瞬間は、家族にとって忘れられない宝物の時間。安全な環境と楽しい遊び道具で、お子さまの「歩きたい!」気持ちをやさしく支えていきましょう。
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参考文献
- 厚生労働省「乳幼児身体発育調査の概況」(2026年4月確認)
- 日本小児科学会「子どもの事故と対策」(2026年4月確認)
- こども家庭庁「子どもを事故から守る(2026年4月確認)
- 消費者庁「子ども安全メール from 消費者庁」 (2026年4月確認)
