知育とは?知育の意味・幼児教育で推奨される理由を解説
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乳幼児の子育てをしているママやパパの中には、「知育玩具」について興味をお持ちの方も多いでしょう。知育玩具は、幼稚園や保育園などの保育施設、幼児教室といった幼児教育の現場でも多く活用されています。年齢や月齢、発達段階に適した知育玩具があるため、家庭学習に取り入れる際には注意しましょう。
この記事では、男の子・女の子の両方が楽しく学べる知育玩具を年齢別に紹介します。知育玩具の選び方や期待できる効果、活用法なども併せて確認し、お子さまに適した知育玩具を選びましょう。
目次
おもちゃは、子どもが遊ぶためのアイテムですが、「知育玩具」とは、おもちゃの中でも知育を目的としたもののことです。知育玩具は次のような子どもの非認知能力を高める目的で開発されています。
知育玩具で養うことが期待できる主な能力
非認知能力についてはこちらの記事で詳しく説明しています。ぜひ合わせてお読みください。
知育玩具を選ぶ際には、子どもの年齢や月齢、発達に適した知育玩具を選ぶことが大切です。お子さまの年齢・月齢や発達に合わないものを選ぶと、効果が十分に発揮できなかったり、子ども自身が興味をもたなかったりする可能性があります。
多くの知育玩具は「○歳向け」のように対象年齢を設定しているため、年齢表示を参考にして子どもに合ったものを選びましょう。
子どもの発達は個人差が大きいため、知育玩具を選ぶ際には対象年齢を参考に、お子さまの発達度合いに合ったものを選びましょう。下記の表はあくまで「目安」として活用し、お子さまが当てはまらないからといって焦ることなく、お子さまに合ったおもちゃを選ぶよう心がけましょう。以下は月齢・年齢別の子どもの発達目安になります。
● 0歳0ヵ月
● 1~3ヵ月
● 3~6ヵ月
● 6~12ヵ月
● 1歳以降
● 2歳以降
● 3歳以降
● 4~6歳
ここからは、それぞれの月齢・年齢における発達目安を参考に、年齢別のおすすめ知育玩具について解説します。それぞれの時期に発達する能力や知育玩具の活用方法も確認し、知育玩具を最大限に活用しましょう。
0歳代は月齢によって発達度合いが大きく異なるため、使用している知育玩具の対象月齢が子どもの発達に合っているものかどうか、こまめに確認する必要があります。ここでは、「0ヵ月」「1~3ヵ月」「3~6ヵ月」「6ヵ月~12ヵ月」の各時期におすすめの知育玩具をチェックしましょう。
● 0ヵ月
寝ている時間が多く、視力が未発達の新生児期には、静かな音で優しく聴覚を刺激してくれるオルゴールがおすすめです。紐を引っ張ると音が鳴るものや、手巻き式のものなど、短時間で音が切れるようなタイプは「聴くための集中力」を育むのによいと言われています。
● 1~3ヵ月
仰向けの状態で見たり手を伸ばしたりといった遊び方ができるメリーや、軽量ラトルなど音が出るアイテムがおすすめです。子どもが小さな手で握りやすいものを選ぶことで、「握る力」や「振る力」などが培われ、自分で音を出す楽しさを感覚的に体験することができます。
● 3~6ヵ月
腕や足の動きが徐々に活発になってくる3~6ヶ月頃は、全身の感覚を刺激するベビージムがおすすめです。様々な色使いや素材、仕掛けが子どもの好奇心・探究心を養い、楽しく全身運動を促します。また、手や足で触れることで反応が返ってくるおきあがりこぼしもおすすめです。軽い運動を促し、倒すと音が鳴るという因果関係を体で感じることができます。
● 6~12ヵ月
ひとり座りやハイハイ、ひとり歩きができるようになる時期の赤ちゃんには、ドラムやベビーブロックといった、座って遊べる種類の知育玩具がおすすめです。叩くとメロディが鳴る電子ドラムは、お子様の「叩きたい」という気持ちを楽しく刺激し、沢山叩くことで自然と腕の力が鍛えられ、ハイハイに向けた体づくりにも役立ちます。
また「箱から何かを取り出したり、入れたり、投げたり」といった一連の動作が安全に楽しめるベビーブロックは、積み木で遊ぶ前の練習として、また親子で一緒に積み崩し遊びが楽しめるおもちゃとして人気があります。
1歳を過ぎるころにはひとり歩きをし始める子も増え、視野が広がることによって環境からの刺激を多く得られるようになります。触感や視覚、聴覚など、様々な感覚を刺激するような知育玩具を選ぶとよいでしょう。
上記の知育玩具は、手指が器用になり始める1~2歳ごろのお子さまの好奇心を刺激し、集中力や知覚の発達を促すことができます。特に「親指・人差し指・中指を使ってものをつまむ」という動作を意識した遊びに取り組むことがおすすめです。また、カラフルなものは、色への興味を引き出し色彩感覚を養うこともできるでしょう。
2歳ごろには自我が芽生え、「自分でやりたい」という気持ちが強くなるとともに、料理や掃除など、大人の行動を真似したがる時期でもあります。そのため、大人がそばで補助しながら、子どもが主体的に遊べる知育玩具を選ぶとよいでしょう。他者とのコミュニケーション能力も少しずつ発達し始める時期であるため、やりとりを経験する遊びもおすすめです。
おままごとアソートなどのごっこ遊びができる知育玩具では、ものを何かに見立てる力とともに、発想力や他者とのコミュニケーション能力を高めることが期待できます。クーゲルバーン型スロープトイや組み立てレール、積み木など手と目が連動した遊びは、知覚の発達を促し、創造力や意欲、やり遂げる力を培うことができるでしょう。
3歳ごろは着替えを自分でやりたがるなど、自分のことをする意欲が発達し、言語能力や語彙力、運動能力が著しく発達する時期です。数字や文字を認識し、興味・関心をもつ子どもも多いため、ひらがなやアルファベット、数字を扱ったアイテムを活用するとよいでしょう。
創造力やものを組んで展開を考える力の発達をサポートできるようなブロック遊びなど、自分で考えて組み立てる遊びもおすすめです。
マグネットブロックは、マグネットがついた三角形や四角形、五角形など様々な形を使って組み立てて遊べる玩具です。図形の規則性や特徴を活かした組み立て方を考えるなど、思考力や想像力、記憶力を養えるでしょう。
また、ひらがな積み木では、文字とともに言葉(単語)を、数字を学べる知育玩具では、数字とともに数量の概念を学べるものがおすすめです。わかりやすい絵が描かれたものなどを活用しましょう。
4~6歳ごろになると、保育園や幼稚園での集団生活の時間も増え、社会性やコミュニケーション能力が発達します。ルールを理解したり課題を解決したりする力も身に付いてくる時期であるため、思考力を刺激し、やり遂げる力・意欲を引き出す知育玩具がおすすめです。
パズル型ボードゲームでは、ゴールを設定して道などを組み立てるというルールの遊びができます。論理的な思考力や集中力を養えることに加えて、親子、またはお友達と一緒に遊ぶことで思いやりの心を育むこともできるでしょう。
生物の観察や天体の観測など、科学的なものに興味をもっているお子さまには、幼児用顕微鏡や望遠鏡といった理科教材と関わりを持つこともおすすめです。知的好奇心を満たしつつ、今後の学習につなげることもできるでしょう。
また、カードゲームは家族全員で遊べるような簡単なルールがあるものがおすすめです。順番を守ることや、感情のコントロール、思考力などを遊びを通して自然と身につけることができます。
就学前の時期は、生きるために必要な能力の基礎を育てるために重要な時期でもあります。自宅で知育を行う際には、子どもが遊びを通して楽しく学べる知育玩具を準備しましょう。
知育玩具は年齢や月齢、成長段階によって適したものが異なるため、発達状況に合わせて定期的に見直しを行う必要があります。見直しの判断やタイミング、知育玩具選びにお悩みの方は、ぜひ知育玩具のサブスクリプションサービス「トイサブ!」の利用をご検討ください。
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