ティッシュを1枚ずつ引き出す。おしりふきを全部出してしまう。1歳前後になると、そんな光景が毎日のように続きますよね。
止めても止めても繰り返されると、ママやパパもぐったりしてしまいます。
でも、いたずらをしたいわけではありません。「引っ張ると出てくる」という手ごたえに、今いちばん夢中になっている時期なんです。
この記事では、保育士が監修した視点で、引っ張る遊びが1歳の発達にどうつながるのかをお伝えします。
あわせて、安全に楽しめるおもちゃの選び方と、国内で買えるおすすめ7点、ティッシュの代わりになる手作りの方法もご紹介します。
読み終えるころには、「この子の今の遊びでいいんだ」と思えて、お子さまに合う1台を落ち着いて選べるようになっているはずです。

ライター名:仲村あや
保有資格:幼稚園教諭2種免許・保育士資格・整理収納アドバイザー2級
メッセージ:保育現場で多くの親子と関わってきた経験と、現在進行形の子育て体験から、ママやパパがもっと子育てを楽しめるような情報をお届けします。大変な毎日だからこそ、ちょっとした工夫やサービスの活用で心に余裕を作り、お子さまとの時間をより豊かに過ごしていただけるよう応援しています!
目次
引っ張る・押すおもちゃの選び方|プルトイとプッシュトイの違い
2. のっておして!すくすくウォーカー|押す・乗るの2通りで長く使える
3. くるくるプッシュトイ おっとりEllie -エリー-|座ったまま遊べる小さなぞう
4. お米のどうぶつでんしゃセット|口に入れても安心しやすい素材
5. Elephant Car -エレファントカー-|押す遊びを試す最初の1台
6. ふわふわトーイ HAPPY ANIMALS -ハッピーアニマル-|ティッシュ代わりのタグ引き
7. うさぎのアクティビティブック|引っ張る遊びが着替えにつながる
1歳の知育玩具・引っ張るおもちゃのよくある質問5つ【保育士監修】
1歳が「引っ張る」に夢中になる理由|歩行と手指の発達

何度止めても、また引っ張ってしまう。「どうして?」と思いますよね。心配いりません。そこには、この時期ならではの発達が重なっています。
引く動きは全身の運動になる
ひもを持って歩くと、後ろから抵抗がかかります。まっすぐ歩くだけのときより、体幹でバランスを取る場面が増えます。
歩きはじめのお子さまは、まず前だけを見て進みます。プルトイを引くようになると、進みながら後ろを振り返るようになります。
この「振り返りながら歩く」姿が、歩行が一段進んだ目安のひとつです。
手指は「握る」から「引く」へ
0歳後半に握れるようになった手は、1歳になると力の向きを調整できるようになります。
引っ張るには、握ったまま腕を後ろへ動かすという、少し複雑な動きが要ります。
強く引くと倒れる。弱いと動かない。ちょうどいい力加減を、遊びながらくり返し覚えていきます。
ティッシュを引き出すのも、同じ動きの現れ
ティッシュ、おしりふき、トイレットペーパー。引っ張ると次が出てくるものに惹かれるのは、自然なことです。
引っ張った分だけ結果が返ってくる、その確実さが魅力なんですね。
無理にやめさせるより、同じ手ごたえのおもちゃを用意するほうが、ママもお子さまも消耗しません。

引っ張る・押すおもちゃの選び方|プルトイとプッシュトイの違い

「引っ張るおもちゃ」と言っても、実は2種類あります。
お子さまの歩行に合わないと、せっかく買ってもうまく遊べません。迷って当然なので、まずは違いから見ていきましょう。
プルトイとプッシュトイの見分け方
- プルトイ:ひもを後ろに引いて歩くタイプ。ひとりで安定して歩けるようになってから
- プッシュトイ(押車):前に押して進むタイプ。つかまり立ち〜伝い歩きの時期から
歩く前にプルトイを渡しても、後ろを引きながら歩くのはまだ難しく、遊びが続きません。順番は、押す遊びが先、引く遊びが後です。
ひもの長さと太さを必ず確認する
プルトイでいちばん大切なのが、ひもです。購入前に、次の3点を見ておくと安心です。
- 首に巻きつく長さのひもになっていないか
- ひもが細すぎて、手に食い込まないか
- 本体との接合部が外れないか
消費者庁と国民生活センターは、乳幼児のひもによる事故について注意を呼びかけています。
日本玩具協会の「STマーク」は、安全基準を満たした商品の目印になります。
音・重さ・車輪の作りも見てあげる
引っ張ったときに「カタカタ」「コロコロ」と音が返ってくると、遊びが長く続きます。
自分が動かしているという実感が持てるからです。
一方で、重すぎると1歳のお子さまには引けません。車輪にゴムやシリコンが巻かれていると、フローリングでも音が響きにくく、床も傷つきにくくなります。

1歳の引っ張る・押す知育玩具おすすめ7選【保育士が選定】
「どれがうちの子に合うんだろう」と迷いますよね。
引く・押す・引っ張り出すの3つの動きから、1歳が扱いやすいものを7点選びました。価格はすべてメーカー希望小売価格(税込)、2026年10月時点です。
1. がおがおくるくる|歩くのが楽しくなる木製プルトイ

- メーカー:エド・インター
- メーカー希望小売価格:¥3,960(税込)
- 対象:1歳6か月〜
恐竜をかたどった木製のプルトイです。ひもを引くと車輪が回り、背中の卵もくるくる転がります。
振り返ると卵が回り続けているので、「また見たい」と歩く理由になります。
木製で適度な重さがあり、引いたときに手ごたえがあります。
保育の現場では、歩行が安定した1歳半ごろのお子さまが、部屋の端から端まで何往復もする姿をよく見かけます。
外に出られない日も、室内で体を動かせてママも助かります。
おすすめ:ひとりで安定して歩けるようになったお子さま
2. のっておして!すくすくウォーカー|押す・乗るの2通りで長く使える

- メーカー:エド・インター
- メーカー希望小売価格:¥12,980(税込)
- 対象:1歳〜
つかまり立ちから伝い歩きの時期は、ハンドルを持って押します。歩行が安定したら、またがって足で蹴って進む遊びに変わります。
押車は、本体に重さがあるほうが前に走りすぎず、歩き方が不安定な時期でも扱いやすくなります。
長く使えるぶん価格は上がりますが、歩きはじめの時期をまるごと支えてくれます。
おすすめ:つかまり立ちや伝い歩きが始まったお子さま
3. くるくるプッシュトイ おっとりEllie -エリー|座ったまま遊べる小さなぞう

- メーカー:エド・インター
- メーカー希望小売価格:¥2,200(税込)
- 対象:ベビー〜
手のひらサイズのぞうのプッシュトイです。
押すと車輪が回って仕掛けが動き、手を離すと止まります。座ったままでも遊べるので、まだ歩けない月齢でも大丈夫です。
「見る」から「自分で動かす」へ進む、橋渡しになるおもちゃです。軽いので、外出のときにバッグへ入れやすいのもうれしいところです。
おすすめ:ハイハイ期から歩きはじめのお子さま
4. お米のどうぶつでんしゃセット|口に入れても安心しやすい素材

- メーカー:ピープル
- メーカー希望小売価格:¥6,600(税込)
- 対象:0か月〜
原料に本物のお米を使った「ライスレジン」でつくられ、無塗装です。うっすら白い模様が出ることがありますが、お米のでんぷんによるもので、なめても無害です。
車両をつなげて、押したり引いたりして遊べます。連結部分をはめる動きは、指先の力加減の練習になります。
電車遊びは、並べるところから始めるお子さまが多いので、まずは見守ってあげてくださいね。
おすすめ:まだ口に入れるけれど、動かす遊びに興味が出てきたお子さま
5.BRIO(ブリオ)/ダッチー

- メーカー:BRIO(ブリオ)
- メーカー希望小売価格:¥2,200(税込)
- 対象:1歳〜
1958年の発売以来、世界中で愛され続けるBRIOの代表的なプルトイです。ダックスフントをモチーフにした愛らしいデザインで、ひもを引くと首を左右に振り、しっぽをフリフリと振る姿がたまりません。
木製のシンプルな作りながら、お子さんの心を掴む工夫がたくさん詰まっています。
環境に配慮したFSC認証の木材を使用している点も、パパやママには嬉しいポイントですね。初めてのプルトイに迷ったら、まずおすすめしたい定番商品です。
おすすめ:動物、特に犬が好きなお子さま、初めてのプルトイを探している方
6. ふわふわトーイ HAPPY ANIMALS -ハッピーアニマル-|ティッシュ代わりのタグ引き

- メーカー:エド・インター
- メーカー希望小売価格:¥1,980(税込)
- 対象:6か月〜
やわらかな起毛生地の布の絵本で、側面についたタグを引っ張って遊べます。
ティッシュを引き出す動きに近い手ごたえがあり、「ティッシュはダメ」と言い続ける日々が少しラクになります。
素材はポリエステル・ポリプロピレン・綿で、メーカーは洗濯機のソフト洗いコースなどで洗えると案内しています(生地と色を保つため手洗いを推奨)。
ぐずったときの切り替えにも、よく使われています。
おすすめ:ティッシュを引き出してしまうお子さま
7. うさぎのアクティビティブック|引っ張る遊びが着替えにつながる

- メーカー:エド・インター
- メーカー希望小売価格:¥4,180(税込)
- 対象:1歳6か月〜
ファスナーを引く、ひもを通して引き抜く、面ファスナーをはがす。
引っ張る動きが、毎日の生活の動作と重なっている布絵本です。ファスナーを最後まで引けたときの得意げな表情は、ほかの遊びではなかなか見られません。
1歳半ごろから少しずつできる仕掛けが増え、2〜3歳まで使い方が変わります。
着替えを嫌がるお子さまが、この絵本でボタンやファスナーに慣れていくこともあります。洗い方は、購入前に商品ページで確認してくださいね。
おすすめ:「自分でやりたい」が出てきたお子さま
1歳向け 引っ張る知育玩具の比較表
| 商品名 | メーカー | 価格(メーカー希望小売価格・税込) | 対象 | 動きのタイプ |
|---|---|---|---|---|
| がおがおくるくる | エド・インター | ¥3,960 | 1歳6か月〜 | ひもで引く(プルトイ) |
| のっておして!すくすくウォーカー | エド・インター | ¥12,980 | 1歳〜 | 押して歩く・乗って進む |
| くるくるプッシュトイ おっとりEllie | エド・インター | ¥2,200 | ベビー〜 | 手で押して転がす |
| お米のどうぶつでんしゃセット | ピープル | ¥6,600 | 0か月〜 | 連結して押す・引く |
| ダッチー | Brio | ¥2,100 | 1歳〜 | ひもで引く(プルトイ) |
| ふわふわトーイ HAPPY ANIMALS | エド・インター | ¥1,980 | 6か月〜 | タグを引っ張る |
| うさぎのアクティビティブック | エド・インター | ¥4,180 | 1歳6か月〜 | ファスナー・ひもを引く |
年齢に合わせた知育玩具・おもちゃを探すなら
【1歳のお子さま向け】
つかむ・押す・引っ張るなど、手指を使った遊びが中心です。五感を刺激するおもちゃがぴったりです。→ 1歳ごろの知育玩具・おもちゃ一覧はこちら
【2歳のお子さま向け】
言葉が増え、ごっこ遊びや見立て遊びが始まる時期です。創造力を育むおもちゃがおすすめです。
→ 2歳ごろの知育玩具・おもちゃ一覧はこちら

引っ張る遊びを家で安全に楽しむコツ|ひも・場所・手作り

引っ張る遊びは動きが大きいぶん、おうちでは少し準備をしておくと安心です。難しいことはありません。ポイントは3つだけです。
ひもは遊び終わったらしまう
遊んでいる最中は大丈夫でも、置きっぱなしにすると首に巻きつくおそれがあります。
遊び終わったら、手の届かない場所にしまうか、ひもを本体に巻いて短くしておいてください。
きょうだいがいるご家庭では、遊ぶ時間や場所を分けると、下のお子さまがうっかり入ってしまうのを防げます。
引っ張っていい場所を決めておく
プルトイは、まっすぐ長く引けるほど楽しくなります。
廊下やリビングの一角など、家具の角が少ない場所を「引っ張っていい場所」にしておくと、ぶつかる心配が減ります。
ラグを敷くと音は和らぎますが、引く抵抗が増えて1歳には重くなることがあります。まずは試してみて、調整してあげてくださいね。
ティッシュ遊びの代わりは手作りできる
空き箱の上面に穴を開け、ハンカチやガーゼを数枚結んでつなぎ、中に入れます。引っ張ると、次々と出てきます。
布は口に入れても問題のない素材で、飲み込めない大きさのものを選んでください。
箱の切り口はテープで覆い、手を切らないようにします。全部出したらママやパパが詰め直す。この繰り返しが、意外なほど長く続きます。

トイサブ!で成長に合わせたおもちゃ選びを

「買ったのに、もう遊ばなくなっちゃった」。引っ張るおもちゃは、そうなりやすいジャンルとも言えます。
歩行が安定する前は押車、安定してからプルトイと、合う時期が短い間に変わるからです。
トイサブ!は、お子さまの月齢や発達に合わせて、おもちゃプランナーが選んだおもちゃが届くおもちゃのサブスクサービスです。
買いそろえる前に、今の段階に合うかどうかを試せるので、「合わなかったらどうしよう」という心配が軽くなります。
置き場所や片づけの負担が減るのも、うれしいところです。
交換の頻度やコース、料金など、くわしい内容はトイサブ!公式サイトをご確認ください。

1歳の知育玩具・引っ張るおもちゃのよくある質問5つ【保育士監修】

引っ張るおもちゃは、気になることがたくさんありますよね。ママやパパからよくいただく質問に、保育士監修の視点でお答えします。
プルトイはいつから使えますか?
ひとりで安定して歩けるようになってからが目安です。歩きはじめは、後ろを引きながら進むのが難しく、転びやすくなります。
対象年齢は1歳〜1歳6か月からのものが多いですが、月齢より「振り返りながら歩けるか」を見てあげてください。
まだ難しくても焦らなくて大丈夫ですよ。プッシュトイから始めれば十分です。
プッシュトイとプルトイ、どちらを先に買えばいいですか?
プッシュトイが先です。つかまり立ちや伝い歩きの時期は、前に押して進む動きが体の使い方に合っています。
歩行が安定してから引く遊びに移れば大丈夫です。両方を一度にそろえなくても心配いりません。
ティッシュを引き出すのはやめさせたほうがいいですか?
無理にやめさせなくて大丈夫です。引っ張ると出てくる手ごたえに惹かれている時期なので、止めても別のもので同じことをします。
ハンカチを詰めた箱など、引っ張っていいものを1つ用意すると、そちらへ移ることがよくあります。
ティッシュ箱は、手の届かない場所に置いてあげてください。
引っ張るおもちゃで気をつけることは何ですか?
いちばんは、ひもの管理です。
遊び終わったら手の届かない場所にしまうか、ひもを短く巻いておいてください。
また、後ろを見ながら歩くため、前方の家具や段差にぶつかりやすくなります。
角の少ない場所で遊ばせてあげると安心です。乳幼児のひもによる事故は、消費者庁と国民生活センターが注意を呼びかけています。
トイサブ!ではプルトイも届きますか?
お子さまの発達に合わせた選定のため、歩行の状況によっては、押車やプルトイが届くこともあります。
届くおもちゃの例や選定の仕組みは、トイサブ!公式サイトでご確認ください。

1歳の知育玩具は引っ張る・押すで選ぶ【まとめ】プルトイとプッシュトイの選び方
1歳が引っ張る遊びに夢中になるのは、歩行と手指の発達が同時に進む、この時期ならではの姿です。
ティッシュを引き出すのも、プルトイを引くのも、根っこは同じ「引くと結果が返ってくる」手ごたえです。
選ぶときは、まず歩行の段階を見てあげてください。
つかまり立ち〜伝い歩きなら押して進むプッシュトイ、ひとりで安定して歩けるならひもで引くプルトイです。
そのうえで、ひもの長さと本体の重さを確かめれば安心です。合う時期が短いぶん、買うタイミングで迷いやすいのがこのジャンルです。
そんなときは、トイサブ!で試してみるのもひとつの方法です。
まずは、今の月齢に合うおもちゃをトイサブ!公式サイトで確かめてみてください。
お子さまの成長に合わせたおもちゃ選び、トイサブ!におまかせしませんか?
継続率97%
ご利用実績より算出(公式)
延べ58,000契約
累計ご利用実績(公式)
評価データ170万件超
おもちゃ選定の精度を支えるデータ(公式)
ご利用者の声
🧸 お子さまに合ったおもちゃを、プロのおもちゃプランナーにお任せしませんか?
トイサブ!は、おもちゃプランナーが一人ひとりのお子さまに合わせて 知育玩具をセレクトする定額制サービスです。 詳しいプランや料金は、公式サイトでご確認いただけます。
あわせて読みたい関連記事
参考文献
- 消費者庁「子どもの事故防止に関する情報」
- 独立行政法人国民生活センター「子どもの事故情報」
- 一般社団法人日本玩具協会「STマーク(玩具安全基準)」
- 株式会社エド・インター 公式オンラインショップ(2026年10月確認)
- ピープル株式会社「お米のおもちゃ」公式サイト(2026年10月確認)
