【専門家監修】生後1ヶ月の赤ちゃんの特徴やお世話のポイント、授乳間隔や注意点を解説
お子さまに初めてのおもちゃを準備する場合、どのタイミングが最適なのか悩む人は少なくないでしょう。おもちゃにはさまざまな種類がありますが、おもちゃのタイプによって上手に遊べる時期というものがあり、そもそも新生児には必要なのか気になるママやパパもいるかもしれません。
本記事では、新生児におもちゃは必要なのか、準備するタイミングやおもちゃ選びのポイントについてご紹介します。新生児におすすめのおもちゃも紹介しますので、新生児へのおもちゃ選びにお悩みの方はぜひお読みください。
目次
1.新生児におもちゃは必要?
新生児~生後1ヶ月の赤ちゃんにもおもちゃは必要です。新生児の赤ちゃんは眠っている時間が長く、視力や聴覚も未発達だと言われています。しかし、今のうちに赤ちゃん用のおもちゃを準備しておくと、さまざまなメリットがあります。
ママやパパが赤ちゃんにおもちゃを見せたり鳴らしたりすることで、赤ちゃんが興味のあるおもちゃを目で追い、おもちゃの音を耳で聞きます。その体験は、視覚や聴覚への刺激になります。また、柔らかい・心地よいと感じるおもちゃに触れることで、触覚の発達を促す効果も期待できます。
赤ちゃん向けおもちゃがもたらす効果は、五感の発達だけにとどまりません。おもちゃは、親子がコミュニケーションを取るきっかけにもなります。赤ちゃんが観察しているのは、周りの様子やママやパパの表情です。赤ちゃんは、おもちゃを使って楽しくコミュニケーションを取るママやパパを見て、嬉しい気持ちや楽しく遊ぶ手段を学びます。
2.おもちゃを準備するタイミング
新生児期を経て、少しずつ赤ちゃんの五感は発達し、色や音を少しずつ識別できるようになっていきます。赤ちゃんが気になるものを目で追いかける「追視」が始まる時期には個人差がありますが、概ね生後2~3ヶ月ごろです。また手足を動かせるようになるのもこの時期です。赤ちゃんは手足を動かせるようになると、興味のあるものに触れ始めます。赤ちゃんの興味の幅を広げるためにも、まだおもちゃを準備していない場合は、生後2~3ヶ月ごろまでに準備しておきましょう。
3.新生児に贈るおもちゃを選ぶときのポイント4つ
新生児におもちゃを贈る場合、素材・形状・衛生・見た目・機能についてチェックしましょう。それぞれの項目には押さえるべき点があり、おもちゃを贈る前に確認することで適切なおもちゃ選びができます。
さっそく、新生児に贈るおもちゃの選び方について、4つのポイントを解説します。
- 【素材】安全基準をクリアしたSTマークがある
- 【形状】角が丸く小さな部品が少ない
- 【衛生】洗濯・消毒しやすい
- 【見た目・機能】音色がやさしく穏やかに動く
【素材】安全基準をクリアしたSTマークがある
安全基準を満たしたおもちゃに付けられるSTマークは、おもちゃ選びの基準になります。STマークとは、日本玩具協会が認定しており、安全性の確認検査に合格したおもちゃのみ付けられる印です。STマークのついているおもちゃは、安全性を考慮して作られたおもちゃであり、安心して使用できます。
なお、STマークがないからといって安全性が低いわけではありません。マークがなくても、軽くて丈夫にできている、自然素材なので口に入れても大丈夫、といった安全対策がされているおもちゃは多数あります。STマークは、おもちゃの安全性を確認する指標の1つです。
【形状】角が丸く小さな部品が少ない
角が削られたおもちゃや、部品が大きめのおもちゃは、新生児など月齢の低い赤ちゃんに適しています。赤ちゃんは生後4ヶ月ごろ~5か月ごろになると、興味のあるものを口に入れます。ママやパパが目を離したわずかな隙に、おもちゃを口に含んでしまうことも少なくありません。鋭利な部品や細かい部品は、ケガや誤飲の原因になります。
部品のサイズは、小さくても直径4cm以上のものを必ず選ぶようにしてください。赤ちゃんの口のサイズは4cm程度です。ソフトな素材で大きめに作られた大きめのおもちゃは安全性が高く、安心して遊ばせることができます。
【衛生】洗濯・消毒しやすい
新生児のおもちゃ選びには、洗濯・消毒のしやすさも重要です。頻繁に遊ぶおもちゃには赤ちゃんの手汗やよだれが付着します。新生児期は抵抗力が弱く、外部からの影響を受けやすい時期です。おもちゃを丸洗いできる、簡単に消毒できる、といったメンテナンスのしやすさは、赤ちゃんの健康を守ることにつながります。
布製やプラスチック、シリコン製は、衛生状態を維持しやすい素材です。布製のおもちゃは手洗いや洗濯機OKの場合が多く、プラスチックやシリコン製は煮沸消毒ができるおもちゃがあります。木製のおもちゃは、除菌スプレーを用いて衛生状態を維持するとよいでしょう。
おもちゃの正しいお手入れ方法は取扱説明書や箱に記載されているので、それぞれ確認することをおすすめします。またこちらの記事ではおもちゃの洗い方を素材別にご紹介していますのでぜひ合わせてお読みください。
【見た目・機能】音色がやさしく穏やかに動く
音色がやさしく、動きが穏やかなおもちゃは、新生児へ贈るのにぴったりです。新生児は視覚や聴覚がまだ発達していないので、音の刺激の強いおもちゃは避けましょう。
はっきりした色で色分けされたおもちゃ、ゆったりとした音楽に合わせて動くおもちゃは、赤ちゃんの成長を促す効果が期待できます。例えば、赤ちゃんが視認しやすい色使いのベビージムやメリー、やさしく響くガラガラやオルゴール音楽は、新生児のおもちゃに適しています。またやさしい音色でおだやかに動くおもちゃは、一緒に遊ぶ大人の気持ちも和ませてくれます。
4.新生児におすすめのおもちゃ3選
新生児~生後1ヶ月ごろにおすすめのおもちゃを、知育のプロであるトイサブ!おもちゃプランナーが3つご紹介します。
ラトル
ラトルは「がらがら」とも呼ばれるおもちゃで、音を出して遊べます。ラトルのタイプはさまざまで、木製のものからぬいぐるみタイプまであります。フックがついたラトルは、ベビーカーやベビーベッドに取りつけることができます。新生児期はやわらかいぬいぐるみタイプのラトルがおすすめです。
● 新生児の赤ちゃんにおすすめのラトル
いちごばななラトル
お子さまの手首にぴったりのリストラトルです。マジックテープで簡単に付け外しできます。手首や足首に巻き付けて動かすたびに、優しいカラカラ音が楽しめます。赤ちゃんが認識しやすい左右対称のお顔もポイントです。音が鳴ることで興味をひきつけ、視覚や聴覚の発達を促します。
おきあがりこぼし
目や耳で楽しむことができ、五感の刺激にもなる「おきあがりこぼし」は、新生児期など低月齢の赤ちゃんにおすすめのおもちゃです。素材も様々ですが、衛生面を考慮しお手入れしやすいものを選ぶと良いでしょう。やさしい音色のものがおすすめです。
● 新生児の赤ちゃんにおすすめのおきあがりこぼし
赤ちゃんの聴覚感度がいい5,000Hz前後の音の成分を多く含む音色のチャイムが、心拍数に近いリズムでゆれる癒しのおきあがりこぼしです。職人さんがひとつずつ丹念に手作りしたこだわりの音色は、お子さまをやさしく癒します。振り子がスムーズに細かく揺れる構造からも、なめらかな音色と動きを生み出しています。
ベビージム
アーチ状のポールにおもちゃがぶら下がったベビージムも、赤ちゃんの五感を刺激する知育おもちゃとして高い人気があります。長く遊んでもらいたい場合は、仕掛けが複数あるベビージムを選びましょう。ベビージムの中にはおもちゃを取り外せるものもあり、その場合はおもちゃ単体としても遊べます。新生児期は、大きな音が鳴らないシンプルなベビージムがよいでしょう。
● 新生児の赤ちゃんにおすすめのベビージム
天然木でできた温もりのある優しい色合いのベビージム。仰向けや座らせた状態でご使用下さい。揺れるオモチャが思わず手を伸ばしたいという気持ちを誘います。上部のフックにご自身の好きなラトルや布玩具に紐を付けたもの、ベビーカートイなどもぶら下げられますので、お子さまの成長に合わせてお楽しみ下さい。
おもちゃの定額制サービス「トイサブ!」では、上記のおすすめおもちゃ3点をレンタルできる「トイサブ!ファーストセレクション」をご用意しています。妊娠期~生後1.5ヶ月までに申し込んでおくと、生後1か月ごろの必要なタイミングで受け取れ、2ヶ月間990円でレンタルできます。赤ちゃんのおもちゃ選びに悩んだら、ぜひトイサブ!ファーストセレクションをご検討ください。
※生後1.5ヶ月以上の場合はトイサブ!スタンダードをお申し込みください。
まとめ
新生児の赤ちゃんは眠っている時間が長いので、おもちゃは不要と思われがちです。しかし、おもちゃは五感の発達や親子のコミュニケーションを深める効果があると言えます。まだおもちゃを準備していない場合は、生後3ヶ月ごろまで準備するとよいでしょう。
新生児に贈るおもちゃを選ぶときは、素材・形状・衛生・見た目・機能をチェックしましょう。赤ちゃんにとって安全かつ清潔を保てるようなおもちゃが望ましいです。トイサブ!では、妊娠期や新生児期に申し込むと、必要なタイミングでおもちゃを受け取れる「トイサブ!ファーストセレクション」をご用意しています。ぜひご検討ください。