知育パズルに効果はある?年齢別に遊び方のポイントも説明!
温かみを感じさせる感触、ふわりと漂う木の香りが魅力の木製パズルは、知育玩具として人気があります。まだ手先の動きがつたないお子さまでも楽しく遊ぶことができるため、幼少期における知育玩具の定番の一つです。
本記事では、木製パズルの知育効果や木が子どもに与える影響、木製パズルの選び方などを具体的に説明します。年齢に合わせたおすすめの木製パズルも紹介していますので、小さなお子さまを持つママやパパはぜひ参考にしてください。
目次
1.木製のパズルがもたらす5つの知育効果
子どもの脳は、6歳までに80%が完成すると言われています。そのため、幼少期に五感を刺激したり、手先を使ったりして脳の活性化を促してあげることが重要です。
小さな子でも遊びやすく、さまざまな難易度がある木製パズルは、人気な知育玩具のひとつ。人気の理由は、以下5つの知育効果が期待できるためと言われています。
- 集中力
- 思考力
- 記憶力
- 空間認識力
- 想像力
試行錯誤しながら完成を目指すパズルは、じっと見つめて考える必要があるため集中力が身につきます。木のぬくもりは子どもにとって心地が良く、集中力を妨げることなく遊び続けることができるため、パズルにぴったりの素材と言えます。
またパズルは、ひとつひとつのピースをよく観察し、推測しながら完成形をイメージして作り上げていくため思考力や想像力が、繰り返し遊ぶことで記憶力が鍛えられます。立体的なパズルで遊べば、空間認知能力を高めることも可能です。
パズルがもたらす5つの知育効果や選び方についてもっと詳しく知りたいママやパパは、以下の記事もぜひ合わせてご覧ください。
2.木製のおもちゃが子どもに与える5つの影響
おもちゃにはプラスチック製、布製、木製、金属製などさまざまな種類がありますが、昔から「木で作られたおもちゃは、子どもの成長に良い」と言われています。そのため、出産祝いや誕生日のプレゼントとして選ばれることが多いのですが、なぜ木のおもちゃが子どもの成長に良いと言われるのでしょうか。
木製おもちゃが子どもに与える影響は、以下の5つです。
- 木育を通して豊かな心が育まれる
- 木のぬくもりが感じられる
- 想像力が育まれる
- 耐久性が高く壊れにくい
- 口に入れても危なくない
まず、木のおもちゃは他の素材と比べて熱が伝わりにくい性質を持っているため、手に持ったときに「ぬくもり」を感じさせてくれます。そのぬくもりが心地よいため、前項でもご紹介した通り子どもの集中力を妨げないという大きなメリットがあります。
それ以外にも、豊かな心が育まれたり、デザインがシンプルなものが多いため想像力が育まれます。また、壊れにくいという特徴もあるため親子で代々受け継ぐことができたり、天然素材なので口に入れても危なくないなどのメリットがあります。
木製のおもちゃが子どもに与える5つの影響についてもっと詳しく知りたいママやパパは、以下の記事もぜひ合わせてご覧ください。
3.木製のパズルを選ぶポイント
木製パズルを選ぶ上で、基準にしたい2つのポイントをご紹介します。
- 子どもの月齢・年齢で選ぶ
- 子どもの好みや興味で選ぶ
子どもの月齢・年齢で選ぶ
パズルには、ピースが大きくパーツが数個しかないものから、小さなピースが大量にあるタイプまでさまざまな種類が存在しています。そのため、小さなお子さまの知育玩具として選ぶ上で、木製パズルならばどれでも良いというわけではありません。
どのおもちゃにも対象年齢があるように、木製パズルにも遊ぶのに適切な対象年齢があります。例えば、1歳代はまだ指先が器用ではないため、ピースが立体的で手のひら全体を使って握れるようなパズルがおすすめです。
そして、2歳前半になると自分で考える力や想像力が豊かになってくるためちょっとボリュームのある20ピース前後のパズル、さらに2歳後半は思考力が必要になる立体的なものや、タングラムのように少し複雑なパズルにも取り組めるようになっていきます。
タングラムについては以下の記事で詳しく紹介してますので、興味のあるパパやママはぜひ合わせてお読みください。
子どもの好みや興味で選ぶ
子どもの年齢や発達の状況に応じて木製パズルを選ぶと同時に、子どもの好みや興味なども考慮しましょう。特に初めて取り組むとき、そのパズルのモチーフが好みではないと、なかなか意欲的に取り組むことが難しいかもしれません。
車が好きな子や動物が好きな子、特定のキャラクターが好きな子など、お子さまによって興味や好みはさまざまです。まずは、木製パズルで遊ぶ本人が楽しみながら取り組めるよう、できるだけお子さまの好みに合わせたモチーフのパズルを選んでくださいね。
4.年代別子どもにおすすめの木製のパズル6選
ここでは、1歳代、2歳前半、2歳後半以降の3つの段階に分け、その年代におすすめの木製パズルを、知育のプロであるトイサブ!おもちゃプランナーがご紹介します。ぜひ選ぶ際の参考にしてください。
1歳代におすすめの木製パズル
シェープマッチングパズル
指先あそび、パズルあそびの入口として欠かせないピックアップパズル。1歳5ヶ月から遊べ、丸、三角、四角の基本形と、赤、青、緑の3つの色を学ぶことができます。木のぬくもりを伝える木製のピースには、お子さまの指でつまむのにちょうどよいサイズの突起が付いています。まずは丸からの挑戦がおすすめです。
ファーストシェイプパズル
このピックアップパズルは1歳6ヶ月から遊べ、物の名前を覚えたり形の認識を促すのに最適です。それぞれのピースは正確な形をつくるために、特別なレーザーカットが施されています。上手につまむことができたら、ピースの下に隠れているお花やひよこ、お月さまがあらわれます。
2歳前半におすすめの木製パズル
ピックアップパズル バラエティ
握りやすい取っ手がついている、2歳前半に最適なピックアップパズルです。お家や車、時計や虫など、普段目にするものが沢山。最初は2-3ピースだけをはずして「この形はどれかな?」と声かけしながら一緒に遊ぶことで、お子さまが「できた!楽しい!」と感じやすくなります。
絵あわせパズル どうぶつえん
可愛くて分かりやすい動物のイラストが描かれた3ピースの木製ジグソーパズル。紙製のパズルは心配だという方にも安心してお使いいただけます。動物の模様やピースの形によって難易度が異なるので、色や形を注視して完成させる必要があります。何度も挑戦する中で集中力や認識力が自然と高まります。
2歳後半におすすめの木製パズル
NEW さんかくたんぐらむ
同じ形の三角形ピースを使って色々な形を作ります。ガイドボードにはめこむ仕組みで、お子さまが「できた!」と達成感を得やすくなっています。ピース数を増やすことを目標にせず、まずは1ピースだけで「ゾウさんのお耳だね!」など声かけをしながら親子で楽しむことから始めてみましょう。
まとめ
知育玩具である木製パズルにはさまざまな種類があり、お子さまの発達段階や興味に合わせて徐々にステップアップさせていく必要があります。しかし、「収納や処分を考えると、気軽に次のパズルが購入しづらい」、「うちの子には、どの木製パズルが良いのかわからない」という方も多いです。そんなときは「おもちゃのレンタル」がおすすめです。
知育玩具の定額制レンタルを行っている「トイサブ!」では、2ヶ月に一度お子さまの成長段階に合わせたおもちゃをお届けしています。年齢や月齢に合わせた個別プランになるため、どのおもちゃを選べば良いか悩む必要がありません。気に入ったものがあれば、レンタル期間の延長や買い取りも可能。今のお子さまにとって最適、かつ高品質な知育玩具がご利用いただける「トイサブ!」をぜひご検討ください。