おもちゃコラム

長く遊べるおもちゃの特徴5つ!子どもに人気のおもちゃの種類

2021/06/22



子どもの誕生日やクリスマスを前に、子どもへのプレゼント選びに悩む人もいらっしゃることでしょう。せっかくおもちゃを贈るなら、子どもが飽きにくく、年齢を問わず長く遊べるものを選びたいという気持ちも大切にしましょう。

当記事では、子どもが飽きずに長く遊べるおもちゃの特徴や、0~6歳の各年齢における人気のおもちゃ、長く遊べるおもちゃを選ぶときの注意点などを紹介します。子どもに与えるおもちゃ選びに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

1.子どもが飽きずに長く遊べるおもちゃの5つの特徴

同じおもちゃに興味を持ち続けられるかどうかは、子どもの個性・性格にもよりますが、「おもちゃ選び」も重要なポイントです。子どもが好むおもちゃを贈ることで、長く使ってもらうことができるでしょう。

以下で、子どもが飽きずに長く遊べるおもちゃの特徴を5つ紹介します。

1-1.子どもが興味を持って主体的に遊べる

子どもは、「なぜこうなるのか」「こうしたらどうなるのか」と思わず考えさせられるような、好奇心をくすぐられるものごとを好みます。また、誰かに何かをさせられるよりも、自分の思うままに何かをすることのほうが楽しいと感じる傾向もあります。

そのため、動きや仕掛けがあるものや自分が主役となって遊べるものなど、子どもが興味を持って主体的に遊べるおもちゃは、飽きずに長く遊んでもらえるでしょう。

1-2.様々な遊び方ができる

同じおもちゃで長く遊んでもらうためには、様々な遊び方ができるおもちゃを選ぶことがおすすめです。

並べたり積み重ねたりできる積み木や、転がしても投げても楽しいボールをはじめとする様々な遊び方ができるおもちゃは、年齢に合わせて遊び方を変えられるため、子どもの成長をしっかりサポートしてくれます。また、1つの遊び方にとらわれないため、親子ともに自由な発想で飽きずに遊び続けられます。

1-3.家族や友だちと一緒に遊べる

多くの子どもは一人で遊ぶより、家族や友だちと一緒に遊んだほうが楽しいと感じます。また家族や友だちと一緒に遊ぶことで、協調性や社会性を身につけられるでしょう。

兄弟・姉妹がいる場合、順番待ちをせずに一緒に遊べることも、大きなポイントとなります。おままごとセットやボードゲームなど、家族や友だちとの楽しい思い出を作ってくれるおもちゃは、子どもにとって何度も遊びたいお気に入りのおもちゃとなるでしょう。

1-4.丈夫で壊れにくい

おもちゃを購入する際は、なるべく丈夫で壊れにくいものを選びましょう。小さな子ども・まだ分別のついていない子どもは、力の制御が難しいため、おもちゃをすぐに壊してしまうことが多くあります。おもちゃがすぐに壊れると、買い直すコストがかかるだけでなく、壊れたおもちゃでケガをする恐れがあります。

すぐに汚れたり、変色したりしてしまう素材のおもちゃも、子どもが興味を失いやすいため、避けたほうが無難です。清潔を保てるようにおもちゃの手入れがしやすいかどうかも、おもちゃ選びの際にチェックしたいポイントですね。

1-5.流行や年齢・性別にとらわれないデザイン

幼い子どもは、おもちゃにどれほど熱中していても、数か月後には興味をなくしてしまうことがしばしばあります。

特に、次から次へと新シリーズが出るようなキャラクターもののおもちゃは、すぐに飽きられやすい傾向もあります。また、赤ちゃん向けデザインのおもちゃは、保育園・幼稚園に上がる頃には見向きもされなくなってしまうケースがあります。

年齢に合わせたおもちゃを選ぶことも重要ですが、長く遊べるかどうかという観点では、流行や年齢・性別にとらわれないデザインのものを選ぶことがおすすめです。

2.【年齢別】長く遊べる人気のおもちゃの種類

子どもが飽きずに遊べるおもちゃのポイントは把握できたものの、具体的なイメージが浮かばずに困っている人もいるでしょう。ここでは、具体的におもちゃを選ぶ際の参考例を紹介します。

0歳の赤ちゃんから小学校入学を控えた6歳の幼児まで、各年齢において、長く遊べる人気のおもちゃは、次のようなものがあります。

年齢 おもちゃの種類
0~1歳 音の鳴るおもちゃ・ボールタイプのおもちゃ
1~2歳 手指を使う積み木やパズルタイプのおもちゃ
2~4歳 ごっこ遊びや自分で組み立てるおもちゃ
4~6歳 ボードゲームなど複数人で遊べるおもちゃ

以下では、それぞれのおもちゃについて、詳しく解説します。

2-1.0~1歳:音の鳴るおもちゃ・ボールタイプのおもちゃ

0~1歳は、音がするものや動くものに高い関心を示す時期です。そのため、音の鳴るおもちゃやボールタイプのおもちゃを与えるとよいでしょう。

音の鳴るおもちゃは、決まった音しか出ないものではなく、触り方や動かし方によって様々な音が出るものがおすすめです。一方でボールタイプのおもちゃは、小さな力でも転がしたり投げたりできる軽いものを選べば、楽しく遊び続けることができます。

2-2.1~2歳:手指を使う積み木やパズルタイプのおもちゃ

手指を使うことが楽しいと感じられるようになる1~2歳の子どもには、積み木やパズルタイプのおもちゃを与えることがおすすめです。

積み木のおもちゃは、シンプルで飽きのこないデザインのものを選びましょう。また、パズルタイプのおもちゃのスタートには、ピースが大きくて数が少ないものが適しています。ワイヤーに通されたビーズを滑らせて遊ぶ「ルーピング」も、1~2歳の子どもの指先の巧緻性を自然と高めてくれます。振って音を楽しみ、つまんでビーズを動かし……。子どもの豊かな創造力を育むことが期待できます。

2-3.2~4歳:ごっこ遊びや自分で組み立てるおもちゃ

2~4歳は、想像力が豊かになり、「自分の力でやりたい」という意欲が育まれる時期です。そのため、ごっこ遊びや自分で組み立てるおもちゃを与えるとよいでしょう。

乗り物や人気の職業(警察官や消防士、運転手)をモチーフにした、ごっこ遊びおもちゃはもちろん、精巧な作りのおままごとセットも喜ばれます。性別にこだわらず、子どもの好みに合わせて選びましょう。流行のキャラクターものよりも、長年愛されている商品や、買い足して遊び方のバリエーションを広げられるものを選ぶと長く大切に遊ぶことができます。

2-4.4~6歳:ボードゲームなど複数人で遊べるおもちゃ

おしゃべりが堪能になり、協調性が芽生えはじめる4~6歳の子どもには、ボードゲームのような複数人で遊べるおもちゃを与えることがおすすめです。

複数人で遊べるおもちゃを選ぶ際には、子どもから大人まで、家族や友だちで楽しく遊べるかどうかを吟味しましょう。大人も面白いと感じるおもちゃであれば、子どもが大きくなっても楽しく遊んでもらえることが期待できます。

3.長く遊べるおもちゃを選ぶときの注意点

長く遊べるおもちゃには、お金の無駄遣いを減らすだけでなく、子どもの「ものを大切にする心」を養うなど、大きなメリットがたくさんあります。しかし、長く遊べることを重視したおもちゃには注意したほうが良いポイントも存在します。

以下では、特に注意しておきたい2つのポイントを紹介します。

3-1.人気のおもちゃが自分の子どもに合うとは限らない

世間的には人気があり、長く遊べると言われているおもちゃであっても、すべての子どもが気に入るとは限りません。特に、好奇心が旺盛で様々な物事につぎつぎ興味を持つ子どもの場合、1つのおもちゃで遊ばせ続けることは難しいでしょう。

子どものおもちゃを選ぶ際には、1つのおもちゃで長く遊ばせることにこだわりすぎず、子どもとの相性を重視するように心がけてください。

3-2.年齢や月齢に合わせたおもちゃを選ぶほうがいいケースもある

長く遊べるおもちゃよりも、子どもの年齢や発達状況に合ったおもちゃのほうが、適切に子どもの能力を伸ばせるケースもあります。子どもの成長には個人差があるため、年齢だけではなく伸ばしたい能力についても考え、その力を育むことができるおもちゃを選ぶとよいでしょう。

長く遊べるスタンダードなおもちゃだけでなく、年齢や月齢、子どもの発達に合わせたおもちゃを組み合わせて遊ばせることで、両方のいい点を取り入れることができます。

まとめ

子どもが飽きずに遊べるおもちゃの主な特徴として、「子どもが興味を持って主体的に遊べること」が挙げられます。また「様々な遊び方ができること」や、「家族や友だちと一緒に遊べること」も、おもちゃ選びにおいて重要なポイントです。

しかし中には、「自分でおもちゃを選ぶ自信がない」「買っても子どもが気に入るかわからない」という不安を持つ人もいるでしょう。

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