1歳児におすすめの室内遊び24選!準備なしでできる遊びや、室内遊びのねらいをご紹介
手や足を使って様々な素材の感触の違いを楽しむ「感触遊び」は、0歳からできる知育遊びの一つです。本記事では、感触遊びとはどのようなものなのか、なぜ赤ちゃんに感触遊びをさせると良いのかを解説します。また、手が汚れにくい素材を使った遊び方や、0歳~1歳におすすめの感触遊びができるおもちゃもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1.感触遊びとは
感触遊びとは、サラサラ、ふわふわ、ぐにゃぐにゃ、べたべた、くしゃくしゃといった感触の違いを楽しむ遊びのことを指します。
水、新聞紙、スポンジなどの身近な素材を活用することで、指先の感覚を育んだり、想像力や思考力を高めたりすることができる知育遊びの一つです。
2.赤ちゃんに感触遊びをさせるメリット
なぜ赤ちゃんに感触遊びをさせると良いのでしょうか。感触遊びの主なメリット3つをご紹介します。
- 指先や手の運動を促す
- 想像力や思考力が高まる
- 五感を育む
指先や手の運動を促す
感触遊びでは、楽しみながら「握る」「つまむ」「離す」「引っ張る」「破く」など、指先や手の運動を促すことができます。こういった運動は、赤ちゃんが手指をスムーズに動かせるようになる手助けをします。
想像力や思考力が高まる
感触遊びをするにあたり、赤ちゃんにとっては、「初めて触る」物も多いでしょう。感触遊びをすることで様々な触感の経験を積むだけでなく、新しい物を見たときに「これはどんな手触りだろうか」といった想像力を働かせることができるようになっていきます。触感遊びを繰り返すことで自分の身の回りの物へ興味関心を持つようになり、想像力や思考力が高まっていきます。
五感を育む
五感とは、味覚、聴覚、嗅覚、視覚、触覚の5つの感覚を指します。赤ちゃんの未発達な五感は、成長していく過程で様々な刺激を受けて発達してきます。感触遊びは、自分の手で触れ、物の形の変化や音を楽しむことができます。場合によっては匂いを感じることもあるでしょう。そういった行動を通し、触覚だけでなく、視覚や聴覚、嗅覚などが育まれていきます。
3.手が汚れない感触遊び3選
ここでは手が汚れにくい3種類の感触遊びをご紹介します。どれもご自宅で簡単に手に入る素材ばかりですので、おうち遊びの一つとしてぜひ取り入れてみてください。
スポンジ遊び
用意する物は、新品のスポンジです。スポンジは柔らかいものを選び、握りやすいように赤ちゃんの手のひらくらいのサイズに切ります。スポンジの切り方は、さいの目や棒状など色々な形を用意すると、形の違いや握りやすさの違いなども楽しめます。
始めは乾いたスポンジで遊んでみて、次のステップとしてスポンジに水を含ませてみましょう。握ったときの感触や重さが変わるだけでなく、握ると水が出てくるという変化も楽しめます。
スポンジは握ることで小さくなるため、赤ちゃんが口に入れやすくなります。赤ちゃんがスポンジを誤飲をしないように、ママやパパはしっかりと見守るようにしてください。
プチプチ遊び
用意する物は、「プチプチ」と呼ばれる「気泡緩衝剤」です。月齢が小さいうちは自分の力でプチプチを潰すことが難しいかもしれませんが、床に敷いて上をハイハイしたり、歩いたり、寝っ転がったりすることで、手のひらだけでなく足の裏や全身でプチプチとしたの感触を楽しめます。また、プチプチを丸めてボールを作るのもおすすめです。掴んだり投げたりすることで、普通のボールとは違った音や感触を楽しむことができます。
水のお手玉遊び
用意する物は厚めのビニール袋です。水をいれて口を堅く結んだら出来上がり。タプタプ、ふにゃふにゃの触感を楽しめます。水か漏れないようにビニール袋は二重にしておきましょう。水に食紅を入れるとカラフルな水のお手玉が作れます。氷水やぬるま湯を入れて温度の違いを楽しんだり、ビニール袋に顔を書いたりと、様々なアレンジで遊んでみてください。
4.感触遊びにおすすめのおもちゃ3選をご紹介
感触遊びができるおもちゃ・知育玩具を、知育のプロであるトイサブ!おもちゃプランナーが3つ選んでご紹介します。
One Two Squeeze Blocks
ギュッと握ると音がなるこのソフトブロックには、動物や数字など、60種類もの絵柄が描かれています。小さな手で握りやすく、お口に入れても安全です。絵柄を触ったり、握ったりしてぜひ遊んでみてください。
カシャカシャ布えほん カラフルちょうちょ
すべてのページから赤ちゃんが大好きなカシャカシャ音が聞こえる布絵本です。鮮やかな色使いとかわいらしい絵が赤ちゃんの興味を引き付けます。カシャカシャして遊んだり、リンゴのはがためをニギニギしたり、音や感触の違いを楽しめます。
5.感触遊びをする上での注意点
感触遊びをする際は、以下の2点に注意してください。
- アレルギーに気をつける
- 誤飲に気をつける
アレルギーに気をつける
感触遊びの中には、小麦粉のようにアレルギーの原因となる食材を使った遊び方が紹介されている場合があります。口に入れるだけでなく、触っただけでもアレルギーを引き起こすこともありますので、アレルギーの有無が明確ではない食材を使用した感触遊びは絶対に避けてください。プチプチなどの梱包材を使用して遊ぶ場合は、梱包されていた商品に対するアレルギーの有無も必ず確認するようにしましょう。
誤飲に気をつける
感触遊びは素材を握ったり破いたりすることで口に入りやすい大きさになってしまうことがあるため、誤飲のリスクが高くなります。特に0歳児は何でも口へ運んでしまう年頃なので、遊ぶ際は絶対に目を離さないように注意してください。
また、例えば遊びの中で色付けを行いたいときは絵具ではなく食用の色素を使用するなど、万が一口に入れてしまった場合でも安全な材料を使用するようにしましょう。
まとめ
身近な素材で楽しく遊べる感触遊びは、指先や手の運動になるだけでなく、五感の発達や思考力、想像力を養う手助けとなります。0歳からでも楽しむことができ、室内遊びにピッタリです。
準備が大変という方は、今回ご紹介したトイサブ!の感触遊びができるおもちゃでぜひ遊んでみてくださいね。