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日本 | 埼玉県

トラーナスタッフより

デザインも質も、「オリジナル」にこだわりがありがあるこまむぐさま。
高級木製玩具のお店で取り扱われているのを見たことがある方もいるのでは。プレゼントにもおすすめのメーカーさんです。

「遊びの柱」から広がる子どもの可能性

子どもが本来もっている自由な発想を促すために「様々な遊び方のできるおもちゃ」がいいと思います。では様々な遊び方とは?この言葉を聞くと複数個の遊びが用意された多機能なものを想像されるかもしれません。しかし選択肢の多いおもちゃは時として遊びの的が絞れずに、結果として遊びの消化不良になってしまうこともあるように感じます。

様々な遊び方ができるおもちゃとは、基本となるシンプルで明確な遊びが一つ備わっているおもちゃではないでしょうか。その遊びをもとに子ども自身が考え、その結果自然に発展していくということが大切であり、多くの機能はそれほど重要ではないように感じます。
私たちはこの基本となるシンプルな遊びを「遊びの柱」と呼んでいます。この柱が多くの子どもにとってより明確で、より魅力的だと感じてもらえるおもちゃ作りを。またこの柱を中心にして木が枝分かれするように、様々な方向へ遊びが広がっていく可能性を秘めたおもちゃ作りを心がけています

未来を担う子供たちが相手!自信と誇りのある2つのオリジナル

私たちの作るおもちゃは全てオリジナルです。おもちゃのオリジナルは2通りあり、1つは「デザインのオリジナル」。もう一つは「遊びのオリジナル」だと考えます。「デザインのオリジナル」とは世に多く広まっているオーソドックスなおもちゃ(積木・グリップカー・プルトイなど)のデザインを新たに考えたものです。「遊びのオリジナル」とは、まだ世に出ていない全く新しい遊びや動きのあるおもちゃを開発することです。

私たちがオリジナルにこだわる理由は、自分たちのおもちゃ作りに自信と誇りを持っているからです。真似や似せたものであっても子どもは遊んでくれますが、それでは純粋に楽しんでいる子どもたちを前に胸を張っていられません。今までにない物を生み出すことも、それを広めることも非常に難しいですが、おもちゃ作りが未来を担う子どもたちを相手にした仕事である限り、自信と誇りを持ったモノ作りを続けていかなければならないと感じています。

バックボーンは川口のモノ作り

埼玉県川口市。地場産業として鋳物が盛んなモノ作りの街で、2003年にこまむぐは誕生しました。開業者でもある代表・小松の実家は川口で50年の歴史を持つ木型の町工場です。小松自身も開業前は木型作りに携わり職人としての下地を培ったことから、川口のモノ作りが現在のこまむぐのバックボーンとなっています。

木型に限らず。世界にも通用する、丁寧で美しい日本のモノ作りを私たちは誇りに思っています。地場産業からの転身で川口から世界へ。モノ作りの街で育まれた確かな技術とマインドは、木型からおもちゃへと形を変え、次世代を担う子どもたちに受け継がれています。

私たちは現在、100年先にも持続可能な企業づくりを目指し、理念のもと10年ビジョンを作成し活動を行っています。数ある課題の中から、特に外部環境・労働環境の2分類への取り組みには力を注いでいます。FSC認証材や国産材の積極的な使用。また、残業0や女性の働きやすい職場作り。工場見学やワークショップの開催など。
10年後、100年後にも豊かな緑、技術の承継、社員の幸せを。今できることは小さな取り組みですが、一つ一つが未来への種まきだと思い、全社的に使命感を持って取り組んでいます。