0歳のこどもに初めて知育おもちゃをプレゼントするときには、「買ってよかった」と思えるものを選びたいですよね。でもこどもにとっての正解がわからず、「周りのこどもたちはどんなものを使ってるの?」「本当に安全なの?」と、考え込んでしまうこともあるかもしれません。
本記事ではそんなママ・パパの知育おもちゃの悩みについて、さまざまな角度からお答えします。0歳の成長を支えるおもちゃ選びのポイントから、安全性、Q&Aまで丁寧に解説。ママたちのリアルな声を反映したこの記事を読めば、不安が楽しみに変わるはず。ぜひ一緒に、こどもための最高のプレゼントを見つけましょう!
目次
0歳のおもちゃ本当に必要?ママたちのリアルな声

「おもちゃはいらない」は本当?発達への影響を知ろう
「まだ自分で動けない赤ちゃんに、知育おもちゃは早いのかな?」「そもそも、知育おもちゃがなくても平気かな?」そんな風に考えてしまうこともありますよね。
結論から言うと、0歳のこどもにとっておもちゃは心と体の成長を促すための、とっても大切な「学びの道具」になります。
生まれたばかりの赤ちゃんは1日のほとんどを寝て過ごしますが、その間も五感をフルに使ってものすごいスピードで世界について学んでいるのです。
- 目で見る(視覚):カラフルなメリーなどを目で追うことで、ピントを合わせる練習になります。
- 音を聞く(聴覚):ガラガラの優しい音を聞き分けることで、音への興味が育ちます。
- 手で触れる(触覚):おもちゃを握ったり、口に入れたりすることで「これは固いな」「こっちは柔らかいな」とものの性質を確かめています。
このようにおもちゃとの触れ合いは、こどもの脳にたくさんの良い刺激を与えてくれます。専門家が「指先は第二の脳」と言うように、おもちゃを使って指を動かすことは、将来の器用さや思考力にもつながっていくんですよ。
先輩ママが語る「買ってよかった瞬間」
生後3ヶ月頃、最初はただベッドメリーをぼんやり見つめているだけだったうちの子。でも4ヶ月に入ったある朝、くるくる回るお人形に向かって、ちっちゃな手をぎゅーっと伸ばして握ろうとしたんです!その必死な姿に、思わず『がんばれ〜!』って応援してしまいました。
5ヶ月になった今では、私が夕飯の支度をする間の強い味方になってくれています。キッチンから見える位置にベッドメリーを置いて、メロディーを流すと…さっきまで泣いていたのが嘘みたいに、くるくる回るお人形を真剣な顔で追いかけ始めるんです。
こんな小さな成長も、毎日一緒にいるからこそ気づけるんだなと感じています。
おもちゃはこどもの「できた!」という感動の瞬間をくれるだけでなく、ママやパパが少しだけホッと一息つく時間を作ってくれる、育児の頼もしいパートナーにもなってくれるんですね。
(筆者体験談)
0歳からのおもちゃが将来の成長に与える影響
0歳のおもちゃ遊びは目に見える発達だけでなく、子どもの将来を支える「非認知能力」という大切な力を育む土台にもなります。
- 集中力:「これはなんだろう?」と、おもちゃをじーっと見つめたり、触ったりすることで育まれます。
- 好奇心:「このボタンを押したらどうなるのかな?」というワクワク感が、学ぶ意欲の原点になります。
- やり抜く力:「うまく握れないけど、もう一回!」と挑戦を繰り返す経験が、諦めない心を育てます。
こうした力は、すぐにテストの点数に現れるようなものではありません。ですが、大きくなってからお友達と協力したり、難しい問題に粘り強く取り組んだり、自分の夢を見つけたりと…そういった人生を豊かに生きるための「心の土台」となって、こどもを生涯にわたって支えてくれますよ。

失敗しない!0歳のおもちゃ選び4つのポイント

STマークと誤飲チェック
何よりも大切なのが、こどもの安全です。0歳から1歳の赤ちゃんは、なんでもお口に入れて世界を探求します。そのため安全への配慮は、最も優先すべきポイントです。
- 誤飲のリスク: 小さなパーツが使われているおもちゃは、簡単に取れてしまわないか、ママ・パパの目で強度をしっかりチェックしましょう。一般的に、直径3.17cm未満のものは誤飲のリスクが高いと言われています。0歳児のこどもの口は想像以上に大きく開くので、少しでも小さいと感じるものは避けるのが賢明です。実際に国の機関である消費者庁も、小さいおもちゃの誤飲による窒息事故について繰り返し注意を呼びかけています(消費者庁 )。
- 安全基準マーク: おもちゃ選びに迷ったときの心強い味方が、「STマーク」です。これは「一般社団法人 日本玩具協会」が定める厳しい安全基準をクリアしたおもちゃだけに表示が許される、いわば「安全なおもちゃの目印」です。このマークがあるかどうかが、安心できるおもちゃ選びの基準になりますよ。
衛生的に保てる素材・構造かチェック
0歳児のこどもは何でも舐めたり噛んだりするので、おもちゃを清潔に保てるかどうかも重要なポイントです。
- 洗いやすい素材か: 丸洗いできるプラスチック製や、シリコン製などがおすすめです。布製のおもちゃの場合は、洗濯機で手軽に洗えるものを選ぶとママ・パパの負担も軽くなりますよ。
- 汚れがたまりにくい構造か: 凹凸が多すぎたり、細かい隙間があったりするデザインは汚れが溜まりやすくて、お手入れも大変になります。シンプルで拭きやすい構造のものを選ぶと、いつでも清潔に保てて安心ですね。
五感を刺激する工夫があるかチェック
1.視覚を育てる色彩とコントラストがあるか
生まれてすぐの0歳児は、まだ視力がぼんやりしていて色の識別がはっきりできません。そのため黒・白・赤といった、コントラストの強い色に良く反応します。はっきりした色や模様は、0歳のこどもの「見る力」を育て、焦点を合わせる練習になります。
2.聴覚を刺激する音は出るか
「カシャカシャ」「リンリン」といった、0歳のこどもが心地よいと感じる優しい音が出るおもちゃもおすすめです。でも1つ注意点!電子音が大きすぎるおもちゃはこどもをびっくりさせてしまったり、ママ・パパのストレスになったりすることもあるので、音量調節ができるものを選びましょう。
3.触覚を豊かにする多様な素材か
ツルツル、ザラザラ、ふわふわ、デコボコ…。様々な手触りのおもちゃに触れることは、こどもの脳にとても良い刺激を与えます。例えば布、木、プラスチックなど、色々な素材のおもちゃを用意してあげることで、「これは固いな」「こっちは柔らかいな」と、遊びながら周囲のものについて学んでいくことができます。
月齢に合った発達段階かチェック
1.新生児〜生後3ヶ月:見る・聞く中心
ねんねの時間がほとんどのこの時期は、視覚や聴覚に働きかけるおもちゃが中心になりやすいです。目でゆっくり動くものを追う「追視」を促すベッドメリーや、ママが優しく振ってあげるガラガラなどがぴったり。
0歳のこどもはまだ、自分とおもちゃの区別がついていません。優しい音や動きで、「心地よい」という感覚をたくさん経験させてあげましょう。
2.生後3〜6ヶ月:握る・舐める行動
首がすわり、ものに手を伸ばす「リーチング」が始まる時期です。見たものに手を伸ばし、つかんで口に運ぶという、「目と手と口の協応動作」を一生懸命練習しています。
そのため軽くて握りやすく、口に入れても安全な歯固めや布製のおもちゃなどが大活躍します。たくさん舐めたり噛んだりすることで、ものの形や感触を確かめているんですね。
3.生後6〜10ヶ月:座る・移動への興味
おすわりが安定し、両手が自由に使えるようになると、遊びのレベルがぐんとアップします。叩くと音が出る、ボタンを押すと何かが飛び出すといった「原因と結果」がわかるおもちゃに夢中になります。
また、「ないない」したものが「ばぁ!」と出てくる遊びを喜ぶのは、「目の前から消えても、ものは存在し続ける」という「オブジェクトパーマネンス」を理解し始めているサインです。これまでとは違うちょっと高度な知育おもちゃをプレゼントするのも、1つの選択肢になりますね。
4.生後10〜12ヶ月:つまむ・投げる動作
はいはいや伝い歩きで行動範囲が広がり、指先も器用になってきます。親指と人差し指で小さなものをつまむ「指先つまみ」ができるようになるので、つまんで遊ぶ知育おもちゃや、簡単な型はめパズルにも挑戦できます。大人のマネをしたがる時期でもあるので、電話やリモコンの形をしたおもちゃにも興味を示すことも。

【月齢別】買ってよかったおもちゃランキング
新生児〜6ヶ月編:見て・聞いて・触って楽しむ
1位:roll-around hedgehog

特徴:『子育てをより良いものに、より便利に』をコンセプトとしたNYの育児ブランドSKIP HOP社のボール型ラトル。小さなお子様の手で掴みやすく、ラトルを振るとカラカラ鳴ったりビーズが左右に動いたりして、お子様の好奇心を刺激します。
値段:1,782円(税抜き)
参考:トイサブ!
2位:オーボール オーシェイカー

特徴:ポリウレタン100%の柔らかな素材で、すべすべとした手触りが大人気のオーボール。そのオーボールの握りやすさと柔らかさをそのままに、赤ちゃんがよりつかみやすく、楽しめるラトルにしたシェイカーです。転がしたり振ったり、お口に入れたりと色んな遊びが楽しめます。
値段:1,210円(税抜き)
参考:トイサブ!
3位:天使のささやき

特徴:すべすべした白木輪っかが握りやすい木製ラトル。胎教にも使われる、心に響く美しい鈴の音色は、天使のささやきのように優しく赤ちゃんに語りかけます。新生児の赤ちゃんには親御様が振って、楽器として音を聞かせてあげましょう。月齢が上になると、自分で持って手首や腕の運動として効果を発揮します。
値段:3,850円(税抜き)
参考:トイサブ!
4位:おやすみラッコ

特徴:ふわふわラッコのお腹がゆっくり上下に動いて、ほんのりライトアップ!赤ちゃんが落ち着く心音や自然のサウンド、リラックスできるメロディを選べます。おだやかな動きで、赤ちゃんを幸せな眠りに誘います。
値段:6,270円(税抜き)
参考:トイサブ!
5位:指遊びミュージカルジム

特徴:アーチとおもちゃの取り外しができて、持ち運びにも便利な小型ベビージムです。紐等を使い、お気に入りのオモチャをアーチにぶら下げることで、手を伸ばしたり、掴んだり、叩いたりと、赤ちゃんの全身運動を促します。オムツ替えの時なども重宝します!ライオンさんはローラを回すとメロディが流れます。
値段:4,290円(税抜き)
参考:トイサブ!
6ヶ月〜12ヶ月編:自分で動いて遊べるおもちゃ
1位:ミニカー 6台

特徴:Bemixcの車は小さなお子様の手になじみやすく丸みをおびた形が特徴です。振ったり、積んだり、転がしたりすることが楽しめるベビーのための赤ちゃんおもちゃセットです!お子さまが日々触れるものだから、厳しい基準をクリアした素材・染料を使用しています。
値段:3,299円(税抜き)
参考:トイサブ!
2位:ハロー

特徴:過去にグッドトイ賞を受賞した、指先トレーニング用トイです。両手を使ってくねくねと曲げたり、振ったり。塗料は赤ちゃんが舐めても安全な無害のものを使用していますので、安心して与えることができます。メイプル素材の本体は、木製らしい柔らかな手触りで、赤ちゃんを夢中にさせます。
値段:3,850円(税抜き)
参考:トイサブ!
3位:8の字パステル

特徴:カラフルなマカロニ状のパーツからなる8の字型の輪っかは、ひねったりひっくり返すことでクルンクルンと回転します。遊びながら両手を連動させて動かすトレーニングになり、両手を使って物を動かすことを更に上達させます。外出時や移動時にも重宝します!
値段:2,750円(税抜き)
参考:トイサブ!
4位:Lil’ Critters Moosical Beads

特徴:小さなお子様が両手で握りやすいハンドルがついたぬいぐるみ型おもちゃ。カラカラ移動するビーズと、押すことで光と共に30種以上の楽しい音楽やセリフが流れ、お子様のワクワクする気持ちを高めます。車中やお出かけバッグの中に入れて外出先で遊ぶのにも便利ですので、シーンに応じてお使いください。
値段:3,300円(税抜き)
参考:トイサブ!
5位:まわしてくるくるサウンド

特徴:児童館や子育てセンター等でも取り扱いの多い、クルクル遊びの定番オモチャ。それぞれのダイヤルを回すと音楽が鳴ったり、中のビーズがカラカラと音を立てます。また下の部分を押すとゆかいな音がします。自分の手を使って能動的に遊ぶことができる、一人遊びのスターター玩具です。
値段:5,280円(税抜き)
参考:トイサブ!

ママの「困った」を解決!0歳のおもちゃQ&A

すぐに飽きてしまう…どうすれば?
「あんなに喜んでいたのに、もう遊んでくれない…」そんな経験は多くのママが持ち合わせています。でも、それはこどもが新しい刺激を求めている、成長の証拠でもあるんです。同じおもちゃでも渡し方や置き方を変えたりするだけでも、「新しいおもちゃ」のように扱ってくれることがあります。常に新鮮な体験を与えられるように、「同じおもちゃを素敵に魅せる」方法をぜひ考えてみてください。
ローテーション収納法
0歳児のこどもがおもちゃに飽きたと感じたら、手持ちのおもちゃをローテーションさせるのがおすすめです。持っているおもちゃを1度に全部出すのではなく、いくつかにグループ分けして、こどもの見えない場所に保管しておきましょう。そして1〜2週間程度を目安に、カゴの中身を入れ替えるのです。こどもにとっては「わ!久しぶりのおもちゃだ!」と新鮮な気持ちになり、また夢中で遊び始めてくれることがありますよ。
月齢に応じた遊び方の変化
0歳児のこどもの成長に合わせて、ママ・パパが遊び方をアレンジしてあげるのもとても効果的です。例えばただ握るだけだったおもちゃを、「どうぞ」「ありがとう」とやり取りする遊びに使ったり、ママが楽しそうに遊んでみせたりといった方法があります。大人が遊び方を決めつけず、こどもの自由な発想を見守ってあげることも大切です。そうすることでこどもは、「そんな遊び方もあったんだ!」と新しい発見に気づいてくれますよ。
お手入れ方法を素材別で教えて
こどもが毎日口にするものだから、おもちゃのお手入れはしっかりしたいですよね。おもちゃの素材別の正しいケア方法を、以下で紹介します。
- プラスチック・シリコン製: 基本は水洗いです。中性洗剤で洗い、よくすすいで乾かします。煮沸消毒ができるものもあります。
- 布製: 洗濯表示に従って、洗濯機で手軽に洗えるものが多いです。0歳児のこども用の洗剤を使うと、より安心ですね。しっかりと乾かさないとカビや雑菌の原因になるので、天気の良い日に天日干しするのがおすすめです。
- 木製: 水に弱いため、水洗いは避けましょう。基本は固く絞った布で優しく拭く、「水拭き」できれいにします。水分が残ると変形やカビの原因になるため、拭いた後はしっかり陰干しで乾燥させることが大切です。
消毒・除菌の正しい方法は?
おもちゃをより清潔に保ちたい場合、消毒・除菌が有効です。ただし、素材に合った方法を選ぶことが重要です。
- 煮沸消毒: 歯固めなど、耐熱性のあるプラスチック製のおもちゃに適しています。沸騰したお湯のなかに、3〜5分ほど入れて消毒します。
- 除菌スプレー・シート: 手軽に使えるのが、何よりも魅力の方法です。こどもが口に入れることを考えて、アルコールフリーのものを選ぶと安心です。スプレー後に水拭きが必要な製品もあるので、表示をよく確認しておきましょう。
- つけ置き消毒: 哺乳瓶用の消毒液(次亜塩素酸ナトリウム)や、酸素系漂白剤を使用する方法です。つけ置き後は、十分にすすいでしっかり乾かしてください。
どの方法を選ぶにしても、必ずおもちゃの取扱説明書を確認し、使用可能な素材かチェックしてくださいね。

1歳以降の知育なら「トイサブ!」がおすすめ
0歳のおもちゃ選びのポイントをご紹介しました。とはいえ、こどもの成長はあっという間です。「すぐに飽きちゃうかも…」「収納場所が…」と悩みは尽きませんよね。そんなママ・パパの強い味方が、おもちゃのサブスクリプションです。
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