赤ちゃんの手押し車はいつから必要?メリットや選ぶポイントも
赤ちゃんによって歩き始める時期には差があり、1歳になる前に歩くようになる子もいれば、1歳半を過ぎてから歩く子もいます。歩き始めをサポートするにあたっては、その前兆を捉え、適切な方法で赤ちゃんの歩行を促すことが大切です。
この記事では、赤ちゃんが歩き始める時期・前兆から、歩行練習の事前準備・工夫ポイント、歩き始めをサポートするおもちゃまでをご紹介します。赤ちゃんの歩き始めをサポートしたいママやパパの参考になれば幸いです。
目次
1.赤ちゃんが歩き始めるのはいつ?
早い場合は、生後8〜9ヶ月ごろから歩き始める子もいます。また、1歳半を過ぎてから歩きを始める赤ちゃんもいます。
周囲の赤ちゃんが歩き始めたからといって、「我が子はいつから歩くのだろう」と焦る必要はありません。赤ちゃんは個々のペースで成長しています。歩き始める時期が多少前後しても過度な心配はいりません。無理に歩かせようとはせず、赤ちゃんの成長ペースにあわせましょう。
赤ちゃんが歩き始める前兆
赤ちゃんが歩き始める前兆として、次のような動作や兆候が見られます。
- 伝い歩きが上手になる
テーブルや椅子といった家具に手を添えて、少しずつ伝い歩きができるようになると、筋力がついてきていると言えます。伝い歩きに慣れてくると、壁に手をついて歩くのも上手になり、1人歩きをする日は近いと考えられます。
- 1人立ちができるようになる
赤ちゃんが自分の力で立ち上がろうとしている様子が確認できたときも、歩き始める前兆と言えます。家具に頼らずに体のバランスを保ち、1歩が出る日は近いでしょう。
このように、赤ちゃんが伝い歩きや歩き始める時期は1人1人異なるので、周囲と比べて心配する必要はありません。
2.赤ちゃんの歩行練習の事前準備
赤ちゃんの歩行練習を始めるにあたり、必要なこと・必要なものは次の3つです。
- 服
歩き始めの赤ちゃんは筋力が十分でないためバランスを崩すことも多く、動きにくい服だと転倒につながりかねません。裾の長いズボンやジーパン、ゆったりサイズの服は動きにくいので避けたほうが安心です。歩行練習には、体にフィットする伸縮性のある素材の服を選ぶとよいでしょう。また、歩行練習を始めるタイミングに合わせて、上下が別になった機能的な服を買いそろえるのもおすすめです。
- 靴
歩行練習において靴下は、フローリングだと赤ちゃんが滑って転ぶ可能性もないとは言えません。その点、靴は底がしっかりしていてバランスが取りやすいです。赤ちゃんが歩き始める時期に、ファーストシューズを購入する親御様もいるかもしれません。靴選びの際には、店舗で正確な足のサイズを測定してもらい、適切なサイズの靴をそろえた上で歩行練習を開始すると安心です。
- 練習場所
赤ちゃんの歩行練習をするときに心配なのが、転倒によるケガです。赤ちゃんが尻もちをついたり転んだりしてもケガをしないよう、フロアには柔らかいベビーマットやカーペットを敷きます。できるだけ広いスペースで歩く練習ができるのが理想ですが、歩き始めた赤ちゃんは行動範囲が広がるのであちこち動き回ります。テーブルをはじめとした家具の角にはコーナーガードをつけ、引き出しは開かないようにプロテクションをつけておくと安心です。必要に応じてベビーゲートを設置するのもおすすめです。
3.赤ちゃんの歩行練習の工夫ポイント3つ
赤ちゃんの運動能力の発育が気になる親御様もいますが、歩行練習は必ずしも行う必要はありません。それぞれの赤ちゃんのペースを見ながら、歩行環境を整え、無理のない範囲でサポートすることが大切です。
さっそく、赤ちゃんの歩行練習をする際のポイントを3つ解説します。
赤ちゃんの手を持って一緒に歩く
今までずりばいをしていた赤ちゃんが、体のバランスを均衡に保ち、2本の足で立つのは簡単なことではありません。最初は親御さまが赤ちゃんの両手を持ち、赤ちゃんの歩行をサポートします。
赤ちゃんの歩く速度に合わせて、近距離にあるおもちゃや親御さままで歩くことを目標にするのがおすすめです。
全身を使った遊びで歩行に必要な筋力を鍛える
赤ちゃんが1人歩きをするためには、バランスが崩れても耐えられるように筋力をつけることが重要です。親御様は、足腰をはじめ全身を使う遊びを積極的に取り入れて、赤ちゃんのスムーズな歩行をサポートします。
たとえば、赤ちゃんが伝い歩きでおもちゃを取りに行けるように声かけをするのもよい方法です。また、親御さまの足の甲にあたる部分の上に赤ちゃんの足を乗せ、背後から両脇を支えて好きなメロディに合わせて歩くといった、楽しみながら体を動かす方法もおすすめです。
歩行器や手押し車で歩く感覚を覚えさせる
赤ちゃんの歩き始めをサポートする道具としてよく使われるのは次の2種類です。それぞれには異なる特徴があります。
- 歩行器
一般的な歩行器は、ドーナツ型の車輪がついたテーブルの中央に、赤ちゃんの足を入れるための2つの穴があり、体を固定できる設計です。お座りができるようになるタイミングから利用でき、転倒の心配が少なく、自由に移動しやすいことがメリットです。ただし、歩行器の長時間使用は筋力の低下につながる可能性があります。
- 手押し車
両手で取っ手を握り、前に押しながら進める手押し車は、スムーズに最初の1歩が出やすいことが特徴です。視野が広がることで好奇心が刺激され、立って歩く楽しさを感じてもらうことにつながります。スピードの出しすぎはケガにつながるので、親御様がそばで見守りながらサポートすることが大切です。
※トイサブ!では伝い歩きができるようになったお子さまに手押し車をお送りしています。サイズの都合により歩行器の取り扱いはございません。
4.赤ちゃんの歩き始めをサポートするおもちゃ2選
これから歩き始める赤ちゃんには、遊びを通して楽しみながら成長していってほしいと願う親御様も多いのではないでしょうか。好奇心旺盛な赤ちゃんにとって、おもちゃは大変効果的な歩行サポートアイテムになり得ます。トイサブ!では、赤ちゃんの歩行練習にぴったりなおもちゃも取り扱っているため、ぜひ参考にしてください。
森の押車(いぬ)
日本の職人が丁寧に作り上げたMOCCOの手押し車は、赤ちゃんのたっちやあんよの練習におすすめのおもちゃです。前にしか動かない安全設計なので、赤ちゃんのつかまり立ちの練習や、伝い歩きを始めた赤ちゃんのあんよの練習を補助するおもちゃとして活躍します。
※トイサブ!では伝い歩きができるようになったお子様にお送りしています。このような大型の限られた時期に使用するおもちゃはトイサブ!で大変人気となっております。ぜひお試しくださいませ。
うちの赤ちゃん世界一 スマート知育ジム&ウォーカー
新生児のねんね期にはジムとして活躍。タイヤロックを外すとウォーカーに変身。伝い歩き~あんよをサポートするジム&ウォーカー。工具不要で折りたたみもできるため、必要なときだけ手軽に使うことができます。
立ち上がる際はストッパーで固定し、あんよの練習の際にはストッパーをはずしてお使いください。舐めても安心、角丸設計で安心・安全にお楽しみいただけます。
トイサブ!タイムスでは、0歳代の赤ちゃんにおすすめのおもちゃ10選を月齢別に紹介しています。こちらの記事も合わせてぜひお読みください。
まとめ
歩き始める時期は個人差があり、生後8〜9ヶ月ごろに歩く子もいれば1歳半を過ぎてから歩く子もいるので、周囲の子と比べて遅くても過度に心配する必要はありません。
赤ちゃんの歩き始めをサポートするには、服装や靴、歩行場所の準備が必要です。転倒によるケガのリスクを減らすには、動きやすい服装はもちろんのこと、フロアにカーペットを敷くなどの工夫が求められます。練習の際には、赤ちゃんの手を持って一緒に歩いたり、全身を使った遊びを取り入れたりするのがおすすめです。
また、赤ちゃんの歩き始めをサポートするおもちゃを用意するのも1つの選択肢です。トイサブ!では、知育玩具のスペシャリストが、お子さまに合わせたおもちゃをプランニングしています。伝い歩きができるようになったお子さまには手押し車もご用意しています。使う時期が限られている大型のおもちゃをサブスクリプションでお試しされてはいかがでしょうか。